☆NUMBER GIRL時代の曲や、元メンバーの活動について書いています。
猫町音頭 #113(bloodthirsty butchers)
2012.1.27 渋谷 WWW
 
 アーティストが自身の発表したアルバムを収録曲順どおりに演奏して再現するというHMV主催の新しいライヴイベント“HMV GET BACK SESSION”―――。その第1回にbloodthirsty butchersが『未完成』で登場です!
 こういう企画ですから、当然どんな曲順で演奏されるかはわかってるんですけど、それが逆に緊張感になって、始まる前からドキドキしてました。
 
 そして、もちろん『ファウスト』から始まったんですが、ギター2本が探り合うような導入部が普段よりも長めでゾクゾクするほど素敵でした♪ドラムスが加わってからの本編もメンバーの気合いが漲る素晴らしい演奏に圧倒されました!
 このアルバムの収録曲で、『ファウスト』の他『ソレダケ』と『プールサイド』以外の5曲は、少なくともここ5年間のライヴで演奏されることが極めて稀な曲なので、そういう意味でも楽しみだったんですが、ライヴで体験したそれらレア曲は、想像以上に凄かった!うん、当たり前かもしれないけど、音源では実感できない音の迫力と楽器の絡まる「うねり」みたいな感じは、ライヴならではの物で、てかライヴで体験して初めて曲の持つ本当の魅力がわかった気がしました。
 ライヴの最終盤に、吉村さんは企画に誘われた経緯を語り「俺の性格だから、素直にハイそうですかって感じじゃなかったんだけど、そういうことなら『未完成』をやりたいって言った。そしたらポカンとしてたよ」みたいな話をしてましたけど、数あるアルバムの中からあえて『未完成』を選んだ「クソッタレ精神」が、なんとなくわかったような気がしました。
 そして、アルバムのラストトラック『△』終盤では、それぞれの楽器がこれでもかと言わんばかりにエネルギーを放出し合って、物凄い濃厚な演奏を叩き込んでくれました☆
 
 アンコール曲で、大好きな『時は終わる』が締めにブチ込まれ、これだけでも大満足なのに、さらに再登場してくれて名曲『襟がゆれてる。』を演奏してくれたので、もう最高にハッピーでした♪
 
猫町音頭 #112(toddle)
2011.12.2 渋谷 O-nest
 
 今年は例年になくライヴが多いtoddleですが、それだけじゃなく久々のワンマンも嬉しいことに複数回なのです!春・夏に続き、一年を締めくくる12月にも登場♪しかも、バンド結成初期段階に企画されたイベントタイトル“World Wide Waddle”を冠して行われました!
 この日は、アイコンの誕生日に当たり、開演前のフロアでは、熱心なファンの女子が中心になって、集まった人達にメッセージカードを廻してコメントを書いてもらうという素敵な作戦が進行していました。
 ライヴは、以下のリストを見てもわかるように、5曲目から本編ラストまでは3枚目のアルバムを曲順どうりにやる趣向でした。(途中で、アイコンが「どうせバレるから言っとくけど…」と告白してました)
 
   1. Colonade
   2. World Wide Waddle
   3. Aerial Things
   4. 新曲
   5. shimmer
   6. thorn
   7. madrigal
   8. melancholic blvd.
   9. chace it
  10. barley-break
  11. arpeggio
  12. cast away
  13. wagtails
  14. eraser
  15. ghost
  16. minimal
 EN1. Gurp It Down
 EN2. Wind Chimes
 EN3. So Long
 
 春にリリースされたアルバムを、じっくり改めて熟成されたライヴという形で再現した本編中心部分も良かったけど、その他にも魅力満載なのでした(^o^) 。
 まずは、このタイトルの自主企画ならではの『World Wide Waddle』を超久しぶりに演奏したこと。最近ほとんどやってないけど、めっちゃ好きな曲なので、まさに「キタ〜〜っ!」って感じ。
 そして、4曲目にプレゼントされた新曲!これ、めっちゃイイ♪うん、すんごく素敵な曲でした☆☆ 演奏後、チャコちゃんは照れながら「今やったの新曲で〜す」とか言ってたけど、みんな嬉しそうでした。
 もうひとつは、これまた超久々の『So Long』を最後の最後にやってくれたことです。この曲も、バンド結成当時はよくやってたので、ベースのない3人時代からライヴに参加してる俺にとっては、なんか個人的にめっちゃ感慨深かったです。
 
