ZAZEN BOYSを中心とした向井秀徳作品に関するコメントやライヴレポなどを書いております。
Live Report #m-5 :Zepp(050328)
2005.3.28 Zepp Tokyo
 
 グループ魂の単行本『はいどおもこんばんわあ!!』発売記念として開催されたライヴイベント“魂の合同コンパ一次会”に、向井さんがアコエレとして出演するので、行って参りました!(ご報告が大変遅くなってしまい、済みません)
 今年は3月になっても寒い日が多いですが、この日は寒い上に雨(x_x);開場の18:00前にはドシャ降りの悪天候でしたが、それでもZepp周辺は、傘を片手に開場を待つ人で溢れておりました。
 雨のせいで入場に時間が掛かったせいもあってか、約20分遅れでの開演。グル魂おなじみ港カオルの前説に続き、トップバッター「銀杏BOYS」の熱いトークを交えてのライヴ。そしてセットチェンジ後、再びカオル氏の紹介で、向井さんがステージ左手からアコギを弾き流しつつ登場です!
 
 この日は、イベントの性格を配慮した上からかはわかりませんけど、曲数も3アーティスト対バンの割には少なく、あっという間に終わっちゃった気がしました。だって6曲だけなんだもん…。
 
1. CRAZY DAYS CRAZY FEELING
2. Delayed Brain
3. The Days Of NEKOMACHI
4. MABOROSHI IN MY BLOOD
5. 開戦前夜
6. 自問自答
 
 曲数は少なかったけど、やっぱアコギ版『MABOROSHI IN MY BLOOD』は、ハンパなくカッコ良かったし、サンプラーを駆使しての『 開戦前夜』も楽しかった☆ この日のインプロは、ピアニカ狂い弾きがあり、また前回導入されたボイスチェンジャー「別に誰にも迷惑かけてないし〜」&「騙してナンボの商売ですから」(笑)も織り込まれており、大爆笑を呼んでました。
 
 トリで登場した「グループ魂」のサービス精神満点のライヴ本編終了後、ステージに戻ってきたインタビュアー役の破壊(グル魂Vo.)氏に呼ばれて、向井さんが〈農家のオッサン〉役で、白地に赤い線をブチまけたようなTシャツ姿に手拭をかぶって登場(笑)。かみ合わない会話のコントを九州弁で展開。わざわざ手書きのプロフィール(←オッサン役のです)まで用意してる向井さんのサービス&ユーモアスピリッツには感心しました!
 インタビュアーのリクエストで『お野菜サンバ2』を弾き語るんですが、すぐ脱線して「万力で手を潰されて〜」とか危ない歌詞になるのを突っ込まれたり…。そこに、近所のガキ役で銀杏ヴォーカル氏が登場して絡んだり…。とにかく、まあ《サービス付録》みたいなコーナーでございました。
 その後、出演メンバー全員で1曲演奏してイベントは終了。今まで見に行ったライヴイベントとは全然違う雰囲気だったんで、面白かったですよ(^o^)
興奮電気 #14
 昨日のSHELTERは、大変残念ながら都合により見に行けませんでしたが、その無戒秀徳A&Eが参加するイベント《魂の合同コンパ一次会》が間もなく開催されますね!グループ魂・銀杏BOYSとの競演なんで、なにかが起こりそうでワクワクです♪
 
 グル魂と言えば、まもなく公開されるクドカンさん初監督作品『真夜中の弥次さん喜多さん』の音楽をZAZEN BOYSが担当していますが、そのサントラが4/13に発売されますね☆
 第一期ZAZEN BOYSとしては、発表される最後の音源となるわけだし、曲名を見てるだけでも今から興奮してきます(^o^)
(2005/03/25) 
 
