ZAZEN BOYSを中心とした向井秀徳作品に関するコメントやライヴレポなどを書いております。
Live Report #15 :野音(040828)
2004.8.28 日比谷野外大音楽堂
 
 ついに、ついに、ついにやって来ましたZAZEN BOYS久々のワンマンライヴ!しかも、2枚目のアルバム発売を直前にしての野音!“ZAZEN BO放送局”でチェック済の新曲の数々はメッチャ凄いし、もうマジで期待膨らみまくりのライヴがやって参りました!
 あいにく小雨のパラつく曇天ではありましたが、なんとかライヴ中はギリで大雨に見舞われずに済んだのも、きっとZAZENの神様のお陰でしょうね(^o^)
 
 野音だけに、音が会場外に漏れるわけで、お陰様で開場前のリハもバッチリ聞こえました。リハから超ハイテンションなカッコのよろしい音楽を聞かせて頂き、オレのワクワクは昂まるばかり!場外の物販では、2種類のデザインで新しいツアティーが売られておりましたが、残念ながら新譜は売ってませんでした―――前置き長いっすね(笑)ごめんなさい!じゃあ、早速まずはセットリストの報告から。
 
1 Fender Telecaster
2 WHISKY & UNUBORE
3 CRAZY DAYS CRAZY FEELING
4 USODARAKE
5 YURETA YURETA YURETA
6 安眠棒
7 COLD BEAT
8 You make me feel so bad
9 TANUKI
10 MABOROSHI IN MY BLOOD
11 IKASAMA LOVE
12 DAIGAKUSEI
13 SASU−YOU
14 黒い下着
15 KIMOCHI
16 6本の狂ったハガネの振動
17 自問自答
EN: I Wanna be your fuck!
 
 5分押しぐらいで、久しぶりの『マーキームーン』に乗ってメンバーが登場しました!向井さんはグラサンを掛けての登場であります(笑)
 1曲目は、ライヴでは久々に聞く感じの『Fender Telecaster』でしたが、今まで以上にタイトな音質の演奏で身が引き締まる感じがしました☆この曲から、ギターの「イ〜シ焼〜きいも〜」に似たフレーズと向井さん独特の無常節コブシでつないで『 WHISKY & UNUBORE』へ。ノッケから、今までとは違ったライヴが始まる楽しさ満載の滑り出しでした♪
 PVも作られた『CRAZY DAYS CRAZY FEELING』は、ナマで見たらやっぱカッコ良かった〜。音源で椎名林檎氏も担当している「CRAZY DAYS CRAZY FEELING」っていうコーラスパートはカシオマンが歌っておりました!相変わらずハンパないビート感に溢れた『USODARAKE』から『YURETA YURETA YURETA』では、なんか風格っていうのかな、そんなの感じたな〜。
 そしてMC。「リレーで使うバトンありますね。そんなバトンの両端からトゲの付いた車輪が出てくる物体がある。それは、非常に殺傷能力が強く、やられると安眠してしまいます」みたいな笑えつつも不気味なコメントをして『安眠棒』へ。いや〜、ライヴで聞くとまた名曲だわ、マジで。笑えてカッコいい曲なんて、他のバンドにはなかなかないっすよ♪
 終わると、またMC。「この辺にも、いろんなモンが潜んでいます。平将門の家来・猿などが…」みたいな妄想コメントをするんで、なんの曲かと思ったら変拍子が超カッコいい『COLD BEAT』でした☆この曲も大好き!後半のドラムソロで、向井さんは例の奇妙な横動きを披露していましたよ(笑)
 ファルセットのアダルトな『You make me feel so bad』に続いて、向井さんはギターを弾きながら来年公開の映画「野次喜多〜」について触れ、「サイケデリックなイントロを弾いとりますが…」とかなんとか言って『TANUKI』へ。
 この日の向井さんはよく喋りました。『MABOROSHI IN MY BLOOD』の後には「恋愛でイカサマな目に遭った男子諸君は一緒に歌ってください」とか言うし、『DAIGAKUSEI』の前には、雨が降らずに持ちこたえている天候に触れ「昔のフォーク歌手なんかだと〈それでは『雨上がりのビル街』聞いてください〉みたいな…」とか言って自分で吹いてるし、な〜んか楽しそうで、こっちも楽しかったです♪
 そしてノリのいい『SASU−YOU』『黒い下着』と続いた後の『KIMOCHI』では、久々に「野に咲く〜」があっただけじゃなく、インプロジャズ的後奏に引きずられる形で、ひなっちもビックリしてた新たなコーラス「2人の夜は、まだまだこれから」が展開され、やがて俺らとのコール&レスポンス。楽しかった〜(^o^)
 ラス前の新曲『 6本の狂ったハガネの振動』もハンパないカッコ良さでキメてくれ、『自問自答』が終わると向井さんは、またもわざわざグラサンを掛けて引っ込んでいきました(笑)。アンコールは、歌の部分が短い分、4人の演奏がたっぷり聞けてメッチャ良かった☆
 いや〜、とにかく、楽しくて、カッコよくて、ZAZEN BOYSの唯一無比な存在感がますます感じられて、ほんと素敵なライヴでした!今度のアルバムは、この日やってない曲も大好きだし、これからのツアー、どんどん進化するに決まってるし、マジでヤバいっす♪
興奮電気 #11
 ちょっと、ちょっと、聞きましたか〜?ネットラジオ“ZAZEN BO放送局”(8/13〜15)!
 聞いた方多いとは思いますけど、3日間限定でネット公開されたZAZEN BOYSの番組で、まもなく発売になる2ndアルバム『ZAZEN BOYSU』の全曲を向井さんの解説付きで試聴できる企画でした☆(ゲストのカシオマンの恋バナやギター遍歴話も楽しかったで〜す)
 いや〜マジで凄かった♪きっとハンパないアルバムなんだろうとは思ってたけど、ここまで凄いとは…。とにかくハイテンション&ハイクオリティで、ブッ飛びました! 
 ハンパないビートとグルーブ感で迫る『NO TIME』や変調子のキメがメッチャ素敵な『COLD BEAT』『SEKARASIKA』、プリンスばりのアダルト系『You make me feel so bad』、ノリノリでカッコいい『黒い下着』『DAIGAKUSEI』、なんか微笑ましい『CHIE chan's Landscape』など、とにかくタイプの違う名曲が13曲も詰まってるんだもんな〜、マジヤバいっすよ、このアルバム☆
 発売&それに先立ってある8/28野音ライヴが超超超楽しみだ〜〜〜〜〜♪(^o^)♪
(2004/08/17)
 
