ZAZEN BOYSを中心とした向井秀徳作品に関するコメントやライヴレポなどを書いております。
Live Report #13 :QUATTRO(040720)
2004.7.20 渋谷CLUB QUATTRO
 
 関東地方で観測史上最高温度となる39.5度を記録した超猛暑のこの日、東京では2ヶ月ぶりとなるZAZEN BOYSのライヴがありました。smorgas、JPC bandと対バンのイベント“TPIPLE TOUR '04”への参加です。
 この日の東京は、とにかくハンパなく暑くて湿度も高く、ちょっと歩くだけで汗が流れ出すので、みんなゆっくり歩いてたからなのか知らんけど、観客の出足は鈍くて、1番手のJPC bandが始まっても、まだフロアは満員になってませんでした。
 ZAZEN BOYSは、このイベントの大阪公演ではトリだったし、この日ひなっちがテナーとの掛け持ちだったので、出番は最後だろうと思ってましたが、2番目でした。(セッティング中も、アヒト君だけは自分でチューニングとスティック慣らしを行っており、会場から声援が上がっていました。)
 では、まずはセットリストです♪
 
1 半透明少女関係
2 SHI・GE・KI
3 KIMOCHI
4 TANUKI
5 MABOROSHI IN MY BLOOD
6 IKASAMA LOVE
7 DAIGAKUSEI(新曲!)
8 WHISKY & UNUBORE
9 The Days Of NEKOMACHI
10 自問自答
 
 登場してきた向井さんは、頭に黒系のタヲルを引っ掛け、お馴染みのブルー系アロハシャツ。そして、タオルをかぶったまま1曲目に突入!久々のライヴが『半透明少女関係』からだったので、ノッケから会場はヒートアップしまくり、もう汗まみれのサウナ状態となっちゃいました。
 『TANUKI』前に向井さんが民謡調で弾き語る「遠くで〜ェ、聞こえる〜ゥ、馬鹿だいこ〜ォ」というコブシも素敵でしたが、この日の収穫は、なんと言っても新曲が聞けたことです♪大阪では、サワリだけしかやらなかったようですが、渋谷ではタイトルまで告げて『DAIGAKUSEI』を演奏してくれたんですよ〜☆(サビの歌詞で、何度も「大学生」という単語が出てきます)
 1枚目に多かった重層的な曲構成や変拍子などの要素が少ない、どちらかと言えばシンプルでソリッドな曲でしたが、そこが逆に新鮮で、新しいアルバムへの期待は、もうツノリまくり〜〜♪
 超猛暑のせいで不快指数の高い一日ではありましたが、その最後にZAZEN BOYSライヴが見れたから疲れも吹っ飛びました(^o^)
 
興奮電気 #10
 向井さん公式サイトで、9/1(水)発売の 2nd Album『ZAZEN BOYS II』の収録曲が正式に発表されましたね♪
 
 01.ZAZEN BO
 02.CRAZY DAYS CRAZY FEELING
 03.NO TIME
 04.安眠棒
 05.COLD BEAT
 06.You make me feel so bad
 07.黒い下着
 08.HARAHETTA
 09.ZAZEN BO II
 10.最前線
 11.SEKARASIKA
 12.DAIGAKUSEI
 13.CHIE chan's Landscape
 14.6本の狂ったハガネの振動
 15.MY CRAZY FEELING
 
 なんとなんと15曲入り!こんなにご馳走タップリなんて嬉しすぎる〜〜(^o^)
 タダでさえ待ち遠しくて狂いそうなのに、タマランっすよ、まったく!
 それにしても、そそるタイトル多過ぎですね〜♪『安眠棒』ってどんな棒なんだ?もしかして〈棒〉はZAZEN BOの〈BO〉に掛けてあるのかな?『黒い下着』は、お得意のセミエロ雑誌(笑)のグラビアを見ながら作ったのかな?…とか、いろいろ想像してワクワクしちゃいます☆
 他にも『HARAHETTA』とか『SEKARASIKA』とか笑えるタイトル多いし、とにかくメッチャ凄いアルバムになってることは間違いないですよね♪♪これらの新曲が1枚目の名曲群に加わったレパートリーで展開される今度のツアー!想像しただけで興奮電気メーターはブチ切れ状態です!!
 
 以前も引用させて頂きましたが、向井さんは6/6付の日記で「現在20曲以上、弾がある」って書いてますから、アルバムに15曲入れても、まだ5曲あるわけじゃないですか〜。…てことは、その5曲の内の何曲かをシングルとしてライヴ会場限定販売する可能性だってあるわけで…なんて妄想してたら、ますます中毒症状は悪化するばかりなのでございます。
(2004/07/17)
 
Live Report #s-1 :SHELTER(040629)
2004.6.29 下北沢SHELTER
 
 ZAZEN BOYSの盛り上げ隊長=打撃的重音四弦奏者=ひなっちが、サポートベースとしてストレイテナーに参加しているのは御存知だと思いますが、そのライヴを今更ながら初体験して来ました♪
 こんな時期まで見てなかったのは、オレの最前病と並んで重症な「狭いハコ好き病」(笑)のせいでしたが、この日の会場は、そんなオレにピッタリのSHELTER―――もう見るっきゃない、ってことで…イェ〜イ最前ひなっち前ゲット(^o^)
 