01.YAJI×KITA KISS
 作曲:向井秀徳 演奏:ZAZEN BOYS
02.[セリフ・トラック]
03.東海道で行こう
 作詞:宮藤官九郎 作曲:富澤タク
 歌:長瀬智也、中村七之助
04.YAJI×KITA USODARAKE
 作曲:向井秀徳 演奏:ZAZEN BOYS
05.TOBIZARU
 作曲:向井秀徳 演奏:ZAZEN BOYS
06.[セリフ・トラック]
07.ザ・大名
 作曲:向井秀徳 演奏:ZAZEN BOYS
08.不安
 作曲:向井秀徳 演奏:ZAZEN BOYS
09.YAJI×KITA PSYCHEDELIC
 作曲:向井秀徳 演奏:ZAZEN BOYS
10.YAJIさんのブルース
 作曲:向井秀徳 演奏:ZAZEN BOYS
11.YAJI×KITA節
 作曲:向井秀徳 演奏:ZAZEN BOYS
12.[セリフ・トラック]
13.半透明少女関係
 作詞・作曲:向井秀徳 
  歌・演奏:ZAZEN BOYS
14.喜びのうたU
 作詞:宮藤官九郎 作曲:富澤タク
 歌:喜び組
15.YAJI×KITA DANCE
 作曲:向井秀徳 演奏:ZAZEN BOYS
16.[セリフ・トラック]
17.茶屋おちん
 作詞:宮藤官九郎 作曲:富澤タク
 歌:山口智充
18TANUKI
 作詞・作曲:向井秀徳
 歌・演奏:ZAZEN BOYS
19.KIN KIN
 作曲:向井秀徳 演奏:ZAZEN BOYS
20.ヒゲのおいらん
 作詞:宮藤官九郎 作曲:宮藤官九郎・富澤タク
 歌:松尾スズキ
21.[セリフ・トラック]
22.KITAさんのKIMOCHI
 作詞・作曲:向井秀徳
 歌・演奏:ZAZEN BOYS
23.お幸のうた
 作詞:宮藤官九郎 作曲:富澤タク
 歌:清水ゆみ
24.YAJI×KITA BEAT
 作曲:向井秀徳 演奏:ZAZEN BOYS
25.[セリフ・トラック]
26.エクスカリバー
 作曲:向井秀徳 演奏:ZAZEN BOYS
27.YAJI×KITA BEEF HEART
 作曲:向井秀徳 演奏:ZAZEN BOYS
28.YAJI×KITA KABUKI
 作曲:向井秀徳 演奏:ZAZEN BOYS
29.[セリフ・トラック]
30.真夜中の弥次さん喜多さん
 作詞:宮藤官九郎 作曲:富澤タク
 歌:長瀬智也、中村七之助
31.BAR
 作曲:向井秀徳 演奏:ZAZEN BOYS
32.YAJI×KITA囃子
 作曲:向井秀徳 演奏:ZAZEN BOYS
33.YAJIさんのバラード
 作曲:向井秀徳 演奏:ZAZEN BOYS
34.YAJI×KITA DEEP KISS
 作曲:向井秀徳 演奏:ZAZEN BOYS
35.[セリフ・トラック]
36.MIDNIGHT YAJI×KITA〜I Wanna Be Your Fuck〜
 作詞・作曲:向井秀徳
 歌・演奏:ZAZEN BOYS
 
