ZAZEN BOYSメンバーであり、最強のドラマーアヒト・イナザワ氏のユニットnoughtsがライヴ活動を始動しましたよね。
このレポは、遅まきながら昨日初めて見た下北沢CLUB251でのライヴ報告です。ちなみにレポート番号が「#n-1」となっているのはnoughtsの「n」です(^o^)
開場後、SHELTERより一回り狭いぐらいのフロアは、対バンのせいか、まだ超満ではなく、かなり空間に余裕があったため、ほぼ最前をゲット!トップバッターのtowerが終わると、前列の人々がかなりいなくなったので、2番目のdetroit7からは最前で見れました☆
ここのハコは、演奏の前後のセッティングタイムの間、ステージ前にスクリーンを下ろして映像を流しているため、前2列にいないとセッティングがよく見えません。オレは、お陰様で最前だったので、初体験のnoughtsをセッティングから見ることが出来ました!
アヒト君は、スネア交換した後、シンバルの交換。シンバルの位置を気にして何回か直していました。軽く叩いてから、丁寧にタムのチューニング。フロアタムよりバスドラ上のタムを細かく調整していました。それから、ハイハットへ。そして、全部を使ってドラミングのウォームアップ。アップの段階でも、一部ドラムソロみたいな手数の多い叩きをしているし、とにかく真剣にサウンドチェックしているアヒト君に感動し、眼は釘付けでした。
スクリーンが上がり、ライヴ開始。オレはnoughts初体験で、曲も知らないので、とにかくひたすらアヒト君のドラムワーク中心に食い入るように見ていました。
バンドが違うから曲が違うの当たり前ですけど、演奏された曲はZAZEN BOYSにもNUMBER GIRLにもないようなタイプの曲が多くあり、そんな曲に対してありきたりの手組みではなく、可能な限りオリジナルなアプローチで臨もうとしているアヒト君のドラミングと姿勢に感動しました!
特に、スティック2本でのハイハットの打ち方や、変則的なブレイクのさせ方がメッチャかっこ良かったです。
NUMBER GIRL時代から、アヒト君のドラムは大好きで、「この人マジで日本一のドラマーだよ♪」って思ってて、とにかく「普通の人ならこう叩くだろう」というフレーズを必ずといっていいほど裏切ってくれるところが凄いなあって思ってました。
だから解散後も絶対また向井さんと組んで欲しかったら、それがZAZENで実現して最高だったけど、noughtsのアヒト君もまた違った魅力で、ホント素敵でした。
演奏後、出てきたアヒト氏に「連日のライヴでお疲れですよね〜」と話しかけたら「いや、曲数少ないから…」と謙虚に答えてくれ、小さなメモ帳に嫌な顔せずサインまでくださって感激でした☆
この日対バンした3バンドも、それぞれ良かったです。towerは、キャッチーな曲とプログレ風の曲をやってて楽しめたし、detroit7は、裸足の菜花さん(Vo,Gt)のロック魂に打たれたし、宙ブラリのバカ騒ぎぶりも楽しかった。とってもいいライヴイベントでした♪
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