ZAZEN BOYSを中心とした向井秀徳作品に関するコメントやライヴレポなどを書いております。
Live Report #238 :金沢(190707)
2019.7.7 金沢 AZ
 
 MIYAさん加入後初の各地を廻るツアー最終日―――。ZAZEN BOYSとしても久々に訪れる金沢のライヴ(向井さんも、ライヴ中「ザワ、ザワ、カナザワっ!お久しブリブリっ!」って何度も言ってた)に参加してきました!金銭的な余裕がないため、いわゆる「地方遠征」は個人的にも超久々だったんですけど、以前何回か来たことがあるこのライヴハウスはコンパクトでステージとの密着度が高いので好きなハコだったし、そんな空間で新曲も含めたライヴを体験したくて頑張って出掛けました。
 お蔭様で最前エリアで参加したライヴは曲順も東京とは変わっていたし、当然ながら新曲もツアーで熟成されていて新鮮で刺激的なライヴだったです☆☆―――そして、ライヴ終了後には、外に出て来たメンバー4人と久しぶりに(MIYAさんとは初めて!)話すことが出来たし、めっちゃ素敵な夜になりました♪♪(今回は、セットリストのみです。ごめんなさい!)
 
  1. Fender Telecaster
  2. MABOROSHI IN MY BLOOD
  3. RIFF MAN
  4. Honnoji
  5. Weekend
  6. IKASAMA LOVE
  7. Fureai
  8. 公園には誰もいない(新曲)
  9. This is NORANEKO
  10. TANUKI
  11. 暗黒屋
  12. COLD BEAT
  13. HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
  14. 破裂音の朝
  15. 杉並の少年(新曲)
  16. 黄泉の国(新曲)
  17. 天狗
  18. WHISKY & UNUBORE
  19. SUGAR MAN
  20. はあとぶれいく〔演奏前に向井さん「40代の男性から頂いた手紙」を読む〕
  21. Asobi
EN1. KIMOCHI
EN2. CRAZY DAYS CRAZY FEELING
Live Report #237 :Coast(190529)
2019.5.29 新木場 Studio Coast
 
 MIYAさん加入後初めての全国各地を廻るツアーがスタートしました!少し前に公式サイトでツアーの告知があった時、「新作音源制作開始」というコメントと共に発表されたので、ず〜っと新曲の披露を楽しみにしていましたが、3月の対バンや4月のフェスでは演奏されず、期待は膨らむばかり。…そして、今回ついについに新曲やってくれました!しかも3曲も☆(^o^)☆
 そんな素敵なワンマンライヴは、以下のような展開でした―――。
 
  1. Fender Telecaster
  2. 破裂音の朝
  3. MABOROSHI IN MY BLOOD〔これ3曲目って、なんか久々じゃない?〕
  4. Honnoji
  5. COLD BEAT〔間奏部分に向井さん居酒屋注文トーク(笑)〕
  6. RIFF MAN
  7. 公園には誰もいない(新曲)
  8. Fureai
  9. This is NORANEKO
  10. TANUKI〔演奏後「…かと思ったらアルマジロだった」って(笑)〕
  11. Weekend
  12. IKASAMA LOVE
  13. 暗黒屋〔何度も書くけど、やっぱコレ最高っすね〜〕
  14. HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
  15. 杉並の少年(新曲)
  16. 黄泉の国(新曲)
  17. 天狗
  18. WHISKY & UNUBORE
  19. SUGAR MAN
  20. はあとぶれいく〔向井さんのクネクネ腰振りダンスにMIYAさん爆笑〕
  21. Asobi
  EN1. 黄泉の国(新曲)
  EN2. CRAZY DAYS CRAZY FEELING〔新生ZAZEN BOYSでは初演奏!〕
 
 ほぼ定刻でステージに登場したメンバーは、前日の仙台に続き2夜連続のライヴだったわけですけど、なんだか爽やかな感じに見えました。(この日MIYAさんのワンピは黒&赤いスニーカー/今回もキーボードのセットなし)
 気合たっぷりの『Fender Telecaster』でスタートしたライヴは、どの曲もZAZEN BOYSが唯一無比のバンドだっていうことを改めて実感させられるカッコよくて濃厚で素晴らしい曲の連続で、書きたいことも山々ありますが、今回は「目玉」ともいうべき新曲についてだけ書いておきます。
 
