ZAZEN BOYSを中心とした向井秀徳作品に関するコメントやライヴレポなどを書いております。
Live Report #m-68 :よみうりホール(220313)
2022.3.13 よみうりホール
 
2021年の終盤に感染が収まるかという微かな期待を裏切り、ウイルスは滅びるどころか形を変えて爆発したまま2022年を迎えてしまいました(泣)。そんな中ですが、今年に入って初めて向井さんのライヴに参加してきました!
 個人的にも初めての会場ですが、向井さんにとっても初めて立つという「よみうりホール」のステージは、ソロではお馴染みの休憩を挟んでの2部構成―――。久しぶりに演奏された『CITY』からスタートし、昨今の悲惨な世界状況へのメッセージが籠もった『自問自答』で締めた本編、さらに新曲も含まれたアンコールまで魂が揺さぶられるような熱情を感じる素晴らしいライヴで、めっちゃ感動して久しぶりに涙が出ちゃいました!(今回は、セットリストのみです。ごめんなさい!)
 
 《第1部》
  1. CITY[A]
  2. 感覚的にNG[A]
  3. 6本の狂ったハガネの振動[A]
  4. NEKOODORI[A]
  5. YOUNG GIRL SEVENTEEN SEXUALLY KNOWING[A]
  6. 夏の幽霊[A]
  7. 排水管(映画『麻希のいる世界』挿入歌)[A]
  8. SENTIMENTAL GIRL'S VIOLENT JOKE[E]
  9. SAKANA[E]
10. 約束(映画『ディストラクション・ベイビーズ』主題歌)[E]
  11. WATER FRONT[E]
  12. はあとぶれいく[E]
 
 《第2部》
  1. TATTOOあり[E]
  2. 鉄風、鋭くなって[E]
  3. ZEGEN vs UNDERCOVER[E]
  4. Yureru[E]
  5. Delayed Brain[E]〔ファンキーなNewアレンジで最高☆♪☆〕
  6. PIXIEDU[A]
  7. CRAZY DAYS CRAZY FEELING[A]
  8. KARASU[A]〔導入は『夕やけ小やけ』から〕
  9. OMOIDE IN MY HEAD[A]
10. 自問自答[A]〔☆ウクライナ情勢を反映してか歌詞に8月6日や8月9日が!☆〕
 
 EN1:クソまみれで踊る[E](音源をSOUNDCLOUDで発表した新曲)
 EN2:約束の橋[E](by 佐野元春)
Live Report #249 :PIT(211211)
2021.12.11 豊洲 PIT
 
 年末が近付き、かなり感染者数も減ってきましたが、まだマスク状態が続いているのは
残念ですが、そんな中2021年最後のワンマンライヴが開催されました!今回は、いつもの最前エリアに陣取らず、あえてフロア中央で一段高くなってるバーの最前で参加しました。約2時間にわたって繰り広げられたライヴの曲順は次のとおりです―――。(今回も、詳細なレポは省略してミニコメントのみです。ごめんなさい!)
 
  1. SUGAR MAN
  2. Honnoji
  3. Weekend
  4. TANUKI
  5. This is NORANEKO
  6. HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
  7. 天狗
  8. COLD BEAT〔間奏部「泥沼セッション」〕
  9. IKASAMA LOVE〔少し演奏してやり直し〕
  10. WHISKY & UNUBORE
  11. Fureai
  12. 暗黒屋〔向井さんスキャット炸裂(笑)〕
  13. ポテトサラダ
  14. はあとぶれいく
  15. 杉並の少年
  16. CHIE chan’s Landscape
  17. 半透明少女関係〔お祭りビート付き〕
  18. 破裂音の朝
  19. Asobi
  EN. 自問自答〔本編終了後、ほぼすぐに再登場して〕
 
