☆NUMBER GIRL時代の曲や、元メンバーの活動について書いています。
猫町音頭 #88(bloodthirsty “half” butchers)
2010.4.10 タワーレコード新宿店 7Fステージ
 
 何度聴いても飽くなき魅力の新しいアルバム『NO ALBUM 無題』の発売を記念して、メンバーの吉村氏&チャコちゃんの2人によるアコースティック・ライヴという貴重なイベントがタワレコで行なわれました!
 購入者優先入場の無料イベントでしたが、楽曲の良さと歌の力を再認識させられる素晴らしいイベントでした(^o^)
 
 1. 散文とブルース
 2. 僕たちの疾走
 3. black out
 4. デカダン〜I’m so tired〜
 5. ocean
 6. フランジングサン
 
 スタッフの紹介で、大きな拍手と共に登場した2人。吉村さんは、「緊張してます」と言って照れ笑い。チャコちゃんと眼で合図してライヴスタートです。
 生ギター2本だけなので、曲がまさに「裸のままの姿」で突き刺さってくる感じで、ギターを弾く指先とヴォーカルやコーラスの一音一音に神経を研ぎ澄まして眼を凝らし聴き入っちゃいました!
 どの曲もアコースティックならではの魅力に溢れる演奏でしたが、個人的に一番ビックリして感動したのが「まだバンドでもやってないんだよね。だから今日初めてやります」みたいなコメント後に披露された『デカダン』。ずっしりしたベースラインとザクザクしたリズムをベース&ドラムスなしで叩き出し、かつ2本のギターが絶妙に絡み合い最高でした☆
 寄せては返す波の雰囲気がアコギで強調された『ocean』も含め45分間のライヴでしたが、無料だったのが信じられないぐらい充実した貴重な時間を共有できました♪
猫町音頭 #87(bloodthirsty butchers)
2010.3.24 渋谷 NHKふれあいホール
 
 好きなバンドのライヴなら、多少チケ代が高くても他を我慢して参加する覚悟はありますけど、やっぱり安いに越したことはないですよね。もし、好きなバンドのフリーライヴがあったとしたら、めっちゃラッキーですけど、そうそうにはないものです。
 ところが先日、そんな幸せが実現しました!しかもブッチャーズのワンマン!―――それはNHK-FMの番組“ライブビート”の公開収録ライヴ。その昔、上京間もない頃のNUMBER GIRLとブッチャーズが対バンした伝説の番組ですが、今回の収録日は冷たい雨が降りしきる寒〜い夜。開場前に入場順を決める抽選があり、ギリギリで最前をゲットしたものの、ホールだから固定の椅子席。客席には、普段のBTBライヴでは見掛けない年配の方も多く、「唯一残念なのは立てないことだな…」って思ってたら、前説に出てきた制作スタッフから「立って応援していただいて構いません」というオコトバ!わ〜い、もちろん立たせて頂きました〜(^o^)
 
 1. 3月
 2. 8月
 3. 散文とブルース
 4. 僕たちの疾走
 5. ノイズ
 6. ファウスト
 7. プールサイド
 8. nagisanite
 9. ocean
 10. フランジングサン
 EN. JACK NICOLSON
 
 ライヴ中に吉村さんも「10曲やったからワンマンみたいなもんだよね」とか言ってましたけど、まさにその通り!「オープニングアクトもゲストもない」という物理的な意味じゃなく、ホールでの公録だけど気分はライヴハウスって感じのマジで熱い演奏が繰り広げられました♪
 天下のNHKスタジオで、しかもFMの収録だから音響への気配りが行き届いてるのは当たり前なのかもだけど、なんか音の響きがめっちゃクリアーなんです!だから、立ってるし身体は動いてて気分はライヴハウスなんだけど、耳から入ってくる音は、でっかいお屋敷のリスニングルームで超高級機器を使って巨大なスピーカーで聴いている(←って、そんな体験ないけどね)みたいに繊細なのね!うん。だから、普段とはまったく違ったライヴ体験だったんです。
 この度リマスター同時発売となった『kocorono』から2曲、新しいアルバムから3曲やった後の『ファウスト』は、音響のクリアーさも手伝って、より曲の力強さが印象付けられ新鮮でした。
 その後、吉村さんは「水つながりで、なんていうか“水3楽章”みたいなのをやってみようかと思って…」みたいに言って『プールサイド』へ。そこから『nagisanite』という流れもGood!
 初めて聞いた時からシンフォニーみたいな気がしてた『ocean』は、こんなホールで体験すると独特な交響楽感覚も味わえて、身体に染みる素晴らしい演奏でした♪
 再登場した吉村さんは「時間も時間だから1曲だけやって終ります」と言って、渾身の『JACK NICOLSON』を演奏。もちろん汗だくで踊っちゃいました(^o^)
 
