☆NUMBER GIRL時代の曲や、元メンバーの活動について書いています。
猫町音頭 #68(SPIRAL CHORD)
2008.3.29 下北沢 SHELTER
 
待望のミニアルバム『サ・ヨ・ナ・ラ・セ・カ・イ』を発表したばかりのSPIRAL CHORD。そのレコ初記念ライヴが桜も咲いた下北沢で行われました。
 当初はワンマンの予定でしたが、今回のレコ初ツアーで対バンしたlostageとの競演となりました。
 登場した3人にフロアからは大きな歓声。そして、いきなり『Distance To Substance』。ショッパナからガンガンに上がっちゃいました!
 叩きつける音楽に対抗するようなフロアのノリに、Gendoさんは「おまえら揚げ過ぎだよ。こっち歳なんだから」とか言ってましたが(笑)、もちろんテンションは落ちません。
 1stアルバムからも、爆走する『煉獄Xtc』や俺の大好きな『Hell Or Heaven』などを容赦なく浴びせ掛けられて、踊りまくり状態!もちろん『脳内フリクション』も演奏しましたが、これまたライヴならではのハイテンションなプレイで最高。
 後半は、緩急がカッコいい新曲の『Spiral Double』や瞬殺の『Stereo Type』などで盛り上がり、本編最後はマジやばい壮絶な『New Truth』。
 中憲のパーカッシヴなベースは、ますます絶好調で、その上、テンションが上がるとフロアに倒れて弾く姿も最高でした☆☆
 
 アンコールも含め全14曲のステージは、急遽対バンが決まったとはいえ、ほぼワンマン状態で、翌日退社するというシェルター店長・西村さんも袖でずっと見守っていて、熱くて記念すべきライヴになりました♪
猫町音頭 #67(SPIRAL CHORD, bloodthirsty butchers)
2007.12.16 渋谷 O-EAST
 
 年末に向けカウントダウンが始まる時期、日曜日の渋谷で、Less Than TVレーベルの15周年を祝う“HOLLYWOOD JUSTICE!!!!!!!!!!!!!!!!”というイベントがありました。
 この日、中憲とチャコちゃんは久々の競演となったわけですが、他にもBREAKfAST、デラシネ、DMBQなど個性の強いバンドが多数登場したイベントは、15:00からスタートする長丁場。サブステージも使ってのお祭りでした。
 
 SPIRAL CHORDが登場したのは、19:00頃。中憲のベース姿見るの超久々だったから、まずは、それで感激しちゃった!
 中憲は、相変わらず長身をくねらしての激しいプレイでしたが、S.L.C.と違ってヴォーカルが男性で、しかも3ピースバンドだから、そのせいもあってか、彼のパーカッシヴな演奏が際立って見えます。
 ハードなテイストでありながら、タテノリ系とは言い切れない独特の楽曲に、中憲の叩くようなベース奏法がハマってて、カッコよかったっす♪(全5曲)
 
 Bloodthirsty butchersの登場は、20:30頃。チャコちゃんにとっても、関東圏では年内最後のライヴのはずです。
 この日のイベントは、すっごく大雑把に言えば〈ハードなパンク系〉のバンドが多かったんですが、そういう布陣を意識したかどうかわからないけど、ブッチャーズの選曲は、いつになくハードな感じの曲が並びました。
 全部で7曲やったんですけど、『カラス』で始まって『LOST IN TIME』で終わるなんて、俺には初めてだったから、そういう意味でもメッチャ新鮮で、楽しいライヴだったです☆
 
 ではでは、もちろん来年以降も応援し続けますんで、中憲もチャコちゃんも、良いお年を!………って、まだ早いか(笑)
猫町音頭 #66(BEYONDS)
2007.12.14 下北沢 SHELTER
 
 アヒト君が加わってBEYONDSが再結成されてから約2年。ついに待望の初ワンマンが開催されることになりました!まずは、おめでとうございます!
 この日のライヴは、そんな記念すべき初ワンマンであると同時に、先日リリースされたばかりの初フルアルバム『WEEKEND』(←傑作ですっ!)のレコ発ライヴでもありました。
 
 ライヴは、『Tekkin #1(A Blue Failure)』からスタート。この曲は、音源でもカッコいいですけど、なにげに楽器を鳴らしてるうちに始まる感じは、ライヴにぴったりで、シビれました。
 5曲目やった『Over Shallow Sludge』は、メロディアスかつ力強い楽曲の魅力が冴え渡り、最高でした。
 そして、岡崎氏が「今回は楽譜も書いたりしたけど、これが一番長くて…」みたいにコメントした8曲目の『人間の証明』は、ほんとヤバかったっす!CD聴いてても、いっつもゾクゾクきちゃうけど、やっぱナマだと違います。まさに、他のバンドにはない味が満載で、素晴らしかったです♪
 これまたオリジナリティ溢れる名曲『困惑のプリズム』も、想像以上にライヴで光る曲で、ブレイクのたびに訪れる息詰まる緊張感、それを開放するアヒト君の「ハッ!」という掛け声、そしてファンキーなメロディ、どれを取っても一級品でした。
 『A Proud Man』では、谷口氏が「習いに行ったんですけど、先生が怖〜い人で、途中から自己流になっちゃいました」みたいに言ってトランペットを自ら吹いての演奏でしたが、とっても良かったです。
 本編の最後は、アルバムのタイトル曲『Weekend』。激しい演奏の最後にコレが来ると、なんかホワ〜ンとしつつ、バンドの幅広さを感じました。
 
