☆NUMBER GIRL時代の曲や、元メンバーの活動について書いています。
猫町音頭 #103(bloodthirsty butchers)
2011.6.6 新宿 red cloth
 
 大震災で延期された公演の中でも、滅多にないだろう稀少なライヴの振替公演がありました。bloodthirsty butchersとBRAHMANの2マンで、しかもキャパ200人程度のハコというレアレアなイベントです♪
 演奏のハンパない迫力と切実な感情が籠もった深い表現を伴った熱唱に圧倒されたBRAHMANのステージに続いて、そのフロントマンであるTOSHI-LOWからライヴ中に「(音楽だけでは食っていけないらしい状況に)…ブッチャーズがいなかったら、たぶんeastern youthもNUMBER GIRLもハイスタもいなかったんじゃないか…。もっともっと評価されていいと思う」と熱いリスペクトを送られたbtbの登場です。
 
  1. 散文とブルース
  2. B2
  3. フランジングサン
  4. ファウスト
  5. 1.2.3.4
  6. curve
  7. ocean
  8. サイダー
 EN. JACK NICOLSON
 
 ライヴは、レアな対バンだからといって特別仕様の選曲をするとかではなく、まさに現在進行形のブッチャーズを直球で投げ込んでくる構成になっていました。
 こういう時期なので、なんとなく復興へ向けて立ち上がる曲みたいに感じた力強い『散文とブルース』の後に、ちょっとだけ久々な『B2』をやったんですが、そのエンディングが物凄かった!それぞれのメンバーが空気を読みあいつつ「これでもか!」と言わんばかりに延々とリフを繰り返したんですけど、少しずつ変化しながら昇り詰めていく熱気溢れる演奏に息を呑んで引き込まれました。
 まったく色褪せることない名曲『ファウスト』に続いて、最近の曲ながら演奏機会が少なかった『1.2.3.4』をやった後、吉村さんは先ほどのTOSHI-LOW発言に応えるコメントをしてから「ブッチャーズの未来である彼女が歌います」みたいにチャコちゃんを紹介して『curve』へ。
 そして、思わず自分の中で大震災以降の時間と重ねてしまったドラマティックな『ocean』と、シンプルながら後奏部分にブッチャースならではの粘り腰が光る新曲『サイダー』にて本編終了。
 再登場後、改めて振替公演実現への感謝を述べて『JACK NICOLSON』を演奏し、ステージを去っていきました。
 
 レアな顔合わせというだけじゃなく、どちらのバンドからも「とにかく生き残った俺らが今を精一杯生きなきゃ」みたいな音のメッセージを貰った気がする素晴らしいライヴだったです☆☆
 最後になりますが、ステージに登場してきた時、俺を見付けて自ら手を伸ばし「おう、来てたか!よろしくなっ」って感じでハイタッチ(ステージの方が高いからロータッチだけど…)してくれた吉村さんに感動しました!どうもありがとうございました!
猫町音頭 #102(toddle)
2011.5.14 タワーレコード新宿店 イベントスペース
 
 前日に4年ぶりのワンマンライヴを行ったtoddleが、今度はタワレコのインストアイベント(購入者限定サイン会付き)でセミ・アコースティック・ライヴを行いました。
 セミって書いたのは、ベースとアイコンのギターはミニアンプにつないでエレクトリックだったからでして、チャコちゃんはアコギ、ウッチーさんはスネアとミニシンバルのみでした。
 スタッフが紹介して呼び込むと、メンバーが登場してラフにスタンバイ。軽い挨拶の後、演奏が始まりました。
 
 1. chace it
 2. thorn
 3. shimmer
 4. minimal
 
 セミアコ仕様だと、アンプは使っていても音が小さいので、その分ヴォーカルが際立って聞こえます。なんかこんなにクリアーに歌が聴けたのって初めてっぽくて、めっちゃ新鮮でした!
 女性2人を中心に、ワンマンツアーの告知などと同時に、店内のイベントエリア外にいる買い物客様たちに向けて「名前だけでも覚えて帰ってくださ〜い」とアピールする場面もありましたよ(^_^)
 途中で、ウッチーさんがワンマンで眼鏡が飛んでガムテを貼った話が出ましたが、その前振りを受けて4曲目の最後には、わざと眼鏡を飛ばすサービスもありました(笑)。
 
 ライヴ終了後のサイン会には、長い列が出来てましたが、並んで座ったメンバー4人は一人ひとり丁寧にサインしていました。(一度CDにサインを貰ってから再び並んで、今度は持参したマイギターにサインしてもらう熱心な女性ファンもいました!)
猫町音頭 #101(toddle)
2011.5.13 渋谷 O-nest
 
 ついに4年ぶりのアルバムが発売になり、それを記念してレコ発ワンマンライヴが開催されました!やった〜♪
 なんと、ワンマンもこれまた4年ぶりなんだそうで、登場したメンバーも緊張&興奮気味でスタートしましたが、前回のワンマンより多い全19曲に及ぶ充実した内容のライヴが展開されました!
 