 よく考えると、新しいアルバム発売後初めてのライヴがこの日だったんすよね!そんなライヴを無料で体験できたなんて、まぢラッキー!―――そんな幸せに浸りながら、帰宅後改めて乾杯しました☆
猫町音頭 #86(bloodthirsty butchers)
2010.2.26 渋谷 O-nest
 
 今年初めてのブッチャーズ・ワンマンは、バンドの自主企画イベントである“official bootleg”の記念すべき20回目!この日、バンクーバー五輪のフィギアスケート女子では浅田真央選手が惜しくも素晴らしい銀メダルを獲得しましたが、一方のブッチャーズは文句なしの金メダルの超最高なライヴをしてくれました♪
 
 1. フランジングサン
 2. 襟がゆれてる。
 3. 散文とブルース
 4. black out
 5. ノイズ
 6. プールサイド
 7. ALLIGATER
 8. discordman
 9. 僕たちの疾走
10. 幼少
11. アハハン
12. ocean
EN1. 12月
EN2. 2月
EN3. ギタリストを殺さないで
EN4. JACK NICOLSON
EN5. 時は終わる
 
 ファンの方々なら以上のリストを見て頂ければ、どんなに凄いライヴだったか説明不要かも。とにかくすんごく充実した内容の濃〜いライヴだったんです☆☆
 3月10日にリリースされる新しいアルバム『NO ALBUM 無題』から7曲。しかも、おそらくライヴでは初めてと思われる『ノイズ』『幼少』を披露。それ以外の選曲でも、かなり久しぶりの名曲『襟がゆれてる。』を序盤で演奏し、中盤では哀愁の『プールサイド』から爆走する『ALLIGATER』へとつなぎ、最後の最後を圧倒的な迫力と重厚なサウンドの『時は終わる』でドラマティックに締めくくる。まさに「キラーリスト」とも呼べるだろう内容でした♪♪
 あんま素晴らしかったので、今回はこれ以上個々の演奏について書かないことにします。ライヴに参加出来なかった方は、曲順に思い浮かべて頭の中で再現してみて欲しいけど…、ライヴってそうもいかないから、ぜひぜひ次回のライヴは参加しましょ〜う!
猫町音頭 #85(toddle, BEYONDS)
2009.12.26 渋谷 O-nest
 
 本年最後のtoddleライヴは、主催イベントの“World Wide Waddle”で、今回はBEYONDSを迎えての2マン!年末の締めにふさわしい素晴らしい対バンが渋谷で繰り広げられられました♪
 
 まずは、BEYONDS。ライヴに参加するのはめっちゃ久しぶり。…てか、体調不良でギターの岡崎さんが抜け、新しく中川暁生さんが加わってからは初めてでした。
 ライヴは、バーフロアでの物販でメンバー自ら売っていた2枚のデモCD(2009.8.27)に入ってる最近の曲と、以前のアルバムからの曲など織り交ぜて全10曲。
 新しい曲たちは、鋭いキレと独特のドラマティックな展開で素晴らしかったけど、既存の曲もアレンジが変わったり、濃厚なスパイスが付いたりで新鮮!しばらくライヴに参加できなかったことが悔やまれる充実の演奏でした!
 相変わらず腰が低い谷口氏の熱いメッセージも健在で、もちろんヴォーカルもペットも良かったし、テッキンさんのベースはビートが効いてるし、黙々と狂ってる中川さんの音も挑発的だし、久しぶりに見たアヒト君のドラムスも最高で、ほんと楽しかった〜♪
 
