☆NUMBER GIRL時代の曲や、元メンバーの活動について書いています。
猫町音頭 #53(VOLA&THE ORIENTAL MACHINE)
2006.12.30 幕張メッセ COSMO STAGE
 
 2年連続でCDJフェスに出演したVOLAですが、不思議な偶然で、2006年も前年同様ZAZEN BOYSと同じ日というタイムテーブルでした。
 1年前は、まだ結成間もなく「サクッとやって、サクッと帰りますから」と言って、まさに〈サクッと〉ライヴをして去っていきましたが、この1年でステージングも含め大きく成長し、今年から新たに出来たCOSMO STAGEのフロアも、すごく盛り上がっていました。
 ステージ前面に置かれた1枚のシンバルと2枚のシンセドラムパッドをアヒト君が叩いて始まったライヴは、ワンマンでのセットリストをギュッと凝縮したような内容で、前7曲。
 その4曲目には「新曲を持って来たんで聞いてみて下さい」みたくコメントして『マインドコントロール』を披露。
 最後は、またアヒト君がシンバルとパッドで締めて去って行きましたが、その姿は1年前に比べ自信に満ちていて、なんか時の流れの重さみたいなものを感じました。
猫町音頭 #52(toddle)
2006.12.18 渋谷 O-Nest
 
バンド結成以来ずっとリズムを支えてきたドラムスの安岡さんが脱退することになり、この日、安岡ドラムで最後となるライヴがありました。
 知恵の輪主催のイベントで、対バンは他にtoddleとも縁の深い54-71、PANICSMILEという個性的なメンツ。そして、toddleはトップバッターで登場しました。
 
  1. I dedicate D chord
  2. (ちょっと前の新曲)
  3. hesitate to see
  4. (新曲)
  5. oyster
  6. so long
  7. (新曲)
 
 登場してきた安岡氏の左手は、まだ包帯が巻かれており、ボルト2本が入ったままと聞いただけでも痛々しいのですが、そこはさすがファイトマンの秀樹さん、いつも以上に明るくスクワットをしながらステージを横切り、ドラムセットに向います。
 メンバーたちも特に脱退に触れることなく演奏開始。怪我を物ともしないパワフルなドラミングに支えられライヴは進行しましたが、やがて安岡さんは上着を脱いで、なんと水着姿(?……ってゆうか、タンクトップとボトムがつながった競泳女子みたいなの)になりました(笑)。爆笑するメンバー。場面をしんみりさせない演出に、安岡さんの気配りが感じられます。
 その後、アイコンが彼の脱退に触れ、コメントを求めると、安岡さんは一言「ないっ」。それにも「まあ、その格好じゃあ、なに言ってもね」と突っ込むメンバー。ほんと家族的なイイ雰囲気ですよね。今後について聞かれると「オリンピック目指す」って言ったりして、とにかく明るく楽しい空気を保ちつつ最後まで演奏は続きました。
 ラストに披露された新曲は、終盤ドラムソロ的な長尺プレイもある大曲で、これも含め新曲はどれもカッコよくて、来年春に発売予定というアルバムがマジ楽しみです♪
 
 終演後、「全種目制覇めざして頑張ってくださいね!」って言った俺に、笑顔と握手で応えてくれた安岡さん。ほんと4年間お疲れ様でした!そして、これからも頑張ってください!&怪我、早く治るよう祈ってます!
猫町音頭 #51(toddle, SLOTH LOVE CHUNKS, VOLA)
2006.12.16 新宿 MARZ
 
 アヒト君率いるVOLA & THE ORIENTAL MACHINE主催のイベント“ORIENTAL CONCOUR”の第2弾は、なんとtoddle、SLOTH LOVE CHUNKSを迎えて、まさに年末特別企画って感じの豪華対バン☆
 サブタイトルにも“3TOP!!!”とありましたが、まさにその通り!元ナンバガメンバー3人が同じステージに立つ珍しくも嬉しい一夜が幕を開けます。
 
 まず最初に登場したのがtoddle。つい最近、ドラムス・安岡さんの脱退が発表され、ショックを受けましたが、この日が結果的に、このメンバーでは最後から2番目のライヴとなってしまったわけです。
そんな状況だけに、1曲目『I dedicate D chord』の歌詞「軽く手を振ってさよなら 心配しないで行っていいよ」が、心に沁みました。
 先日左手を負傷したという安岡さんは、包帯で巻かれた状態でしたが、いつもと変わらぬ激しいドラミングで、その姿に感動すると共に、彼が抜ける寂しさも強まりました。
 それでもメンバーは、いつもどおりの家庭的な雰囲気。チャコちゃんが、この日の対バンを嬉しいと語った後「もう一人、大物ゲストが向ってるらしいですけど…」とM氏登場を匂わす冗談を言って、アイコンと二人で笑い転げるシーンもありました(^o^)
 最近披露した新曲2曲に加えて、さらに最後には最々新曲(!)も披露してくれたし、レコーディングを終え、来年の春には新しい音源を出す予定だと嬉しい発表もあったし、うん、いいライヴでした♪
 
