2019.5.29 新木場 Studio Coast
MIYAさん加入後初めての全国各地を廻るツアーがスタートしました!少し前に公式サイトでツアーの告知があった時、「新作音源制作開始」というコメントと共に発表されたので、ず〜っと新曲の披露を楽しみにしていましたが、3月の対バンや4月のフェスでは演奏されず、期待は膨らむばかり。…そして、今回ついについに新曲やってくれました!しかも3曲も☆(^o^)☆
そんな素敵なワンマンライヴは、以下のような展開でした―――。
1. Fender Telecaster
2. 破裂音の朝
3. MABOROSHI IN MY BLOOD〔これ3曲目って、なんか久々じゃない?〕
4. Honnoji
5. COLD BEAT〔間奏部分に向井さん居酒屋注文トーク(笑)〕
6. RIFF MAN
7. 公園には誰もいない(新曲)
8. Fureai
9. This is NORANEKO
10. TANUKI〔演奏後「…かと思ったらアルマジロだった」って(笑)〕
11. Weekend
12. IKASAMA LOVE
13. 暗黒屋〔何度も書くけど、やっぱコレ最高っすね〜〕
14. HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
15. 杉並の少年(新曲)
16. 黄泉の国(新曲)
17. 天狗
18. WHISKY & UNUBORE
19. SUGAR MAN
20. はあとぶれいく〔向井さんのクネクネ腰振りダンスにMIYAさん爆笑〕
21. Asobi
EN1. 黄泉の国(新曲)
EN2. CRAZY DAYS CRAZY FEELING〔新生ZAZEN BOYSでは初演奏!〕
ほぼ定刻でステージに登場したメンバーは、前日の仙台に続き2夜連続のライヴだったわけですけど、なんだか爽やかな感じに見えました。(この日MIYAさんのワンピは黒&赤いスニーカー/今回もキーボードのセットなし)
気合たっぷりの『Fender Telecaster』でスタートしたライヴは、どの曲もZAZEN BOYSが唯一無比のバンドだっていうことを改めて実感させられるカッコよくて濃厚で素晴らしい曲の連続で、書きたいことも山々ありますが、今回は「目玉」ともいうべき新曲についてだけ書いておきます。
まず7曲目に「新曲が出来ております」と披露された『公園には誰もいない』―――。今までのZAZEN BOYSにはあんまないタイプの曲で、「ちょっと昔のニューウェイヴ」(←言い方変かな?)みたいな雰囲気を持ったミディアムテンポの曲でした。日常風景を切り取ったような歌詞のアンニュイな感じの曲で、変拍子でもなく、奇抜なアレンジもないのに、この4人が演奏すると独特の空気が出てしまうから不思議です。
次の披露が15曲目の『杉並の少年』―――。「杉並区からいらっしゃってる方」に「お捧げします」というコメントに続いて演奏されたのは、前曲よりはややアップテンポの楽しい&踊れる曲でした(^o^)。めっちゃ大雑把な書き方で済みませんが、歌詞の中にも「公園には誰もいない」というフレーズがあって、『公園には〜』の「姉妹曲」みたいな感じがしました。
そして、最後が『黄泉の国』―――。とにかくめっちゃカッコいい曲でした♪♪そう、まさにZAZEN BOYSならではって感じの曲で、やや変拍子のカクカクしたツンのめるようなリズムにオリエンタルな空気のギターが絡み、そこに向井さん独特の奇妙な歌詞が乗った、とにかく最高に素敵な曲です☆☆☆曲の中で〈サビ〉的に繰り返される部分にある「プリ〜〜ズ、酔わせてよ/ヨミの国まで連れてって」という歌詞が頭から離れません。しかも、「この曲もっかい早く聞きた〜い!」って思ってたらアンコールで再度演奏してくれたんだもん、もう最高っす!
ZAZEN BOYS中毒の俺にとって待望すぎる新曲を3発も披露してくれたワンマンライヴは、メンバー全員が研きの掛かったテクニックを駆使しながらも、さりげなくしかも笑いの要素も交えながら自由な空気でブチかます最高のステージだったです♪
いつも以上に楽しそうにボケをカマしながらも極々な演奏と歌唱をブチかます向井さん、その姿を「ファン代表」みたく爆笑しながらも髪を振り乱してゴリゴリチョッパーなベースを連発するMIYAさん、ハイテクかつ骨太なドラムでリズムを刻みつつ楽しそうなパパ敦さん、さらに自由度が増してオチャメに発狂するカシオマンの4人が繰り広げる濃厚な23曲(←新生後では最多)のライヴは、まさに至福の時でした♪☆♪☆♪
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