 そして、toddle―――。なんたって自主企画だからね〜、『I Dedicate D Chord』から始まって、アンコールも含めて14曲たっぷりやってくれました!
 音源未発表の新曲も次々に出来上がり、そん中で一番古い『古新曲(仮)』から最近の『超新曲(仮)』、さらには東京では始めて披露するという最々新の『みのる(仮)』まで5曲を演奏。どれも楽しくて熱くて素敵な曲ばかり♪
 曲間のアットホームなムードと演奏の熱さのギャップもtoddleの魅力だと思うけど、この日の中盤『Gulp It Down』から『超新曲(仮)』まで4曲ノンストップで演奏した激熱さとかマジ凄かったっす☆
 さらにこの日は、めったにないアクシデントが…。11曲目『最新曲(仮)』の演奏中、終盤でいきなり音響電力が落ちてアンプからの出力が不能状態に(x_x);!しかし、すぐ復旧しフロアからのリクエストもあって、もう一度最初から演奏することになります。でも、その演奏がめっちゃ良くて、アイコンも「2度目の方が上手に出来たから良かった」だって(笑)。
 最初のアンコール曲『Wind Chimes』で、「Fu〜u〜u〜u〜」っていうコーラス部分を江崎さんとウッチーが楽しそうにハモってたのが印象的でした(^o^)。
 
 ライヴは、BEYONDSもtoddleもすんごく良かったし、終演後久しぶりに話したアヒト君もニコニコしてたし、toddleもメンバーもみんな楽しそうに話してくれたし、本当に最高の夜でした♪☆♪
 
猫町音頭 #84(bloodthirsty butchers)
2009.12.24 渋谷 CLUB QUATTRO
 
 今年は例年に比べてライヴが少なかった気がするブッチャーズでしたが、年内最後を素晴らしいライヴイベントで締めくくってくれました!
 少年ナイフとの共同企画“SPACE bootleg X’MAS TOUR”で、大阪・名古屋に続く3Days最終日の東京では、ゲストにサンボマスターを迎えて熱いイヴの夜となりました。
 
 フロアに集まった人々への感謝の気持ちがみなぎるマジで熱々のサンボ、とにかくメンバーが楽しそうで思わず笑って踊っちゃうナイフに続いて、ブッチャーズ登場!
 まずは、来年3月に発売が決まった新しいアルバムから『フランジング・サン』を皮切りに3曲続けて演奏!
 吉村さんは、水割りを飲みながらフロアに集まった人々に「今日はこんな日に来てくれて、ほんとありがとう」と嬉しそう。(この日、何度も何度もそう言ってました。)
 そして、元気の出る『JACK NICOLSON』、すんごい迫力の『さよなら文鳥』、ジ〜ンと来ちゃう『2月』と続けて演奏。1曲1曲がズシンと身体に来ます☆
 その後、「この曲を作るために2年間過ごしてきた」みたいなコメントをして、新曲『Ocean』を披露。静かに寄せた波が、しだいに荒波となり、うねり上がって、また引き潮になって去っていくような感じで、宇宙を感じさせる壮大なスケールの曲でした☆☆!
 こんな曲まで入ってるNew Albumの発売が、マジ楽しみ♪―――この曲で本編は終了。
 アンコールに応えて登場した吉村さんは、ステージにNaokoさん(少年ナイフ)とアイコン(toddle)を呼び寄せて、二人にヴォーカル&コーラスを取らせナイフの『ロケットにのって』を演奏。みんなめっちゃ楽しそう(^o^)
 そして二人のゲストは去り、最後は『banging the drum』で締め!エンディングは名残を惜しむかのように何回も何回もリフレインされ、イヴの夜を熱く飾って去って行きました。
 
 また来年も、熱いライヴをよろしくお願いします!

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Last Updated: 2014/6/5 Thu.