☆NUMBER GIRL時代の曲や、元メンバーの活動について書いています。
猫町音頭 #63(bloodthirsty butchers, BEYONDS)
2007.10.1 新宿 LOFT
 
 SHELTERなどを運営しているLOFTグループのフリージャーナル「Rooftop」と新宿LOFTの31周年を記念した“砂の上のスジの眼”というイベントが、Rooftopにコラムを連載している縁深い豪華3バンドを迎えて行われました。
 最初に登場した怒髪天の、相変わらず熱くてパワフルで楽しいアゲアゲのステージに続いて、BEYONDSが登場。
 
 今回、BEYONDSは、ベースのテッキンさんが事故に遭って治療中のため3人だけでの出場で、アコギ、スネア&ハイハット&ライド、そしてヴォーカルというアコースティック編成。そのため、いつもは後方に陣取っているアヒト君が、前の方で他の2人と並んで坐ってる珍しいビジュアルでした(^o^)
 テッキンさんの不在は淋しかったけど、アコースティックで聞くことで、楽曲の良さを再認識させられました。『地下室の揺りかご』なんかは、アコヴァージョンの方が似合ってるみたいにも感じたし、他の曲でもギターのフレーズの繊細さなどがわかったし、アヒト君のスティックワークが手に取るように見えたし、良かったです!
 まもなく発表予定という新アルバムからの曲も含めて全6曲のステージでした。
 
 トリで登場したbloodthirsty butchers。ベテランとしての貫禄はさすがですが、どっしりと構えるなんてことは全然なく、逆に一番若手みたいなライヴパワーを見せ付けてくれました!…ってゆうか、とにかくメッチャ良かった☆
 セットリストは、最新アルバムから4曲やった以外は、『I’ve been lost』『サラバ世界君主』『時は終わる』など新旧織り交ぜたものでしたが、新とか旧とか関係なく一曲入魂って感じで、耳も眼も釘付けにさせられるステージでした♪
 ブッチャーズのライヴでは、曲と曲の間で、静かにチューニングしてるよりも、吉村さんのギターを中心に「ザワザワと演奏しつつ繋ぐ」って感じの〈ツナギ〉が多いのが特徴だと思うんですが、この〈ツナギ〉の素晴らしさも、この日再認識させられました。
 なんて言うのかなあ…ドロドロとした音のカオスから、じわじわと生き物が這い上がってきて誕生する―――そんな感じで、目の前で出産を見ているみたいで、うん、とにかくゾクゾクします。こういう感じを体感するには、ライヴに行くしかないわけで…まだ行ったことない方、ぜひぜひ見て下さ〜い!
猫町音頭 #62(toddle)
2007.9.21 渋谷 O-nest
 
 今回“モールスまつり”に参加したtoddleは、前回のライヴでサポートした鶴田加奈子さんが再びドラムスでのステージとなりました。出番は、1番目でした。
 
  1. Sack Dress
  2. Ode to joy
  3. I dedicate D chord
  4. Gulp it down
  5. Recollection
  6. hesitate to see
  7. Collonade
 
 ライヴが良くなるかどうかは、演奏力だけで決まるもんじゃないのは言うまでもありません。フロアとの相乗効果はもちろんですが、メンバーが如何に楽しんでいるかっていうのが、とっても大切。
 前回も書きましたが、加奈ちゃんは、チャコちゃんにとって高校時代からの友達であり、バンド仲間です。そんな彼女が加わったことで、メンバー間には、いい意味での〈同窓会ノリ〉が生まれ、そのおかげで演奏も楽しんで盛り上がってるのがフロアにも伝わってきます。
 今回も、加奈ちゃんのおどけぶりに、メンバーからの笑いは尽きず、演奏中のアイコンタクトが全体を盛り上げ、曲数は少なかったですけど、メッチャ楽しいライヴになりました。
 今後のライヴ予定は、未定だそうですが、ぜひ次回もサポートして欲しいなあって思います。(終了後、加奈子さんにも、そう伝えちゃいました)
猫町音頭 #61(bloodthirsty butchers)
2007.9.20 下北沢 SHELTER
 
 恒例の自主企画“official bootleg”、そのvol.012が、対バンにタテタカコ、ECD+ILLCITSUBOIを迎えて開催されました。
 透明感のある弾き語りのタテさん、独特のラップが冴えるECDに続いて登場したブッチャーズは、気迫溢れるステージを展開してくれました。
 
1. yeah#1
2. 神経衰弱
3. 荒野ニオケルbloodthirsty butchers
4. B2
5. official bootleg/let’s rock
6. アカシア(with ECD on vocal)
7. nagisanite
8. 理由
9. ギタリストを殺さないで
EN1. story
EN2. プールサイド
EN3. banging the drum
 