 『シルトの岸辺で』で始まったアンコールは、熱い声援に応えて2回あり、最後を『地下室の揺りかご』で締めてライヴは完了。―――初ワンマン、お疲れ様でした!
猫町音頭 #65(toddle)
2007.12.7 渋谷 O-nest
 
2007年最後のtoddleライヴは、競演にErase Errata(from U.S.A.)を迎えての自主企画“'world wide waddle”。一年の締めくくりが、たっぷり曲の聞ける2マンなんて最高です。
 
  1. Collonade
  2. Sack Dress
  3. Recollection
  4. バナナ村に雨が降る
  5. wander lust
  6. hesitate to see
  7. Gulp it down
  8. Wind Chimes
  9. Dawn Praise the World
 10. In a balloon
 11. a sight
 12. I dedicate D chord
 13. mur mur
 
 ライヴは、「終わってから、Erase Errataをじっくり見ようと思って」みたくコメントがあり、自主企画ですがtoddleが最初でした。
 この日のサポートドラムスは、アイコン所属バンドのもう一つswarm’s armのドラマーで、モールスメンバーの内野正登氏(ウッチ〜)でした。
 そんな気心の知れたサポートを得て、「家庭的な雰囲気+激しい演奏」というtoddle独特のライヴは、師走のフロアを暖かく包んでいきました。
 3曲目が終わると「これから珍しい曲をやるんですけど、メッチャ緊張してます」みたいなコメントがあり、「NHKみんなのうた」のコンピに収録予定とかの『バナナ村に雨が降る』を披露。チャコちゃんとアイコンの緊張は伝わってきましたが、楽しい演奏でした。
 続いて、超久々な『wander lust』。かなり初期からやってた大好きな曲なんですけど、最近ゴブサタだったから、聞けて嬉しかったな〜(^o^)
 誕生日を翌々日に控えたチャコちゃんに、ケーキのプレゼントがあったりして、暖かい雰囲気のままライヴは進行し、これまた個人的に大好きな『Wind Chimes』へ。
 そして最後は、気合い入りまくりの壮絶な『mur mur』で締めて、ゲストへバトンタッチとなりました。
 
 今年は、安岡さんが抜けて3人になった年でもあり、2枚目のフルアルバムをリリースした年でもあり、いろんな意味で激動の一年だったんじゃないかなあって思いますけど、そんな一年をポジティヴに締めくくる素敵なライヴだったと思います。
猫町音頭 #64(bloodthirsty butchers)
2007.10.20 下北沢 SHELTER
 
 ブッチャーズ年内最後のワンマンライヴとなる“official bootleg vol.013”が開催されました。この日は、吉村氏いわく「一応オフィシャルなんです…」というキーホルダーが全員にオマケで配られましたよ(^o^)
 
 ライヴ本編は、全16曲。途中、吉村さんが「今日は長いんだよ」とか「今日は激しい曲が多くて大変なんですよ」などとコメントしてましたが、とにかく内容の濃〜いライヴになりました。
 まず、序盤戦5曲は『襟がゆれてる。』『ソレダケ』『ファウスト』など初期の曲中心のブロックでしたが、中でも『襟が〜』にある〈激しさの中にあるセツナさ〉みたいな感じに、ジ〜ンとしちゃいました(x_x);
 中盤は、アルバム“ギタリストを殺さないで”からの曲が中心。『Yeah#1』を演奏する前に、吉村さんが「(フロアの声援ありがとうみたいなコメントをした後で)…そんな曲をやります」って言ったんですけど、それを聞いたチャコちゃんがニヤって笑ったのが印象的でした。
 そして終盤5曲は、『B2』→『LOST IN TIME』→『サラバ世界君主』→『理由』→『(方位)』と、新旧織り交ぜて、しかも熱い曲がズラリ。特に『LOST〜』は激しく燃え上がって凄かったっすよ!
 
 ワンマンだし、アンコールも濃いだろうなあって期待はしてましたけど、予想以上。1回目で既に4曲っすからね!しかも『アハハン』が締めだったから、この空気はもう1回出て来てくれそうって思ったけど、案の定2回目あり。
 ここで、『JACK NICOLSON』『時は終わる』と演奏。メッチャ盛り上がったし、マジで良かったし、メンバーも「燃え尽きた〜っ!」って感じだったし、フロアが明るくなり「本日のらいヴは終了」のアナウンスも流れたんですが、それでも鳴り止まない拍手に応えて、なんと再登場!
 そして、最後の力を振り絞るかのように『プールサイド』を渾身の演奏でプレゼントしてくれました☆―――まさに全身ブッチャーズ漬け!―――そんな贅沢な一夜でした〜♪

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Last Updated: 2014/6/5 Thu.