ZAZEN BOYSを中心とした向井秀徳作品に関するコメントやライヴレポなどを書いております。
Live Report #17 :長野(041008)
2004.10.8 長野JUNK BOX
 
 台風22号接近の影響で大雨に見舞われた関東甲信越地方。台風の接近はイヤですけど、ZAZEN BOYSの接近は大歓迎なので、頑張って長野に行って参りました☆
 大雨のせいで道路は大渋滞で、午後1時過ぎに東京を出発したにもかかわらず、長野駅前に到着したのは午後7時ギリギリ。開演に間に合うかとヒヤヒヤでしたが、なんとか間に合いました!
 でも既に開場しており、定位置確保はムリと諦めてたんですが、偶然にも客足が今までになく非常に遅くて、なんとかセンター2列目をゲットすることが出来ました(^o^)
 いやいや、ドシャ降りの中行って良かった〜。マジで凄いライヴでした!うん、ホント凄かった!
 新潟とはガラッと一変した衝撃のセットリストからどうぞ!
 
1. 半透明少女関係
2. 6本の狂ったハガネの振動
3. SHI・GE・KI
4. USODARAKE
5. YURETA YURETA YURETA
6. COLD BEAT
7. You make me feel so bad
8. 安眠棒
9. MABOROSHI IN MY BLOOD
10. IKASAMA LOVE
11. 黒い下着
12. NO TIME
13. DAIGAKISEI
14. SEKARASIKA
15. WHISKEY & UNUBORE
16. 開戦前夜
17. CHIE Chan's Landscape
18. MY CRAZY FEELING
19. CRAZY DAYS CRAZY FEELING
20. 自問自答
UN. KIMOCHI
 
 ね、ね、凄くない?凄いっしょ!この日の構成にはマジ感動しました!
 まずは、ノッケから『半透明少女関係』で場内は一気にヒートアップ。続く『6本の狂ったハガネの振動』では、その熱気をひなっちのピョンピョン飛び(笑)が盛り上げ、5曲目までガンガン加速していくZAZEN軍団。会場にライヴパワーを充電させた第1ブロックに続き、セカンドから1枚目にはないテイストを含んだ3曲を演奏するバラエティに富んだ第2ブロックへと展開するライヴ。『COLD BEAT』のブレイクでリフ回数を指で指示する向井さんと、その指を真剣に見つめるメンバー。その緊張感のカッコ良さったらないっす!『You make me feel so bad』でコーラスを取る3人も楽しそうだし、チームワークどんどん良くなってる感じですねえ。
 ノリのいい曲を中心にした9〜14までの第3ブロック(ライヴでは初体験の『NO TIME』は、ハンパないカッコ良さでシビれました)で、場内を再び汗まみれにした後、ライヴで光る名曲『WHISKEY & UNUBORE』を経て衝撃の第4ブロック(16〜18)がやってきました!
 あらゆる部分に新たなアレンジと遊びと緊張感を持った『開戦前夜』は、もう言葉に出来ないほど良かったです!!!中でも、圧巻だったのは、ドラムスのソロパートの後半に行われたギター・ベースとのインプロ(インプロビゼーション=即興演奏)です♪
 今までも向井さん主導のインプロは何度も見せてもらいましたが、この日のインプロはアヒト君が引っ張り、向井さんはタバコ休憩(笑)。アヒト氏のドラミングやスティックワークやアイコンタクトに合わせてひなっちとカシオマンが楽器で応酬!時には「えっ、そう来るの〜」って顔をしつつ楽しそうに掛け合いをするメンバー。そして頃合いを見て参加してくる向井さん。まさにライヴでしか体験できない至福の時間を共有しました♪
 その興奮も冷めやらぬうち、ライヴでは初めての2曲が続くんだもん☆もう嬉しいやら、感動するやら、楽しいやら、もうっ最高っ!!!『CHIE Chan's Landscape』での絡み合うツインギター、『MY CRAZY FEELING』での渾然一体化してうねり上がって行く音の嵐。豪華な料理を3品続けて食べたみたいな第4ブロックでした。
 そして、会場も一緒に飛び跳ねながらコーラスした『CRAZY DAYS CRAZY FEELING』を経て『自問自答』へ。アンコールには、観客を上げないタイプの「野に咲く」付き『KIMOCHI』で応えて、たっぷり2時間のライヴは終わりました。
 ほんと良かったです♪最高だったです!しつこいようですが、この日の構成には参りましたっ!そして、ライヴの魅力を堪能させて頂きました☆本当にどうもありがとう!
 