Live Report #m-4 :LIQUID(050220)
2005.2.20 恵比寿LIQUIDROOM
 
 鹿野淳氏の企画したイベント“HOLIDAY INN BLACK”は、そのサブタイトルに「BRANDNEW ROCK PARTY & FREE MARKET!!!」とあるように普通のロックイベントとは少し違っていました。
 会場となった恵比寿のリキッドルームは、2階にショップやカフェのあるスペースがあるんですが、そこでは開場前からフリマが開かれていて、Tシャツやカードや手作りの靴など様々な店が出ていました。そして、1階のライヴスペースが開場してからも、ただ出演バンドが順番に演奏するというのではなく、途中にラジオ番組収録用のトークショーを挟むなどの工夫がされていました。
 開場後、かなり長いDJ TIMEがあり、その後で最初のバンドGREAT ADVENTUREが登場。彼らのライヴに続いて、フロアのステージに向かって左上側のスペースを使って〈向井さん+岸田君+鹿野氏〉のトークショーが始まりました。
 構成としては、鹿野氏が進行役となって、ゲストの二人から交互に話を聞くって感じでした。まずは、お互いに相手と知り合った頃の印象を話しました。岸田君は、NUMBER GIRLのことをよく知らず、女の子ヴォーカルのバンドだと思っていたので、会場をうろついていた向井さんを、番組スタッフだと思ったそうです。向井さんも「めったにバンドメンバーだと思われませんでしたね。今でも一番言われるのが先生っぽいと。ウチの先生に似てますとかよく言われますね」とか言ってました。また、岸田君は向井さんを評して「マメな人やね」と。マイクのセッティングからなにから、とにかくマメだと言ってました。鹿野氏も、MATSURI STUDIOに行くと、わざわざ向井さんが入り口まで送り迎えしてくれる「マメさ」を語り、「親のシツケが良かったんじゃない?」と。向井さん、「いや…わかりにくいし、来てくれたら普通しますよ」みたいに言って笑ってました。
 岸田君が、尿道結石で入院した辛い経験を語り、岸野氏が入院ネタを向井さんに振ると、「ほとんど入院したことはないですね。ただ…小さい頃、盲腸の手術で入院したことがあります。実は…その時の看護婦さんが初恋の人でした」とか激白してました。どんな人だったか聞かれて「とにかく優しかったですね」だって(笑)。ちなみに、向井さんは病気らしい病気はほとんどせず、風邪っぽいときも強い酒を呑めば、大体治るって言ってました。
 二人とも似たような時期にドラムスが抜けた話が振られ、新ドラマー決定への経緯を聞かれると、「前から音は聞いていて、なんか一緒にやったら良さそうな気はしてたんですが、面識がなかった。あの間、いろんな人とセッションをしたんですが、MATSURIのスタッフに、たまたま松下さんと面識があるというのがいて、連絡してもらったら、その時長崎から東京にたまたま出て来てて、じゃあってことでセッションしたんです。そして、一緒にやりませんか、って言ったところ、いいですよってことになって…」みたいな話をしてくれました。アヒト君の退団については「それは残念極まりない。だが、しょうがない」と。それを語ってる時の、まさに「残念極まりないが、しょうがない」という言葉通りの表情が印象的でした。そして、その後、わざと「しょ〜がねっ」をギャグのように連発する向井さん。笑いながらも、なんか感動しました。
 
 さて、トークショーも終わり、犬式・セカイイチのライヴも終わり、いよいよ一日限りのユニット〈無戒秀徳+岸田繁〉の登場です!
 ステージ上には、アンプなどの他に、譜面台と椅子が二つセットされており、向井さんは右側に陣取りました。それぞれに、マイクチェックなどをした後、ジャンケンをして、勝った向井さんから演奏を始めました。
 基本的には、交互にメインの演奏をしていき、最後がフリーセッションという構成でした。とりあえず、向井さんサイドのセットリストを―――。
 
1. CRAZY DAYS CRAZY FEELING
3. Delayed Brain
5. KU〜KI
7. I don't know
9. The Days Of NEKOMACHI
11. YOUNG GIRL SEVENTEEN SEXUALLY KNOWING
13. MABOROSHI IN MY BLOOD
15. WHISKY & UNUBORE
18. 無戒+岸田Session
EN:自問自答 (岸田君は、『男の子女の子』)
 