 次に、SLOTH LOVE CHUNKSの登場。ちょっと見ないうちにKayoさんの髪型が変わってました〜!寒い日々が続いてるからか、中憲氏もogu氏も長袖。
 マジカッコいい『チューリップ』から始まったライヴは、この日のメンツを意識したのかわからないけど、なんかいつも以上に気合入ってる感じで、とにかく凄い迫力で、こっちもガンガン盛り上がっちゃいました。
 ここんとこ『ツノアンテナ』の後『INDIPiiNA ALTERNATIVE BOX』っていうパターンが多かったんですが、この日はoguさん『ヒズミループ』のイントロを弾き始めます。それがハプニングだったのか、慌ててギターを取りに行き、一旦演奏を中断したKayoさん。それに対し、いつもは寡黙なoguさんが「どっからでも入れるじゃん」みたく言うシーンがあり、笑えました(^o^)
 その後『INDIPiiNA〜』『ナッシュビル』と続けて渾身のライヴは終了。どの曲も、ほんと良かった!そして、汗だくになりました。
 
 最後は、VOLA & THE ORIENTAL MACHINE。イベントの主催者だし、この日の観客は俺の見る限り彼らのファンが一番多いみたいで、なんかフロアの盛り上がり方が違ってました。
 全員ネクタイを締めたメンバーたちは、そんなフロアに応えて、熱い演奏を繰り広げました。
 アヒト君は、この日も「独特のジョーク」(笑)を連発。それも含めて、メンバー全員の「観客を楽しませよう」っていう意識が伝わって来ました。そして、「このバンド、貫禄出てきたな〜」って感じを強く受けました。
 
 元NUMBER GIRLメンバー3人が三つ巴に組んだ豪華タッグマッチは、それぞれが持ち味を活かした最高のビフォアクリスマスプレゼントでした♪
 
猫町音頭 #50(bloodthirsty butchers, BEYONDS)
2006.10.13 渋谷 O-West
 
 “あぶら・でらぶ”という変わったタイトルのライヴイベントがWESTであり、そこにbloodthirsty butchersとBEYONDSが出演しました。(あと1バンドは、MARS EURYHMICS)
 つまり、ギタリストとしてのチャコちゃんとドラマーとしてのアヒト君が同じハコで競演するという、なかなか珍しい対バンであります。
 
 まず1番手で登場したのは、ブッチャーズ。2回連続でトップなんて、また珍しい。
 演奏したのは全8曲。新旧取り混ぜて最後を『地獄のロッカー』で締めるという構成でしたが、また新曲が披露されました。いい曲です!更に音楽性が拡がって来た感じで、現在レコーディング中という新しいアルバムがマジで楽しみ♪
 この日のライヴでは、特にチャコちゃんのリードギターがフィーチャーされていたような気がします。ギタリストとしての存在感を改めて感じました。
 
 BEYONDSは、続いて2番目の登場です。
 今回も、前半はVo.&Gr.の谷口氏がギターを弾きながら、後半はギターを置いてハンドマイクでシャウトという構成。畳み掛けるようなパワフルなステージング健在です。
 この日は、バンドサウンド全体を客観的に聞いてみようと思って、珍しくステージの後方で見てみたんですが、そうしてみるとステージからの距離がある分、アヒト君のドラミングも全体像がよく見えて、ブレイクでのスティック廻しや、前屈みになって叩くハイハットワークなど、彼独特のパフォーマンスも楽しめて良かったです(^o^)
猫町音頭 #49(bloodthirsty butchers)
2006.10.1 下北沢 SHELTER
 
 この日は、SHELTERの15周年記念日だったんですが、その記念ライヴイベントにbloodthirsty butchersは出演しました。
 対バンは、同じ北海道出身バンドのeastern youthとNaht。この3バンドが競演、しかもハコがSHELTERなんて滅多にない。まさに夢みたいなイベントです(^o^)
 ブッチャーズは、トップバッターでした。
 
 1. 時は終わる
 2. 新曲
 3. B2
 4. YAMAHA−1
 5. プラス/マイナス
 6. lucky man
 7. banging the drum
 
 曲数は、3バンド対バンの割にはちょっと少ないですが(ちなみにトリを務めたイースタンもアンコール含めて7曲)、実に内容の濃いライヴだったんです。
 かなり初期の曲から始まり、未発表の新曲につなぐという滑り出しが、まずニクイじゃないですか!1曲目も最高に良かったし、披露された新曲も、すっごく良かったです☆
 3曲目からラストに掛けても、とっても充実してました。当たり前の話ですが、バンドってヴォーカルだけじゃなく、それぞれの楽器の演奏があって成り立っていますよね。そんな当たり前のことを再認識させられたっていうか、とにかく4人の楽器が織り成すハーモニーとパワーが素晴らしく、引き込まれっぱなしでした♪
 なんか文字で説明するとまどろっこしいけど…とにかく良かった!―――帰り道、一人で思わず「マジ良かった」って何度もつぶやいちゃいましたが、そう言わずにいられないほど良かったんです(^o^)

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Last Updated: 2014/6/5 Thu.