 対バンのHOLSTEINが15分押しで始まり、11曲やったので、入れ替えが終わってテナーのライヴが始まったのは20:30頃かと思います。
 初めてナマで見たテナーは、1曲目の『STAINED ANDROID』からハイテンションで飛ばしていきます。目の前10センチのひなっちも、ZAZENの時みたく時々コブシを突き上げて挑発しながら、前のめりに両足でリズムを取りながら激しいプレイを展開。印象的だったのは、ドラムスのナカヤマシンペイ氏と何度も繰り広げられるアイ・コンタクトでした。
 ナカヤマさんのドラミングは、アヒト君とはタイプが違いますけど、激しいってことでは通じるものがあり、なんか変な言い方ですけど、顔じゅうで叩いてるって感じ…てか、叩いてる時メッチャ顔が叫んでるんだもん(笑)。一方のホリエアツシ氏は、ちょっと都会っぽい感じ?っていうか…けっこうMC慣れしてて、笑いも取ってました。
 ひなっちは、その二人をしっかり支えてるだけじゃなく、ZAZENの時に比べると大人のノリで引っ張ってる印象を受けました。
 ライヴは、とにかく盛り上がってて、中盤の『FREEZING』では、オレも思わず右手を振りかざしちゃいました!本編10曲を『TRAVELING GARGOYLE』で終えた後、アンコール2曲。最後が『MAGIC WORDS』でした。
 
 この日のライヴで、演奏以外に一つ発見をしました。もしかしてZAZENの時からそうで、オレが見逃してただけかもだけど、ひなっちのベースボディ裏にNUMBER GIRL『鉄風……』ステッカー(黄色いヤツ)が貼ってあったんです☆なんか超嬉しかったな(^o^)
興奮電気 #9
 6月は、ZAZEN BOYSのライヴがなくて、ツアーの開始と新しいアルバムが待ち遠しい日々ですが、そんな俺らにライヴ映像がDVDという形でプレゼントされましたね☆
 ご存知の方が多いとは思いますが、《DVD ROCK魂!〜怒涛ロック〜》(6.23発売。2,480円。発売元:nihon soft service inc.Project-T)です。
 これには、ZAZEN BOYSの『WHISKEY & UNUBORE』『半透明少女関係』(いずれも2.26渋谷AXのライヴ)が収録されているだけでなく、このDVDのため特別に行われた無戒秀徳A&Eの『SHI・GE・KI』『Derayed Brain』『自問自答』(3.6高田馬場/バー・ボギー)も入ってます!
 『WHISKEY & UNUBORE』を映像で見ると、この曲がいかにライヴで魅力的かが改めてわかります♪また、20人という少人数の前で弾き語るソロも必見☆(時々映るバーのマスターが笑える)
 
 また、既に発売となっているDVD《GALACTIKA Vol.1 極東来襲ZAZEN BOYS》(5.2発売。2,100円。発売元:株式会社ダブ)も、メッチャお得な1枚ですよ〜(^o^)
 なんたって『IKASAMA LOVE』『INSTANT RADICAL』『開戦前夜』(いずれも2.1渋谷CLUB QUATTRO)のライヴ映像3つの他に、向井さんのインタビューまで入ってます!
 ジャケットには、向井さんが座禅を組んだポーズで浮かんでます!てか、都市の上空を座禅組んだまま飛んでるし…。一瞬、ヤバい宗教ビデオかと勘違いしちゃいます(笑)
 
 CSの番組は見れないけど、DVDなら見れるって環境の人は、ぜひこの2枚を買って、ツアー開始まで興奮予習(笑)しましょ〜う♪
(2004/06/26)
興奮電気 #8
 次々にライヴの予定が追加発表され、それだけでも興奮してくる夏からのZAZEN BOYS!
 今のところ、オレが次に見れるのは7/20の渋谷QUATTROですが、この日のライヴについて、向井さんは6/3付の日記で、「曲がどんどん増え続けていく。(中略)7月にやるsmogasとJPC Bandとのライブについて。このライブは実に楽しみである」と書いています。自らそう言ってるんだもん、こっちはもう超楽しみです〜〜♪
 楽しみといえば新曲&NEWアルバムですが、この件についても「……駄目押しに曲を2、3曲つくり、これよりレコーディングに突入することに決めた。現在20曲以上、弾がある。明日より本格的に準備開始」(6/6付)とあり、これを読んだオレに興奮電気がビリビリ走りまくったのは言うまでもありません☆
 20曲近い狂音素材の中から、実際に発売されるのは限られるんだろうけど、出来るものなら“MATSURI STUDIOそのもの”になって、熱く繰り広げられるであろうSESSION全部を聞いていたいな〜♪(…てか、もう今日録ってんじゃん、きっと! )
 曲作りに関するコメント「断片を固めていく。同時に新たに沸き上がったアイデア、便所などでふと口ずさんだ鼻歌を即座に形にする。とても調子がよく、全員ノっている。常にヘンな曲ばっかりやが」(5/17〜21付)とか読んでも、もう期待は膨らみまくり破裂寸前だよ〜☆今まで以上にメッチャすっごいことになるに決まってますよね!
(2004/06/08)
 

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Last Updated: 2024/11/2 Sat.

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