先手の向井さんは、まあ岸田君が風邪で体調が悪かったせいもあるかもですが、二人のライヴの空気をリードしてる感じで、なんか先輩の貫禄を感じました。自分の番では、ガンガン発熱し、岸田君の時は静かにうなづいたりリズムを取ったりしながら聞いていましたよ。
 『Delayed Brain』では、岸田君がブルースハープで参加。フンイキ出ますね〜。更に、エレギのエフェクターリフを使った『The Days Of NEKOMACHI』では、岸田君も、ディレイと対決する向井さんに爆笑しながらアコギで参加。それに応えるように、向井さんも10曲目岸田君の『安来の子守唄』に、アコギのトレモロ演奏で参加。懐かしい空気のいい感じ〜♪『YOUNG GIRL SEVENTEEN 〜』でも、岸田君はブルースハープを。せつなさが増しました。
 アコギで狂ったように弾きまくる『MABOROSHI IN MY BLOOD』は最高!元々ファンキーなこの曲ですが、ギターをパーカッシヴに掻き鳴らすアコースティック版は、バンドとは別の狂乱があって必見です♪
 14曲目で岸田君は、かなり狂った感じのインプロをやったので、それを見ていた向井さんは声を上げて大笑いしてました。とっても楽しそう。それに続いての『WHISKY & UNUBORE』では、最後のレスポンス部分で「あ〜あ、俺も岸田もすけべっち〜」と歌い、1度目に岸田君が歌わないので、もっかいやって「すけべっち〜」と言わせてました(笑)
 次の岸田ナンバーの後、一旦トイレに立って戻って来た向井さんは、おもむろにサンプラーを手にして「ドン」「チッ」「パーオ」など声を録音していきます。さらに「This is Mukai シュットック」と「キ〜シ〜ダクン」も録り、それをリズムボックスとして使いながらセッションが始まりました。アコエレでは、2本のギターを駆使する向井さんですが、この日はギターを岸田君に委ね、本人はもっぱらサンプラー担当。さすが宅録マニアで、ソロダビングの音源もある向井さんです。実に器用な指サバキでサンプラーのボタンを操り、口ドラムをカッコいいビートに。時々「This is Mukai シュットック」と「キ〜シ〜ダクン」を織り交ぜるユーモアも忘れないサービス精神。
 さらにさらに!サンプラーのヴォイスチェンジャー機能を使って、高音で、女子高生「タッチだけで1万もらえるよ。誰にも迷惑掛けてないし〜」、低音で、ヤミ金融業者「だましてナンボの商売ですからね。借りるヤツが悪いんすよ」というセリフを曲に絡ませていくんですよ(笑)。もう、なんつ〜か、最高のセンスっていうか、これこそライヴっていうか、バンドサウンド以外でも楽しめる限りのライヴをするっていう向井さんの精神が溢れたメッチャ楽しいセッションでした☆
 イベント全体が終わったら22:30を廻っていたという長時間に及ぶパーティーでしたが、マジで楽しかった〜♪向井さん最高!
興奮電気 #13
 向井さんの公式サイトで、新しいドラマーとして松下敦氏(元バッファロー・ドーターズ/ズボンズ)の入団が発表されましたね!
 以前のバンドでどんなドラミングをしていたかは別にして、向井さんが「この上ないグルーブを叩き出す男」と表現するぐらいですから凄いグルーブを作り出すの決まっていますよね。てか、してくれなきゃです(笑)
 そんな新生ZAZEN BOYSに期待がたかまり、「早く見てみた〜い!」って思っていた矢先、続々とライヴ予定が発表されました!しかも、関東圏だけで既に5箇所!
 
4月28日(木) 19:00 新宿 LOFT
5月2日(月) 19:00 Shibuya O-West
5月3日(火) 18:00 新宿MARZ
5月6日(金) 19:00 秋葉原CLUB GOODMAN
5月30日(月) 19:30 LIQUIDROOM ebisu
 
 いや〜、バンドはライヴで熟成していくものだって考える向井さんだから、また近いうちにブチかましてくれるとは思ってましたけど、こんなに早く、しかもこんなにイッパイなんて☆マジで超楽しみです♪♪
(2005/02/11)
 
Live Report #m-3 :QUATTRO(050202)
2005.2.2 渋谷QUATTRO
 
 先日、正式に新メンバーの発表があり、いよいよZAZEN BOYS第2期が始動したわけですが、そんな中で行われた東京では久々のアコエレです。会場の入り口や通路には、早くも発表された新メンバーでのライヴ一発目=4/28LOFTの仮チラシが貼ってありました。(公式サイトでローマ字だったドラマーの名前は、「松下敦」と漢字表記になっていました。1/28付の日記では〈「この上ないグルーブを叩き出す男」松下敦氏参入〉となっていましたね!)
 前回同様、フロアの前方部分は椅子が並べてありましたが、数が少なく、あとはフロアに坐ったり立ったりして見る設定でした(俺は、運よく椅子席の3列目で見ることが出来ました)。開演予定時刻の10分前になると、「This is Mukai Shuttoku」という向井さんのとぼけたアナウンスが流れ、場内から笑いが…。そして、10分押しぐらいで開演。まずは、セットリストをどうぞ―――。
 
1. SENTIMENTAL GIRL'S VIOLENT JOKE
2. SI・GE・KI
3. Delayed Brain
4. KU〜KI
5. I don't know
6. YOUNG GIRL SEVENTEEN SEXUALLY KNOWING
7. 真っ黒けっけの海〜性的少女
8. KIMOCHI
9. 肉体教師の変態教育
10. The Days Of NEKOMACHI
11. MABOROSHI IN MY BLOOD
12. CRAZY DAYS CRAZY FEELING
13. 6本の狂ったハガネの振動
14. WHISKY & UNUBORE
15. 混ざりこんでる俺の歌
16. HARACHIGAI
17. TUESDAY GIRL
18. NEKO ODORI
19. 開戦前夜
20. ロックトランスフォームド状態におけるフラッシュバック現象
EN:自問自答
 