 演奏以外でも、印象に残る場面は多かったですよ。前回のライヴから、ステージ上に江崎さん用のマイクスタンドがセッティングされるようになり、いろんな意味でムードメイカーである江崎さんのトークが今まで以上に挿入されるようになりました。
 この日は、「中央のマイクに向かって喋ると瀬川瑛子の声になる」という遊びをして、他のメンバーを爆笑させていました。
 また、この日の物販から『thorn』のPVに登場するキャラクターをプリントしたTシャツが並びましたが、それを着たウッチーさんが、ドラムチェアに乗って両手を拡げ妖精のように舞ってアピールするパフォーマンスもありました(笑)。
 ライヴ告知のコーナーでは、フロアからの「埼玉にも来て」的な声に応えて「さいたまスーパーアリーナか〜、かなり集めないとね〜」みたいな感じで盛り上がりました。
 そして、アンコール再登場時には、、暗転の中アイコンへのサプライズとしてバースデイケーキが登場。ローソクを吹き消した愛ちゃんに、フロアからメッセージカードが渡され、受け取ったアイコンは、とっても嬉しそうでした。
 こうして、いつものように温かい雰囲気の中ライヴは終了。今年は、まだ年内にライヴがあるけど、締め括りのワンマンとしては最高の一夜となりました♪♪
猫町音頭 #111(toddle)
2011.11.11 下北沢 THREE
 
 今年の春、3ヶ月連続で行われたtoddleの自主企画“riddle”の第4弾が、「1」のいっぱい並んだこの日行われました!会場は前回と同じで、今回も被災者支援のチャリティードリンクが販売されていました。
 オープニングDJが済むと、企画委員長の江崎さんが登場して、へんてこラップをしながらイベントの幕を開け、ゲストを呼び込みました。
 今回の対バンゲストは、TADZIO(タッジオ)―――。初体験のアーティストでしたが、ドラムスとギターの女性2人組で、二人ともにヴォーカルを取っており、ノイジーでヘヴィーなギターサウンドを軸にしたエネルギッシュなステージでした。
 そして、メンバー自らによるセッティングを経て、toddleのライヴがスタートで〜す!
 
  1. Sack Dress
  2. thorn
  3. melancholic blvd.
  4. arpeggio
  5. Recollection
  6. madrigal
  7. bakadana〜
  8. chace it
  9. Gurp It Down
  10. cast away
  11. minimal
  12. Ode to joy
  EN. shimmer
 
 自主企画で持ち時間もあるため、ライヴは新旧取り混ぜてゆったりとMCタイムも取った構成でした。
 演奏された曲の中で、今回特に印象的だったのは、ちょい久々の『bakadana〜』。アイコンのギターが新しい導入部分を弾いてから始まったんですが、演奏のスピードがハンパなく速くなってて(…てか、そうしてみたんですよね!)、めっちゃカッコよかったです♪
 ブロックのブレイクに挟まる恒例の緩〜いMCタイムでは、様々な情報やネタが飛び出しました。順不同で書きますが、まず江崎さんが急いで手作りした12月ワンマンの仮フライヤーに関して、急いだからキャッチコピーに「の」の字が余分に入ったり、ウェブサイトのURLに無駄なドットが入ったりしてる話を(笑)。
 アイコンからは、「ワンマンをAXでやってるんだけど、お客さんが8人しかいなくて、3曲目までやった後、ライヴ中止にした」っていう夢の話。「なんかリアルで〜」って何度も言ってました。
 そして、これはビッグなニュース!来年の2月に公開予定の映画『生きてるものはいないのか』(石井岳龍〔元・聰互〕監督)で、最初に流れる曲がtoddleの『chace it』なんだって!映画館でtoddleの曲が流れるなんて素敵ですよね。みんなで行きましょ〜う!
 そんなこんなで、演奏もトークも含めてすんごく楽しめた充実した夜になりました(^o^)
 