Live Report #14 :DRF(040723)
2004.7.23 川崎CLUB CITTA
 
 関東地方は、この日も超猛暑。マジで、歩きたくな〜いって感じの不快指数です。また、川崎駅前が暑いのなんの…。しかし、そんなことは言っとれん!この日、ZAZEN BOYSは、吉本芸人のダイノジさんが企画した“DIENOJI ROCK FESTHIVAL Vol.1”に出演するんですからね♪
 SOLD OUTとなっていたイベントも、さすがに平日の17:00に川崎まで到着する人は少なく、開演してもフロアの中間から後ろは空いていました。しかし、トップバッターのBRAHMAN(シークレットクレジットでした)が登場すると強烈なオシが来て、演奏中は次から次へとダイバーがオレの頭上を通過し、痛い痛い…。
 トークに時間を割きあえて2曲しかやらなかった怒髪天、スケボで登場してきたBREAKfASTに続いて、4番手にいよいよZAZEN BOYSの登場であります!
 この日演奏した曲数は、5曲と少なかったですが、メッチャいいライヴでした!もったい付けないでセットリストを―――。
 
1 半透明少女関係
2 黒い下着(新曲!!)
3 DAIGAKUSEI(新曲!)
4 The Days Of NEKOMACHI
5 自問自答
 
 ね、ね、凄いでしょ☆5曲のうち2曲が新曲♪しかも初公開の『黒い下着』もフル演奏だったんですよ〜〜♪
 サイトで発表されたタイトルを見た時、最初に目が行って気になりまくってた『黒い下着』は、まさに黒い下着の歌でした(笑)メロディーは、イントロを始めNUMBER GIRLっぽいテイストを感じる曲でしたが、その旋律に乗せた歌詞がマジ笑えます。なにしろサビが「真っ黒けっけの下着。真っ黒けっけの下着」と繰り返し「黒い下着っ!黒い下着っ!」って絶叫するんだもん☆カッコよくて、笑えて、最高に楽しい曲でした♪
 20日に続き『DAIGAKUSEI』も聞けたし、他の3曲の演奏も超よかったし、ホントうだるような暑さの中参加して、マジ良かったっす!いや〜、野音はハンパないな、こりゃ(^o^)
 