 以上、イベントや対バンでは演奏する機会の少ない『暗黒屋』や『CHIE chan’s〜』をやってくれたし、「これぞライヴバンド!」と思わせる『WHISKY & UNUBORE』もあり、年末のワンマンならではの充実したラインナップで、様々なタイプの曲が混在する濃厚な内容に改めてZAZEN BOYSの底力を感じました☆☆
 年内最後のライヴということもあって、メンバー全員の気合がハンパなかったし、かつ楽しそう(『Honnoji』や『COLD BEAT』の中間にあるファンキーなパートでMIYAさんの嬉しそうな笑顔も印象的)で最高でした☆♪☆
 2021年ZAZEN BOYSお疲れ様でした&どうもありがとう!そして、2022年からも素敵なライヴを楽しみにしていま〜す!
Live Report #248 :EAST(211108)
2021.11.8 渋谷 O-EAST
 
 めっちゃ久しぶりに大所帯のベテラン楽団である「渋さ知らズオーケストラ」との対バンライヴが実現―――。“SYNCHRONICITY’21 Autumn Live”というタイトルの2マンイベントに参加して来ました!今回も感染対策で集客数を減らしての開催でしたが、アルコールの提供もあり、フロアに立ち位置をマーキングしてのスタンディングだったので、久しぶりに踊りまくって(笑)楽しめました!先攻で登場したZAZEN BOYSが演奏した曲は、以下のとおりです―――。(今回は、セットリストのみです。ごめんなさい!)
 
  1. SUGAR MAN
  2. Honnoji
  3. COLD BEAT
  4. HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
  5. Weekend
  6. ポテトサラダ
  7. 天狗
  8. 破裂音の朝
  9. 半透明少女関係〔お祭りビート付き〕
 
 ライヴは『SUGAR MAN』からスタートという久々の展開で、大好きな『天狗』もやってくれたし、対バンライヴを『半透明少女関係』で締めくくるという個人的には意外な流れも新鮮で、途中から踊りまくって汗だくになっちゃいました(笑)。やっぱライヴは汗かかなきゃですよね(^o^)
 セットチェンジ後にダンサーも交えた「渋さ知らズオーケストラ」の熱い演奏が続き、アンコールに応えてのステージには向井さんがふらり登場して『ひこーき』(「見よ、今日も、かの蒼空に、飛行機の高く飛べるを」)を競演しました!この曲を向井さんが歌う姿を見るのもめっちゃ久しぶりでした。
Live Report #m-67 :QUATTRO(211029)
2021.10.29 渋谷 CLUB QUATTRO
 
 ようやくウイルスの感染状況も下火になってきて、ライヴハウスでもアルコールの提供が始まり少しずつ楽しい状況に近付いてきて嬉しいです。そんな中、ニュース映像で取り上げられ続けた渋谷センター街の奥では、素敵な対バンライヴが開催されました!
 向井さんのソロと大森靖子さんの約3年半ぶりの競演です!この間にすっかり大人な感じになった靖子さんが先攻で、ほとんどMCなしで濃厚な演奏を1時間ブチかましてくれた後、セットチェンジで向井さんすぐ登場してサウンドチェックし、あまり間隔を空けずに自分のステージをスタートさせました。演奏された曲順は、以下のとおりです―――。
 
   1. SAKANA[E]
   2. WATER FRONT[E]
   3. Yureru[A]
   4. TATTOOあり[A]
   5. YOUNG GIRL SEVENTEEN SEXUALLY KNOWING[A]
   6. CRAZY DAYS CRAZY FEELING[A]
   7. さっちゃんのセクシーカレー[A]
   8. 排水管(映画『麻希のいる世界』挿入歌)[A]
   9. KARASU[A]
  10. OMOIDE IN MY HEAD[A]
  11. はあとぶれいく[E]
EN1:約束の橋(by 佐野元春)
 EN2:卒業(by 斉藤由貴 with大森靖子)
 