猫町音頭 #110(bloodthirsty butchers)
2011.11.6 新代田 FEVER
 
 めでたく30回を迎えたmoools主催のイベント“モールスまつり”にブッチャーズが出演しました。今回は、30回記念ということで2日連続で開催され、btbはその2日目に登場。大トリの主催者mooolsを除くアーティストとしては最後の登場で、moools酒井さんから「いよいよゲストのトリです!」みたいに紹介されていました。
 
 ライヴは『JACK NICOLSON』からスタートし、続いて『さよなら文鳥』というフェスっぽい並び。しかも、なんと3曲目に『時は終わる』が演奏されるサプライズ(←俺は、ビックリしたからね〜)。ここまでで、そうとう濃厚っすよね!うん、なんかワンマンとかの終盤3曲がノッケから来た〜〜〜って感じ(笑)。
 そして後半―――。『フランジングサン』から始まり『サイダー』『2月』を経て、最後は『banging the drum』という並びで、こっちも言ってみりゃワンマンとかの終盤なのです。つまり、イベントなので持ち時間は多くないけど、その中で2回ワンマンの終盤を体験したみたいな感じだったんですよね(^o^) 。あ、もちろん曲順だけのことじゃないですよ、ライヴとしてのエネルギーもすんごく高くて、主催者モールスと記念イベントに対する熱い思いがヒシヒシ伝わってくるライヴだったんです。
 
 イベントの最後、mooolsのアンコール曲では、この日出演したアーティストのフロントマンが続々ステージに登場して交替で歌ったり、踊ったり、客イジリしたり(笑)、タオル投げたりの大騒ぎで、最後の最後は上半身ハダカの吉村さんが、ウッチーさんの替わりにドラムスを叩くパフォーマンスもあって、盛大なパーティーは幕を閉じました。めっちゃ楽しかったで〜す♪
 
猫町音頭 #109(bloodthirsty butchers)
2011.11.2 渋谷 O-nest
 
 不定期で継続されている自主企画“official bootleg”ですが、今回は沖縄と岡山からテイストの違う2バンドを対バンに迎えて開催されました。
 トップバッターのoff season(沖縄)は、音楽に対して素直な好青年って感じ。続いて登場したIdolPunch(岡山)は、上半身全裸&ビキニパンツ姿のギタリスト二人を含む「明るい変態バンド」って感じ(笑)で、袖に控えたnest女性スタッフをネタに引きずり込んだり、客イジリしたりのバカ騒ぎで盛り上げてくれました。
 
 そして主催者のブッチャーズ―――。登場曲に、いつもと違うバグパイプの民族音楽を使うなど、ノッケからイベント仕様で登場し、まずは変拍子を含む新曲のインストからスタート!ちょっと今までにない感じの曲でGoodです♪
 中盤、『僕達の疾走』に続いて演奏された『プールサイド』では、これでもかといわんばかりの後奏部分が物凄く、その直後が『ファウスト』だったから、こっちの身体が持ちません(笑)。
 『curve』を終えて終盤に入る前、吉村さんは再び競演した2バンドに感謝の言葉を述べて、その中で「off seasonもIdolPunchも、俺の中ではゲージュツなんだよな」みたいに言ってました。
 そして終盤は、前回披露された「なせばなる」という歌詞がサビに出てくる新曲(『714』っていうらしい)をやって、最後は『10月』、『12月』という珍しいエンディングだったので、めっちゃ新鮮でした。
 アンコールに応えて演奏されたドラマティックな『ocean』に感動し、力強い『JACK NICOLSON』に勇気をもらってライヴは幕を閉じました。
 
 今回は、小松さんのドラムスを個人的にフィーチャーしてガン見しちゃいましたが(笑)、いわゆるオカズが実はかなり細かく&パワフルに組み込まれていることに改めて気付き、凄いな〜って思っちゃいました。(オカズオカズしてないから凄いんです←ドラムやったことある人ならわかると思います)
 

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Last Updated: 2014/6/5 Thu.