Live Report #13 :QUATTRO(040720)
2004.7.20 渋谷CLUB QUATTRO
 
 関東地方で観測史上最高温度となる39.5度を記録した超猛暑のこの日、東京では2ヶ月ぶりとなるZAZEN BOYSのライヴがありました。smorgas、JPC bandと対バンのイベント“TPIPLE TOUR '04”への参加です。
 この日の東京は、とにかくハンパなく暑くて湿度も高く、ちょっと歩くだけで汗が流れ出すので、みんなゆっくり歩いてたからなのか知らんけど、観客の出足は鈍くて、1番手のJPC bandが始まっても、まだフロアは満員になってませんでした。
 ZAZEN BOYSは、このイベントの大阪公演ではトリだったし、この日ひなっちがテナーとの掛け持ちだったので、出番は最後だろうと思ってましたが、2番目でした。(セッティング中も、アヒト君だけは自分でチューニングとスティック慣らしを行っており、会場から声援が上がっていました。)
 では、まずはセットリストです♪
 
1 半透明少女関係
2 SHI・GE・KI
3 KIMOCHI
4 TANUKI
5 MABOROSHI IN MY BLOOD
6 IKASAMA LOVE
7 DAIGAKUSEI(新曲!)
8 WHISKY & UNUBORE
9 The Days Of NEKOMACHI
10 自問自答
 
 登場してきた向井さんは、頭に黒系のタヲルを引っ掛け、お馴染みのブルー系アロハシャツ。そして、タオルをかぶったまま1曲目に突入!久々のライヴが『半透明少女関係』からだったので、ノッケから会場はヒートアップしまくり、もう汗まみれのサウナ状態となっちゃいました。
 『TANUKI』前に向井さんが民謡調で弾き語る「遠くで〜ェ、聞こえる〜ゥ、馬鹿だいこ〜ォ」というコブシも素敵でしたが、この日の収穫は、なんと言っても新曲が聞けたことです♪大阪では、サワリだけしかやらなかったようですが、渋谷ではタイトルまで告げて『DAIGAKUSEI』を演奏してくれたんですよ〜☆(サビの歌詞で、何度も「大学生」という単語が出てきます)
 1枚目に多かった重層的な曲構成や変拍子などの要素が少ない、どちらかと言えばシンプルでソリッドな曲でしたが、そこが逆に新鮮で、新しいアルバムへの期待は、もうツノリまくり〜〜♪
 超猛暑のせいで不快指数の高い一日ではありましたが、その最後にZAZEN BOYSライヴが見れたから疲れも吹っ飛びました(^o^)
 
興奮電気 #10
 向井さん公式サイトで、9/1(水)発売の 2nd Album『ZAZEN BOYS II』の収録曲が正式に発表されましたね♪
 
 01.ZAZEN BO
 02.CRAZY DAYS CRAZY FEELING
 03.NO TIME
 04.安眠棒
 05.COLD BEAT
 06.You make me feel so bad
 07.黒い下着
 08.HARAHETTA
 09.ZAZEN BO II
 10.最前線
 11.SEKARASIKA
 12.DAIGAKUSEI
 13.CHIE chan's Landscape
 14.6本の狂ったハガネの振動
 15.MY CRAZY FEELING
 
 なんとなんと15曲入り!こんなにご馳走タップリなんて嬉しすぎる〜〜(^o^)
 タダでさえ待ち遠しくて狂いそうなのに、タマランっすよ、まったく!
 それにしても、そそるタイトル多過ぎですね〜♪『安眠棒』ってどんな棒なんだ?もしかして〈棒〉はZAZEN BOの〈BO〉に掛けてあるのかな?『黒い下着』は、お得意のセミエロ雑誌(笑)のグラビアを見ながら作ったのかな?…とか、いろいろ想像してワクワクしちゃいます☆
 他にも『HARAHETTA』とか『SEKARASIKA』とか笑えるタイトル多いし、とにかくメッチャ凄いアルバムになってることは間違いないですよね♪♪これらの新曲が1枚目の名曲群に加わったレパートリーで展開される今度のツアー!想像しただけで興奮電気メーターはブチ切れ状態です!!
 
 以前も引用させて頂きましたが、向井さんは6/6付の日記で「現在20曲以上、弾がある」って書いてますから、アルバムに15曲入れても、まだ5曲あるわけじゃないですか〜。…てことは、その5曲の内の何曲かをシングルとしてライヴ会場限定販売する可能性だってあるわけで…なんて妄想してたら、ますます中毒症状は悪化するばかりなのでございます。
(2004/07/17)
 

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