今回、向井さんは下手袖からアコギを弾きながら登場して来ました。なんとなく「流し」を意識してるみたい。ギター自身の反響もいいんでしょうけど、アンプとの相性も抜群に良く、低音がズッシリ響いて音質は最高♪久々に聴く『SENTIMENTALGIRL'S〜』で、既に俺の精神状態はライヴトランスモードに持ってかれちゃいました!やっぱ凄いわ、向井さん。
 しばらくは、アコエレでお馴染みの曲が続きましたが、どれも張り詰めた空気を引き裂いて行くようなギターの音と向井さんの伸びやかな声が冴え渡り、目も耳も釘付けです。ソロヴァージョンの『YOUNG GIRL SEVENTEEN〜』アレンジなんかたまらないですよ、まったく。
 エレギに持ち替えての『KIMOCHI』では、「伝達できんことにハラが立つ」のフレーズ前で、わざとギターを変に弾き、「うまく行かんな〜」というパフォーマンスをするなど、エンターティナーとしてのユーモラスな部分もあり楽しかった(^o^)。エフェクターにリフを取らせて下に降り、フロアに坐っていた女性をステージに上げて「野に咲く〜」を。
 向井さんは、曲が終わっても指示が出ないので戸惑い気味に立っている女子を「放っぽらかし」にして次の『肉体教師の変態教育』をネットリ歌い上げてから、女性をやっと開放し、「なんか肉体教師が変態教育しとるみたいやね。まあ、俺がやらせとるんですけど…」みたいなこと言ってました(笑)。
 その後に『The Days Of NEKOMACHI』が来たので、ビックリ!アコエレで聴くのは初めてだったし、最近はZAZEN BOYSでもやってなかったので、超嬉しかった!もちろんアレンジも違ってました。
 次の『MABOROSHI IN MY BLOOD』も、ソロでは初体験。ギター1本とは思えない迫力に圧倒されました!もう最高♪間奏を弾きながら「Touch Me! Touch Me!」って言ってるのが超受けた☆
 「普段はここで休憩を入れるんですが…」とのMCがありましたが、この日は休憩なしで更にZAZENナンバーが続き、いずれもアコエレでは初めて聞いたので、アレンジの違いを楽しみつつ、向井さんの演奏の幅広さに感心しまくりでした!
 この日は、エレギで弾いたフレーズをエフェクターでリフさせてアコギをかぶせる手法を多用していましたが、『混ざりこんでる俺の歌』の前ではリフをうなるエレギ本体に対し「来いよっ、このやろっ」みたいなパフォーマンスをしてましたよ(^o^)。
 続いて「MATSURI STUDIOでは、今も様々な曲が生まれておりますが、最近出来た歌で、えらい《安全地帯》みたいな曲がありますので聞いて下さい」と言って『HARACHIGAI』を。うん、たしかにそう言われればねえ?どう展開するかと聞いてると、サッと終わり「まだ1番しか出来てません」だって(笑)。腹違いの男女がまぐわってしまう歌であります。(1/26付日記に、「安全地帯みたいな曲を作る」とあります)
 アコギだと一味違う素敵な『TUESDAY GIRL』、個人的に大好きな『NEKO ODORI』の後、先日のイベントでも繰り広げられたメッチャ凄いソロインプロを含む『開戦前夜』が始まりました!
前回同様、アコギとエレギをエフェクターを駆使して縦横に操り、途中からジャズトランペットの音源とセッションし、しまいには会場から男女二人を上げてサンプラーに声を録音し、それを交えて展開し(女性には「向井ちゃん、大好き」と言わせ、その声をサンプラー操作で曲に交えるんですが、向井さん本人も吹き出しながら演奏し、超笑えました)、最後は〈ドラムスボー〉が登場してセッションするといった盛りだくさんの内容でした。もう楽しくて、カッコよくて、最高でした、マジで♪
 シブく盛り上がっていく『ロックトランスフォームド状態〜』で一旦去り、盛大な拍手に応えてのアンコールを『自問自答』で締めくくって、この日のライヴは終了。
 ソロでしかやらない名曲や、今までアコエレでは聞けなかったZAZEN BOYSの曲もあり、最高のインプロもありで、もう大満足の一夜でした☆(終演後、カシオマンと一緒に出てきた向井さんにご挨拶しましたが、向井さんの顔も、なんかすっごく充実感に溢れている気がしました。)

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Last Updated: 2024/4/13 Sat.

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