 まず7曲目に「新曲が出来ております」と披露された『公園には誰もいない』―――。今までのZAZEN BOYSにはあんまないタイプの曲で、「ちょっと昔のニューウェイヴ」(←言い方変かな?)みたいな雰囲気を持ったミディアムテンポの曲でした。日常風景を切り取ったような歌詞のアンニュイな感じの曲で、変拍子でもなく、奇抜なアレンジもないのに、この4人が演奏すると独特の空気が出てしまうから不思議です。
 次の披露が15曲目の『杉並の少年』―――。「杉並区からいらっしゃってる方」に「お捧げします」というコメントに続いて演奏されたのは、前曲よりはややアップテンポの楽しい&踊れる曲でした(^o^)。めっちゃ大雑把な書き方で済みませんが、歌詞の中にも「公園には誰もいない」というフレーズがあって、『公園には〜』の「姉妹曲」みたいな感じがしました。
 そして、最後が『黄泉の国』―――。とにかくめっちゃカッコいい曲でした♪♪そう、まさにZAZEN BOYSならではって感じの曲で、やや変拍子のカクカクしたツンのめるようなリズムにオリエンタルな空気のギターが絡み、そこに向井さん独特の奇妙な歌詞が乗った、とにかく最高に素敵な曲です☆☆☆曲の中で〈サビ〉的に繰り返される部分にある「プリ〜〜ズ、酔わせてよ/ヨミの国まで連れてって」という歌詞が頭から離れません。しかも、「この曲もっかい早く聞きた〜い!」って思ってたらアンコールで再度演奏してくれたんだもん、もう最高っす!
 
 ZAZEN BOYS中毒の俺にとって待望すぎる新曲を3発も披露してくれたワンマンライヴは、メンバー全員が研きの掛かったテクニックを駆使しながらも、さりげなくしかも笑いの要素も交えながら自由な空気でブチかます最高のステージだったです♪
 いつも以上に楽しそうにボケをカマしながらも極々な演奏と歌唱をブチかます向井さん、その姿を「ファン代表」みたく爆笑しながらも髪を振り乱してゴリゴリチョッパーなベースを連発するMIYAさん、ハイテクかつ骨太なドラムでリズムを刻みつつ楽しそうなパパ敦さん、さらに自由度が増してオチャメに発狂するカシオマンの4人が繰り広げる濃厚な23曲(←新生後では最多)のライヴは、まさに至福の時でした♪☆♪☆♪
Live Report #236 :EAST(190407)
2019.4.7 渋谷 O-EAST
 
 ZAZEN BOYSがMIYAさんベースになった去年は、残念ながら夏も冬もフェスに参加できなかったので(泣)、この日は久しぶりにフェス(過去にも何度か出演している《SYNCHRONICITY》)でのライヴ体験をしてきました!
 渋谷のライヴハウス回遊型のフェスには、他にも俺の好きなバンドが出演していましたが、もちろん眼目はZAZEN BOYS―――。この日は、前回のピンクから一転して黒いワンピースで登場したMIYAさん、そして彼女を取り囲む3人の凄いヤツラによる約50分の濃厚なライヴが繰り広げられました。そんな中でも、個人的に大好きなインプロ満載の『暗黒屋』を久々に体験できたのがめっちゃ嬉しかったです☆(今回もセットリストのみです。ごめんなさい!)
 
  1. Fender Telecaster〔ハンパない気合を感じる口火〕
  2. Honnoji
  3. Weekend
  4. COLD BEAT
  5. HIMITSU GIRL'S TOP SECRET〔終盤のスピードが加熱〕
  6. This is NORANEKO
  7. 暗黒屋〔やった〜!久々のインプロ競演で最高☆〕
  8. 破裂音の朝
  9. Asobi〔シンセなしのアレンジに磨きが掛かる〕
Live Report #235 :EAST(190323)
2019.3.23 渋谷 O-EAST
 
 ベース=MIYAになってから、まだ関東圏でのライヴが少ないため、去年は結局2回しか参加できなかった(泣)ZAZEN BOYSのライヴですが、とにかく今年も行けるだけ行こうと思っています。そんな待望の今年初めての東京ライヴが2マンで開催されました!
 ADN STATE企画のイベントで対バンはMONO NO AWARE―――。土曜日だったからか、珍しく17:00開演という早いスタートで、後攻のZAZEN BOYSがステージに現れたのも18:00少し過ぎでした。
 公式サイトで「新作音源制作開始」という発表があった後なので、おそらく1曲ぐらいは新曲の披露があるだろうと期待していましたが、残念ながらこの日はありませんでした。でも、ますます新たなメンバーのチームワークが緊密になったことを実感させられた濃厚なライヴだったです。(今回は、セットリストのみです。ごめんなさい!)
 