 この日の向井さんは「ゴキゲン」という言葉がピッタリな感じで実に楽しそうでした。1発目エフェクターを駆使するエレクトリックの『SAKANA』が終わるや「エリック・クラプトンみたいだろ?」とジョークを飛ばし、続く『WATER FRONT』が終わるとスタッフに「灯り点けてくれますか。暗か〜」とリクエスト。フロアが明るくなって、アコースティックに持ち替え「俺の友達とやってる曲」みたいな紹介で『Yureru』を演奏し、途中「カモン、レオッ」とか言ってノリノリです(笑)。
 その後、力強く持ち歌を3曲続けてから、少し前にクラフトワークをカバーした時みたいに「知っとるけ?」と言いつつ競演してる大森靖子さんのカバーで『さっちゃんのセクシーカレー』を楽しそうに歌いました。(このカバーは、前回の競演でも演奏。詳しくは「Live Report #m-60」をご覧下さい)
 続いて、「俺の師匠、塩田明彦監督の新作が来年1月に公開されます」と映画の挿入歌だと紹介して、野音の無観客ライヴでNUMBER GIRLとして披露した『排水管』をしっとりと演奏してくれました。最後は、再びエレクトリックに持ち替えて力強い『はあとぶれいく』で本編終了―――。
 アンコールを求める大きな拍手に応えて再登場した向井さんは、「これからカバー大会のコーナーです」みたいに言って「佐野先輩の曲をやります」と紹介し、この曲は歌詞で泣けるみたいなコメントをしてから『約束の橋』を演奏。そして、袖から靖子さんを招いて二人でオチャメなやり取り(笑)をした後、斉藤由貴さんのカバーで『卒業』を共演。メインのヴォーカルを靖子さんに取らせ、向井さんはギター&コーラスでしたが、二人ともめっちゃ楽しそうで、フロアにいる我々も熱くなりました。
 楽しそうに肩を組む感じでステージを去った二人を見送りながら、少しずつライヴハウスな空気が復活してきてる喜びを実感した夜でした☆♪☆♪☆
Live Report #247 :LIQUID(211011)
2021.10.11 恵比寿 LIQUID ROOM
 
 世界中を悩ませたウイルスのせいで去年の3月に開催予定だった新宿LOFTの20周年記念イベント《地下室の喧騒》が延期になり、さらにその「延期公演」が再延期になって、本来の会場だったロフトからリキッドに場所を変更して約1年半ぶりにようやく行なわれました!チケットを手にしてからモギられるまでの最長記録かもしれない(笑)。石野卓球さんとの対バンで、ZAZEN BOYSは先攻でした。ライヴで演奏された曲順は、以下のとおりです―――。(今回も、詳細なレポは省略してミニコメントのみです。ごめんなさい!)
 
  1. HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
  2. Weekend
  3. ポテトサラダ
  4. COLD BEAT〔中間部の「泥沼セッション」がファンキーで素敵〕
  5. COMPUTERLOVE(by KRAFTWERK)〔まるで持ち歌のように(笑)〕
  6. 杉並の少年
  7. はあとぶれいく
  8. 半透明少女関係〔お祭りビート付き〕
  9. Asobi
 
 以上のとおり、演奏された曲は最近の対バンライヴと大きな入れ替えはありませんでしたが、この日の個人的な印象は「早いっ!」でした。もちろん演奏の濃度は高いんですけど、全体的に演奏スピードが速い気がしたんです。そして、いわゆる「MC」も含めてサクサク進んで、なんていうかバラエティに富んだ9曲を約1時間にわたって演奏したのに「アッという間」っていう感じ。しかも向井さんったら珍しく曲の終わりに「サンキュ」とか何度も言うし(笑)。これって、10年以上ZAZEN BOYSのライヴに立ち会ってるけど珍しいんですよ。だから、ZAZEN BOYSが目の前を猛スピードで駆け抜けて行ったような印象が残ったのかもしれない。そして、『杉並の少年』や『Asobi』のような比較的アゲアゲ感の少ない曲でMIYAさんのベースと敦さんのドラムが光ってたのが印象的でした。
 とにもかくにも、待ちに待ったイベントが約1年半ぶりに実現したことに感謝&メンバーの皆さんお疲れ様でした!

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Last Updated: 2024/4/13 Sat.

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