ZAZEN BOYSを中心とした向井秀徳作品に関するコメントやライヴレポなどを書いております。
興奮電気 #5
 今日から4月です。そして、対バンとはいえ、本日4/1には、ZAZEN BOYSとして久々のライヴが渋谷のO−Westでありますね!
 オレは、このライヴ発表前に予定を入れてしまってたので、残念ながら見れませんが、当然ですけど、すっごく気になります。最近更新された向井さんの日記読んでても、相変わらずクリエイティヴな高いテンションが保たれてるし、新曲のお披露目があるかもだし…あ〜気になるぅ〜〜☆4/19AXが待ち遠し〜い♪
(2004/04/01)
 
記憶と妄想(向井さん篇) #3
 ZAZEN BOYSツアー後半戦過激に接近中ですが、平行して無戒秀徳A&Eもビシビシ迫ってますね。今までは、残念ながら抽選でハズレまくり、ソロライヴはあんま見れてないんですが、いくつか見た中で印象的だったライヴについてちょっと書きます。
 それは、2003/1/29にあった下北沢SHELTERでのライヴです。これはbloodthirsty buchersのレコ発ライヴで、「ゲスト:向井秀徳&田渕ひさ子」となっていました。
 NUMBER GIRL解散後、オレにとって初めて向井さんを見る機会だったので、すっごく楽しみでした。しかもキャパが狭い為メッチャ一体感のあるSHELTERですから、もうワクワク度ヒートアップ!
 いつもフツーにぶらりと登場する向井さん(=無戒秀徳)ですけど、この日はなんか違くて、なんていうか殺気に満ちてるってカンジでした。この段階では、まだZAZEN BOYSはなかったわけだし、音楽を発表することへの熱いパッションと真剣なキモチがヒシヒシと感じられる―――そんな殺気でした。
 ギター1本を掻き鳴らしつつ、向井言語を吐き出す姿は、痺れるほどカッコよくて、マジで涙出そうでした。曲目とか覚えてないすけど、たしか『猫踊り』って曲をやったような気がします。(「笑って〜」とかいう歌い出しだったような…)
 ソロで5曲ぐらい演奏した後、ブッチャーズの吉村さんが出てきて、向井さんと2人のセッションを演ってくれました。12本の狂ったハガネの振動の絡み合いは壮絶で、気迫に満ちてて、もうメッチャ最高でした♪最後は、この日発売のアルバムから『lucky man』を2人で熱演。いや〜、ほんとに凄いライヴでした〜☆
 (ちなみに、この日チャコちゃんは第2部のブッチャーズにゲストギターとして全曲参加) 
興奮電気 #4
 何度聴いても厭きるはずなどなく、むしろ新たな発見がどんどんあるシングルCDと、同じくまったく鮮度の薄れないアルバムを聴きまくって暮らすうちに、ツアー後半がもうすぐそこまで迫ってきましたね!
 その間にも、次々追加で発表されるライヴ日程。公式サイト『向井秀徳情報』、まったく見逃せません。
 チケットゲット出来るかは別にして、都内での向井さん出演だけでも凄い勢いですよね………
 
●3月28日(日): 無戒秀徳A&E @渋谷B・Y・G
●4月1日 (木):ZAZEN BOYS @ Shibuya O-WEST(対バン)
●4月10日(土):無戒秀徳A&E @渋谷 AX(対バン)
●4月18日 (日):ZAZEN BOYS @下北沢シェルター(対バン)
●4月19日 (月) :ZAZEN BOYS @渋谷AX
●4月21日(水):無戒秀徳A&E @渋谷 CLUB QUATTRO
●5月1日 (土):ZAZEN BOYS @ 新宿LOFT(対バン)
●5月14日(金):ZAZEN BOYS @Zepp Tokyo
 
 改めてこうして並べると、パワフル〜って感じです♪でも超楽しみ〜☆
 出来る限りは参戦したいですけど、チケットゲットに向けたチェックが大変ですよね&資金も…。「嬉しい悲鳴」ってコトバ、こういう時のためにあるんだな。
(2004/03/18)
Delayed Brain
 限定販売シングルの4曲目は、『Delayed Brain』。直訳すると「遅れた脳」もしくは「時限頭脳」となる―――まあ、訳したらつまらんかもですが―――この曲の原曲は、NUMBER GIRLアルバム“NUM HEAVYMETALLIC”に収録されている『delayed brain』ですよね。
 でもアレンジが全く違うし、歌詞も2番に当たる部分が変わって(『ZAZENBEAT KEMONOSTYLE』の歌詞の一部を転用)いて、原曲の「夜が昨日と同じ…思い出せんときがある」部分もないので、別の曲として考えていいと思います。それを意識したのかは知りませんけど、タイトルの文字もこちらは「D」と「B」が大文字になっています。
 レゲエ調のアレンジは、向井さんにとって、お気に入りのひとつのようで、NUMBER GIRL時代にもライヴ用のヴァージョンとしてよく使っていましたよね。ズッチャ、ズッチャと掻き鳴らすギターの金属音が耳に心地いいです。この曲は、ソロライヴでもしばしば登場します。ZAZEN BOYSのライヴでは、「こんがらがってるin my brain」の部分を観客に振って、俺らは大合唱で応えます。
 音源の中で、向井さんは最後のリフで、一箇所歌詞を間違え誤魔化すように「こんがらレーション」と歌っていますが、それをそのままOKテイクにしたところが向井さんらしくて好きです。(でも、もしかすると向井さんのことだから、ワザとかも…)
 
 
六階の少女
 この曲は、ご存知のように元々は向井さんが依頼を受け、hal(上坂晴子)さんの為に書いた曲ですよね。その収録アルバム「ブルー」の発売が2001.3.23なので、この曲が作られたのは、NUMBER GIRL『鉄風、鋭くなって』と『NUM−AMIDABUTZ』の間と考えられます。そう考えると、なんか不思議ですね。
 とにかく、ZAZEN BOYSの曲の中で、おそらくこの曲が一番古くからあった曲だってことは確かですよね。でも、メッチャZAZENに合ってる曲だと思います。ってか、だから向井さんも録音したんだろうけど…。
 ライヴで初めて聞いた時、「いい曲だな〜」って思いました。もちろんZAZEN BOYSの曲は全部いいんですけど、この曲は最初「カッコいい」より「いい曲」ってのが先に来たんです。改めてCDで聴いてみると、うん、やっぱいい曲だなあ。
 「誰かが撃つから〜遠くに消える」の導入部分で、ちょっと変則的にブレイクするのも好きだし、「わたしの部屋が鳴って」からの掻き鳴らす感じのギターもカッコいいなあ。メロディラインの展開もすごく素敵な曲です。同じく女性が歌うことを想定して歌詞が書かれた『SI・GE・KI』に比べて、よりナイーブな感じの歌詞ですよね。
 この曲で、アヒト君は最初のカウント「陽当り良好」以外に2回「1・2・3・4」ってカウントしてますけど、そこも好きです。
 

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Last Updated: 2024/11/2 Sat.

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