  1. RIFF MAN
  2. HIMITSU GIRL'S TOP SECRET〔「Woo Yeah チャチャチャ」付き(笑)〕
  3. COLD BEAT
  4. 破裂音の朝
  5. This is NORANEKO
  6. Fender Telecaster
  7. Honnoji
  8. Weekend
  9. はあとぶれいく
  10. Asobi
  EN. WHISKY & UNUBORE〔最後を大好きな曲で締めてくれて最高!〕
 
Live Report #234 :BLITZ(181206)
201812.6 赤坂 BLITZ
 
 今年ベースにMIYAさんを迎えて新しく生まれ変わったZAZEN BOYS―――。せっかく再始動したので、いっぱいライヴに行きたかったんだけど、MIYAさんが沖縄在住なのが原因かどうかわかりませんけど、残念ながら関東圏でのライヴが少なくて(RIJもBayCampも行けなかったし…)、めっちゃ久しぶりの、てゆうか今年2回目のワンマンに参加して来ました〜!!
 ちょい来ないうちにネーミングライツでマイナビとか付いちゃった赤坂ブリッツには、チケット売場の上に電光掲示板が登場してて(←前からあった?)、そこにZAZEN BOYSのライヴ情報が流れてました。
 いつもの最前エリアでワクワク&ドキドキして開演を待ってると、ほぼ定刻でおなじみ『マーキームーン』が流れ、メンバーが下手から登場!MIYAさんは、なんとピンクのワンピース姿(^o^) しかも水玉ドット入りでピンクのストッキングまで履いちゃって、女の子してました(笑)。しかし、もちろんライヴが始まると性別ブッ飛びで〜す!そして、スタートした待望のワンマンライヴは、以下のような曲順でした―――。
 
 
  1. Honnoji
  2. COLD BEAT
  3. RIFF MAN
  4. HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
  5. Weekend
  6. TANUKI
  7. This is NORANEKO
  8. SI・GE・KI
  9. 天狗
  10. Fender Telecaster
  11. MABOROSHI IN MY BLOOD
  12. IKASAMA LOVE
  13. Fureai
  14. 暗黒屋
  15. WHISKY & UNUBORE
  16. 気が付けばミッドナイト
  17. はあとぶれいく
  18. Asobi
  19. 破裂音の朝
  20. SUGAR MAN    
   EN. Amayadori
 
 ノッケからテンションの高い曲を3発ブチ込んでくれた後、4曲目の『HIMITSU GIRL'S 〜』では、新たな「遊び」として、ブレイク部分でMIYAさんが先導して「Woo Yeah チャチャチャ」とコールを繰り返してから、いつもの「タカタカタカタカ…」につなぐ展開に(笑)
 陽気でカッコいい『Weekend』が終わって、久々に『TANUKI』を演奏してくれたかと思うと、今度は超久しぶりの『This is NORANEKO』が!ずいぶん長い間やってなかったから、ビックリ!でも楽しい「動物つながり」に笑っちゃいました。(向井さんが曲紹介で狸や野良猫の数を言うと、MIYAさんがニコニコ復唱してて楽しそ〜う)
 次の『SI・GE・KI』では、MIYAさんにスポットライトが当たって、前回以上にゴリゴリした骨太なベースプレイで演奏を引っ張っていて、めっちゃ良かった!
 そして、大好きな『天狗』を経て、折り返し地点の10曲目で『Fender Telecaster』が演奏されたのも新鮮!(ここにコレ来るとは思わなかったもん)
 後半は、『MABOROSHI〜』『IKASAMA〜』を連続させつつも、つながずに一旦区切るやり方がチョイ珍しかったな。
 そして、この後個人的に最高だったのは、夏の再始動初ワンマンでやらなかった『暗黒屋』と『WHISKY & UNUBORE』をやってくれたことです!キーボードなしの『暗黒屋』は超刺激的だったし、MIYAさんを加えて盛り上がる『WHISKY〜』後半部分もめっちゃカッコよくて、マジでシビレまくりでした☆☆
 さんざん加熱した空気を『気が付けばミッドナイト』で軽く冷ますニクい演出をしてから、いよいよ最終局面へ―――。前回体験してビックリしたシンセ抜きの『Asobi』は磨きが掛かっていたし、本編の最後を『SUGAR MAN』で締めるところに新生ZAZEN BOYSの意気込みを感じたし、ハンパない終盤でした!
 さらに、アンコールに応えて再登場したメンバーからのプレゼントされた曲が比較的スローな『Amayadori』1曲だったのも、すんごく新鮮でした♪
 
 そんなこんなで、あっという間の約2時間でしたが、前回はちょっとだけ緊張してる部分もあったMIYAさんが、すっかり馴染んで、てゆうか有機的結合して、しかもメンバーであると同時に「ファン代表」みたいな空気でニコニコ楽しそうで、彼女を含めたZAZEN BOYSの本格的な再開を確信させられるライヴでした!

Next INDEX Back

ホーム 調理人 冷凍都市 番号少女 出前味噌 厨房
ブログ 掲示板


Last Updated: 2023/11/25 Sat.

メールはこちらまで。