 このところ新アルバム『ギタリストを殺さないで』の楽曲が中心のセットリストが続きましたが、今回は新旧半々ぐらいの割合で、バラエティに富んだ選曲でした。
 そんな中でも、久々に演奏された『nagisanite』は、時を経ても色褪せない曲のパワーを感じさせてくれました。
 そして、アンコールに応えて、これまた久々にやってくれた『プールサイド』は、物凄かったです!特に終盤の後奏部分での盛り上がりはハンパなく、圧巻でした♪
猫町音頭 #60(toddle)
2007.9.3 下北沢 CLUB Que
 
 待望の初ワンマン以来、ちょっと久しぶりに見るtoddle。この日は、noodlesさんのイベント“OFF THE WALL”への参加でした。(あと1バンドは、うつみようこGROUP)
 いつもの登場曲に乗って現れたメンバーですが、なんとドラムセットに女性が坐るじゃありませんか!―――そんな女3人男1人の編成にてライヴは行われました。
  
  1. Collonade
  2. hesitate to see
  3. Gulp it down
  4. Recollection
  5. Calligram
  6. oyster
  7. I dedicate D chord
  8. Sack Dress
 
 この日、サポートドラムスを担当したのは、鶴田加奈子さん。チャコちゃんの紹介によると「高校時代、一緒にバンドをやっていた」そうで、福岡出身。
 そういう昔からの友達が加わったこともあってか、メンバーのノリも歓迎ムードってゆうか、とにかく楽しそう。
 加奈子ちゃんも、しゃべるとメッチャ明るくて、ちょっとヒョウキンなんですが、ドラミングはハードで、カッコいい。そして、チャコちゃん達と一緒にプレイするのが本当に楽しいんだなあって気持ちが伝わって来る叩き方で、とっても良かったです。
 メンバーが楽しんでいれば、それは見てるウチらにも必ず伝わるわけで、この日珍しく体調の良くなかった俺でしたが、すっかり治っちゃいました(^o^)
猫町音頭 #59(toddle)
2007.7.27 下北沢 SHELTER
 
 2ndアルバムをリリースし、6月から各地を廻ってきたtoddle。そのレコ発ツアー“Dawn Praise the World Wide Waddle”のファイナルは、〈ついについに〉の初ワンマンライヴです!
 当たり前ですけど、ワンマンだから出演はtoddleだけ。ライヴ中、メンバーも言ってましたけど、フロアに集まった観客は全員toddleを見に来てるわけで、なんかそれだけでも嬉しかったなあ(^o^)
 登場した直後、アイコンがエフェクターの不具合で「ごめんなさ〜い」と引っ込み、笑いながらチャコちゃんがつなぎ、結局シールドが抜けてただけだったと判明して、また謝るという可愛いハプニング。
そんないかにもtoddleらしい空気で始まったライヴは、フロアの暖かい声援の中で展開されました。
 
  1. Sack Dress
  2. Ode to joy
  3. Gulp it down
  4. hesitate to see
  5. Recollection
  6. In a balloon
  7. bakadana〜
  8. Calligram
  9. Aerial Things
  10. so long
  11. oyster
  12. I dedicate D chord
  13. Wind Chimes
  14. Dawn Praise the World
  15. Collonade
EN1. a sight
EN2. world wide waddle
EN3. mur mur
 
 ライヴは、以上のように2枚のアルバム(+限定Single)から全18曲。まさにtoddle漬けでございま〜す(笑)
 新アルバムからの9曲は、ツアーで熟成され、前回渋谷でのライヴから更にパワーアップ。チャコちゃんとアイコンのリードバトルも白熱してたし、江崎さんのビートもズシリと迫ってきたし、ドラムスも大奮闘でした。
 中盤、限定Singleの『Aerial Things』をやってくれて、ビックリしつつ大感激!続く『so long』も、ちょっと久しぶりだったから楽しかった〜♪
 聞くたびに名曲だなあ〜って思う『Wind Chimes』、前回の渋谷ではやらなかった『Dawn Praise the World』、具のたっぷり詰まったご馳走『Collonade』の3曲が続いて本編終了。
 アンコールに応えて出てきたメンバーは、会場で物販してるTシャツに着替えて、お互いに褒めあうtoddleらしい営業(笑)の後、1枚目からの盛り上がりソング2曲。最高でした!
 そこで引っ込んだメンバーに、もっと欲しい俺らは手拍子を続けてたら、なんと再登場してくれました〜(^o^)。しかも、最初に江崎さんが出てコメントし、さらに「エサキ」コールを求めました(笑)。もちろん、「エ〜サ〜キ、エ〜サ〜キ」って叫びましたよ。
 そして最後は、ライヴで楽器のバトルを見せ付ける『mur mur』で締め、ほんとにほんとにオシマイ。初ワンマンライヴ、マジでメッチャ良かったです☆最高でした!改めて、お疲れさまでした〜!
 

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Last Updated: 2014/6/5 Thu.