Live Report #16 :新潟(040914)
2004.9.14 新潟JUNK BOX
 
 アルバム発売に先駆けて行われた野音でライヴの素晴らしさに感激し、ついに手にしたド肝を抜かれる名曲満載の2ndを聴きまくっている中毒患者にとって、関東地方でのライヴが10月まで見れないなんて苦しみには耐えられず、もうひとつの重病である金欠病をおして、とうとう新潟まで行っちゃいました!
 でも、行ってマジで良かった♪野音では聞けなかった曲もやってくれたし、も〜うとにかく最高なことばっかでした(^o^)―――ではでは、最高な夜のリストです。
 
1 CRAZY DAYS CRAZY FEELING
2 USODARAKE
3 YURETA YURETA YURETA
4 安眠棒
5 COLD BEAT
6 You make me feel so bad
7 Fender Telecaster
8 WHISKY & UNUBORE
9 黒い下着
10 SASU−YOU
11 DAIGAKUSEI
12 SEKARASIKA
13 SI・GE・KI
14 MABOROSHI IN MY BLOOD
15 IKASAMA LOVE
16 開戦前夜
17 最前線
18 KIMOCHI(「野に咲く」付き)
19 自問自答
UN: 6本の狂ったハガネの振動
 
 マーキームーンに乗ってメンバー登場。向井さんは、眼鏡の上に赤いフチの嘘っぽ〜いグラサンを掛けてました(笑)
 この日は、向井さんのMCトークが極端に少なくアンコールを含め20曲が、次から次へとブチ込まれて来るって感じでした。今までの曲も、新しい曲も、そのバランスもメッチャ良かったと思いますけど、その中でも特に印象的だった部分をピックアップしてみますね。
 
 まず『COLD BEAT』。ドラムソロになると、向井さんは外していたグラサンを再び掛けて、また奇妙な踊りをしましたが、そんなユーモアを交えつつ、ブレイクはビシッと決める―――そのハンパないカッコ良さ♪
 『Fender Telecaster』から『WHISKY & UNUBORE』へのブリッジで、向井さんは例の無常節をうなりましたが、この日はそのセリフが良かった☆「ねえちゃん、酒持って来い」「おにいさん、飲み過ぎですよ〜」みたいな会話が例のコブシで歌われた後酔っ払いの歌に行くんですから、そのセンスの良さにゾクゾクしました。
 ライヴでは初めて聞く『SEKARASIKA』は、曲の展開がやっぱメッチャ素敵で、「ガタガタガタガタ」ってとこは、ウチらも思わず歌いましたけど、今までの曲にないグルーブ感が最高でした!
 そして、個人的にこの日一番良かったのが『開戦前夜』です。インプロ部分のソロパートに、今までやっていないフレーズが多用されていて、ドラムソロも長くて凝ってました。終盤部「脳が揺〜れる〜」あたりのブレイクも新しいアレンジだったし、エンディングから次の『最前線』へ至るブリッジも超カッコ良かったし…。とにかく、ZAZEN BOYSの唯一無比な存在感を見せ付けられた最高のパフォーマンスだったと思います♪♪
 
 もちろん、上に揚げた以外の曲も良かったですよ☆20曲聞かせてくれたのに、まだまだ聞きた〜いって感じ!
 そして、ライヴ後のオマケ。なにげに外で待ってると向井さんが、フツ〜に出て来てエレベーターに乗りました。焦って一緒に乗るオレなどで、ブザー鳴る限界の超満ベータ(笑)中で、みんなの声援にうなづく向井氏。降りてオレが「お疲れ様でした〜」って声を掛けると今度は「ありがとうございました」って応えて、テクテク歩き出します。思わず追いかけるオレ&数人。やがて向井さんは近くのコンビニに入り、ビールを2本買ってます。「どこで飲むんだろ?」って思って見てると、実はそのコンビニ、ビジネスホテルに併設されてて、向井さんは後ろ手を降りながらホテルに消えていきました。
 「そっか〜、ここに泊まってるんだ〜。でも、メンバーと飲みに行ったりしないんだ〜」って思ってると…。なんと、ひなっちがやって来ました。そして、その後にカシオマン。最後にアヒト君。みんな同じホテルだったんですね、やっぱ…。3人ともウチらの声援に明るく応えてくれたし、最高のオマケ付きの夜になりました(^o^)
Live Report #15 :野音(040828)
2004.8.28 日比谷野外大音楽堂
 