  1. eraser
  2. shimmer
  3. chace it
  4. melancholic blvd.
  5. Recollection
  6. a sight
  7. madrigal
  8. arpeggio
  9. thorn
  10. Gurp It Down
  11. Dawn Praise the World
  12. barley-break
  13. Sack Dress
  14. wagtails
  15. ghost
  16. cast away
  17. minimal
 EN1. Wind Chimes
 EN2. Colonade
 
 前半は「この前下北沢で初めてやったから2回目だよね」という『melancholic blvd.』などを含め新しいアルバムの曲が中心の内容。8曲を終えて、「普段ならこの辺でおしまいなのに、今日はまだまだあるね」と嬉しい悲鳴が(^_^)。
 後半も、まだライヴ経験が少ない『ghost』など含めて進行し、3枚目の収録曲は本編で全て演奏されました!
 
 演奏以外でも、チャコちゃんの芸人物真似があったり、新しいTシャツを宣伝するアイコン&チャコの掛け合いがあったり、ライヴ中にウッチ〜さんの眼鏡が飛んで、それを防ぐために白いガムテで直接固定する愉快なシーンがあったり(「こんなにガムテープの似合う人っていないね」とアイコン)、江崎さんがベースを天井に貼り付けて去るパフォーマンスがあったり、とにかく盛り沢山の内容でした♪
猫町音頭 #100(LAMA)
2011.4.27 渋谷 WWW
 
 小さい身体に凄いパワーを秘めたギタリスト・田渕ひさ子を体験できるバンドがbloodthirsty butchers、toddleに加えて新たに誕生しました!その名は、LAMA。
 元スーパーカーのナカコー&フルカワミキの二人を中心に立ち上がったバンドで、もう一人のメンバーは牛尾憲輔(agraph)さんであります。
 
 その初ライヴが、この日行われました―――。牛尾氏は、現在ドイツにいるとかで、なんとネット中継での参加。ステージ上にモニターが置かれ、ライヴ中にもイジられながら(笑)、同時生競演という珍しい初ライヴとなりました。(対バンは、NUMBER GIRLで一緒だった向井さんのユニット=KIMONOS!)
 シンセサイザーが作る幻想的な空気をチャコちゃんのギターが引っ掻き回してるような独特の世界が展開されました。
 ミキさんによると「見切り発車」状態のため、まだ曲が少ないとのことで、この日はトリながら演奏したのは5曲。アンコールに応えて再登場した後も、「そういうわけなんで…」みたいに言って再び最初にやった曲を演奏。
 牛尾氏が帰国後に本格的に曲を作ってアルバムも出すと言ってましたが、今後が楽しみで〜す(^o^)
猫町音頭 #99(toddle, bloodthirsty butchers)
2011.4.24 渋谷 O-nest
 
 悲しい大震災の影響でアーティストの来日が延期になった関係で、今までありそうでなかった奇跡の組み合わせによるライヴイベントが開催されました。―――toddle vs moools vs bloodthirsty butchersという対バン!凄いっすよね、これ。うん、凄い。
 
 トップバッターはtoddle。4年ぶりとなる新しいアルバムの発売を前に、なごやかなムードと激しい演奏が交差するステージが展開されました。
 今までの4曲に3rd『the shimmer』からの5曲を加えた全9曲で、レコ発ライヴが待ちきれなくなる内容(^o^) 。2店舗で開催予定のインストアライヴと共に、発売日にネット配信される予定の「アルバム聞きながら飲もう」みたいな企画があるっていう告知も。
 続いて、toddleのドラムス=ウッチーさんが居残りで、mooolsのステージ。酒井さん相変わらずの緩くてトボけたトークに、場内は大爆笑でしたが、演奏はスローとスピーディーを織り交ぜた独特の世界を存分に展開してくれました。
 最後に登場したのがbloodthirsty butchers。チャコちゃん以外のメンバーは、かなりリハ終わりから時間が経ってるから、もしかして待ちくたびれちゃったかもしれないけど、もちろんライヴは、そんなこと感じさせない迫力でした。
 珍しかったのが、インスト曲から流れで入る形で『時は終わる』をトップに持ってきたこと。大好きながら序盤に演奏されると一瞬ビックリしましたが、逆に「終わりじゃなくて、これから始まるんだ〜」って思ったら嬉しくなりました(^o^)
 ちょっと久しぶりの『nagisanite』『プールサイド』『地獄のロッカー』など含め8曲の本編をやった後、アンコール曲で『デカダン』と『アハハン』を演奏してライヴ終了。
 
 そうなかなか今後もあるかわからん素敵な親戚3バンドによるイベントは、めっちゃ充実してて、身も心もポカポカになりました♪

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Last Updated: 2014/6/5 Thu.