 ついに、ついに、ついにやって来ましたZAZEN BOYS久々のワンマンライヴ!しかも、2枚目のアルバム発売を直前にしての野音!“ZAZEN BO放送局”でチェック済の新曲の数々はメッチャ凄いし、もうマジで期待膨らみまくりのライヴがやって参りました!
 あいにく小雨のパラつく曇天ではありましたが、なんとかライヴ中はギリで大雨に見舞われずに済んだのも、きっとZAZENの神様のお陰でしょうね(^o^)
 
 野音だけに、音が会場外に漏れるわけで、お陰様で開場前のリハもバッチリ聞こえました。リハから超ハイテンションなカッコのよろしい音楽を聞かせて頂き、オレのワクワクは昂まるばかり!場外の物販では、2種類のデザインで新しいツアティーが売られておりましたが、残念ながら新譜は売ってませんでした―――前置き長いっすね(笑)ごめんなさい!じゃあ、早速まずはセットリストの報告から。
 
1 Fender Telecaster
2 WHISKY & UNUBORE
3 CRAZY DAYS CRAZY FEELING
4 USODARAKE
5 YURETA YURETA YURETA
6 安眠棒
7 COLD BEAT
8 You make me feel so bad
9 TANUKI
10 MABOROSHI IN MY BLOOD
11 IKASAMA LOVE
12 DAIGAKUSEI
13 SASU−YOU
14 黒い下着
15 KIMOCHI
16 6本の狂ったハガネの振動
17 自問自答
EN: I Wanna be your fuck!
 
 5分押しぐらいで、久しぶりの『マーキームーン』に乗ってメンバーが登場しました!向井さんはグラサンを掛けての登場であります(笑)
 1曲目は、ライヴでは久々に聞く感じの『Fender Telecaster』でしたが、今まで以上にタイトな音質の演奏で身が引き締まる感じがしました☆この曲から、ギターの「イ〜シ焼〜きいも〜」に似たフレーズと向井さん独特の無常節コブシでつないで『 WHISKY & UNUBORE』へ。ノッケから、今までとは違ったライヴが始まる楽しさ満載の滑り出しでした♪
 PVも作られた『CRAZY DAYS CRAZY FEELING』は、ナマで見たらやっぱカッコ良かった〜。音源で椎名林檎氏も担当している「CRAZY DAYS CRAZY FEELING」っていうコーラスパートはカシオマンが歌っておりました!相変わらずハンパないビート感に溢れた『USODARAKE』から『YURETA YURETA YURETA』では、なんか風格っていうのかな、そんなの感じたな〜。
 そしてMC。「リレーで使うバトンありますね。そんなバトンの両端からトゲの付いた車輪が出てくる物体がある。それは、非常に殺傷能力が強く、やられると安眠してしまいます」みたいな笑えつつも不気味なコメントをして『安眠棒』へ。いや〜、ライヴで聞くとまた名曲だわ、マジで。笑えてカッコいい曲なんて、他のバンドにはなかなかないっすよ♪
 終わると、またMC。「この辺にも、いろんなモンが潜んでいます。平将門の家来・猿などが…」みたいな妄想コメントをするんで、なんの曲かと思ったら変拍子が超カッコいい『COLD BEAT』でした☆この曲も大好き!後半のドラムソロで、向井さんは例の奇妙な横動きを披露していましたよ(笑)
 ファルセットのアダルトな『You make me feel so bad』に続いて、向井さんはギターを弾きながら来年公開の映画「野次喜多〜」について触れ、「サイケデリックなイントロを弾いとりますが…」とかなんとか言って『TANUKI』へ。
 この日の向井さんはよく喋りました。『MABOROSHI IN MY BLOOD』の後には「恋愛でイカサマな目に遭った男子諸君は一緒に歌ってください」とか言うし、『DAIGAKUSEI』の前には、雨が降らずに持ちこたえている天候に触れ「昔のフォーク歌手なんかだと〈それでは『雨上がりのビル街』聞いてください〉みたいな…」とか言って自分で吹いてるし、な〜んか楽しそうで、こっちも楽しかったです♪
 そしてノリのいい『SASU−YOU』『黒い下着』と続いた後の『KIMOCHI』では、久々に「野に咲く〜」があっただけじゃなく、インプロジャズ的後奏に引きずられる形で、ひなっちもビックリしてた新たなコーラス「2人の夜は、まだまだこれから」が展開され、やがて俺らとのコール&レスポンス。楽しかった〜(^o^)
 ラス前の新曲『 6本の狂ったハガネの振動』もハンパないカッコ良さでキメてくれ、『自問自答』が終わると向井さんは、またもわざわざグラサンを掛けて引っ込んでいきました(笑)。アンコールは、歌の部分が短い分、4人の演奏がたっぷり聞けてメッチャ良かった☆
 いや〜、とにかく、楽しくて、カッコよくて、ZAZEN BOYSの唯一無比な存在感がますます感じられて、ほんと素敵なライヴでした!今度のアルバムは、この日やってない曲も大好きだし、これからのツアー、どんどん進化するに決まってるし、マジでヤバいっす♪
興奮電気 #11
 ちょっと、ちょっと、聞きましたか〜?ネットラジオ“ZAZEN BO放送局”(8/13〜15)!
 聞いた方多いとは思いますけど、3日間限定でネット公開されたZAZEN BOYSの番組で、まもなく発売になる2ndアルバム『ZAZEN BOYSU』の全曲を向井さんの解説付きで試聴できる企画でした☆(ゲストのカシオマンの恋バナやギター遍歴話も楽しかったで〜す)
 いや〜マジで凄かった♪きっとハンパないアルバムなんだろうとは思ってたけど、ここまで凄いとは…。とにかくハイテンション&ハイクオリティで、ブッ飛びました! 
 ハンパないビートとグルーブ感で迫る『NO TIME』や変調子のキメがメッチャ素敵な『COLD BEAT』『SEKARASIKA』、プリンスばりのアダルト系『You make me feel so bad』、ノリノリでカッコいい『黒い下着』『DAIGAKUSEI』、なんか微笑ましい『CHIE chan's Landscape』など、とにかくタイプの違う名曲が13曲も詰まってるんだもんな〜、マジヤバいっすよ、このアルバム☆
 発売&それに先立ってある8/28野音ライヴが超超超楽しみだ〜〜〜〜〜♪(^o^)♪
(2004/08/17)
 
Live Report #14 :DRF(040723)
2004.7.23 川崎CLUB CITTA
 
 関東地方は、この日も超猛暑。マジで、歩きたくな〜いって感じの不快指数です。また、川崎駅前が暑いのなんの…。しかし、そんなことは言っとれん!この日、ZAZEN BOYSは、吉本芸人のダイノジさんが企画した“DIENOJI ROCK FESTHIVAL Vol.1”に出演するんですからね♪
 SOLD OUTとなっていたイベントも、さすがに平日の17:00に川崎まで到着する人は少なく、開演してもフロアの中間から後ろは空いていました。しかし、トップバッターのBRAHMAN(シークレットクレジットでした)が登場すると強烈なオシが来て、演奏中は次から次へとダイバーがオレの頭上を通過し、痛い痛い…。
 トークに時間を割きあえて2曲しかやらなかった怒髪天、スケボで登場してきたBREAKfASTに続いて、4番手にいよいよZAZEN BOYSの登場であります!
 この日演奏した曲数は、5曲と少なかったですが、メッチャいいライヴでした!もったい付けないでセットリストを―――。
 
1 半透明少女関係
2 黒い下着(新曲!!)
3 DAIGAKUSEI(新曲!)
4 The Days Of NEKOMACHI
5 自問自答
 
 ね、ね、凄いでしょ☆5曲のうち2曲が新曲♪しかも初公開の『黒い下着』もフル演奏だったんですよ〜〜♪
 サイトで発表されたタイトルを見た時、最初に目が行って気になりまくってた『黒い下着』は、まさに黒い下着の歌でした(笑)メロディーは、イントロを始めNUMBER GIRLっぽいテイストを感じる曲でしたが、その旋律に乗せた歌詞がマジ笑えます。なにしろサビが「真っ黒けっけの下着。真っ黒けっけの下着」と繰り返し「黒い下着っ!黒い下着っ!」って絶叫するんだもん☆カッコよくて、笑えて、最高に楽しい曲でした♪
 20日に続き『DAIGAKUSEI』も聞けたし、他の3曲の演奏も超よかったし、ホントうだるような暑さの中参加して、マジ良かったっす!いや〜、野音はハンパないな、こりゃ(^o^)
 

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Last Updated: 2024/6/14 Fri.

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