2005.12.13 仙台 CLUB JUNK BOX
雪の秋田から、中一日、東北を旅しながら辿り着いた仙台は、もちろん寒かったんですけど、通過してきた秋田や岩手に比べればまだマシで、とりあえず雪は降ってなかったんで、歩くのは楽でした。
この会場も、駅から歩いて10分ぐらいで、ファッションビルの地下にありました。ビックリしたのは、このライヴハウス、場内にトイレがないんですよ。だから、ビルのフロア共同のトイレを利用するしかないんです。こんなの初めて(笑)
しかし、小振りのハコは、いかにもライヴハウスって空気で、ステージの横幅も狭く、イイ感じでした。そんな仙台でのセットリストは、こんなでした。
1. USODARAKE
2. HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
3. HARD LIQUOR
4. MABOROSHI IN MY BLOOD
5. IKASAMA LOVE
6. 開戦前夜
7. METAL FICTION
8. FRIDAY NIGHT
9. WATER FRONT
10. SEKARASIKA
11. COLD BEAT
12. TELECASTER SUMMER (新曲)
13. 感覚的にNG
14. CHIE chan's Landscape
15. TANUKI
16. WHISKEY & UNUBORE
17. COLD SUMMER
18. 自問自答
19. 半透明少女関係
この日は、マーキームーンの流れる中、全員が登場。向井さんは「セーンダーイ」と煽りながら場内を見渡して、後方がおとなしかったのかな…「後ろの方、気仙沼ですか?」だって(笑)。
『HIMITSU GIRL'S〜』は、後半のアレンジが少し変わってきています。この日も、ハンパない疾走感を持った『HARD LIQUOR』を経て、『MABOROSHI〜』『IKASAMA〜』と続きますが、この日は、なんかテンションを挙げていこうという鬼気迫るパワーのようなものを感じました。それに応えるかのように、観客もガンノリしてました。
この後に『開戦前夜』が来たので、ちょっとビックリしましたけど、すっごく良かった〜♪中でも印象に残ったのが、インプロ部分にあった向井さんとカシオマンのギターバトルです。それぞれの弾いたフレーズを似たフレーズで返したり、少し変化させて戻したりのキャッチボールは、演奏だけじゃなく、その姿や表情を見ていても最高に楽しかったです☆
その後が、アダルトタイム(笑)となり、来年出るアルバムからの新曲を3曲。どの曲も、聞けば聞くほど好きになってきます。いや〜、他の曲もマジ早く聞きたいな〜。
続いての『SEKARASIKA』は、秋田のように後半ラテンノリで「セカラ、セカラ、セカラ、セカラシカ〜」とか「セクハラ、セクハラ、セクハラ、セクハラシタ〜イ」(笑)などのコール&レスポンスがあり、盛り上がりました!
『COLD BEAT』の中盤、ドラムがビートを刻んでギターとベースがリフを繰り返す部分で、いつもは向井さんが指で回数を指示支持するんですが、この日は、ほとんど指を使わず、口を膨らましたり、アイコンタクトを中心に指示を出してました!カッケ〜♪それにメンバーが応えてるから、すっごくチームワークの良さを感じました。
なんとその次に、またもや聞いたことのない新曲『TELECASTER SUMMER』が聞けたんです!ギター2本の掛け合いをメインにしたミディアムテンポの曲で、向井さんの9/1付け日記にあった「SUMMER TELECASTER」のことじゃないかと思いますが、アルバムには収録されないようなので、ここで聞けてラッキ〜でした(^o^)。
続いて、これまたアルバム未収録の『感覚的にNG』。ライヴでは、狂った感じの疾走感がマジでどんどん加速してて大好きなんですけど、よ〜く考えてみたら、もしかしてこの曲なんかは、CDとかで聞いたら意外と単調に聞こえるのかもしれませんね。だからライヴだけでやるのかも。だから、みんなライヴ見に来て下さ〜い♪
『CHIE chan's』は、エンディングの「ち、え、ちゃ、ん、が、」とヴォーカルがカクカクブレイクする部分がライヴならではで素敵。久々に聞く『TANUKI』も、やっぱライヴでは盛り上がりますね〜。音の塊を堪能できる『WHISKEY & UNUBORE』では、ラスト「酔っ払い〜」を繰り返さず終わるパターンでした。
秋田に引き続き、この日も『COLD SUMMER』をやってくれ、大感激☆それにしても、この寒い季節に〈SUMMER〉の付いた曲を2曲もやるなんて、にくいね〜☆
久しぶりに4人でのイントロから始まった『自問自答』(それ以降は最近やってる、後半までドラムスと向井さんだけVer.)のタイトなカッコ良さに惚れてる暇もなく、そのまま『半透明少女関係』へ突入です!聞くのはサマソニ以来ですが、やっぱ超盛り上がる!…ってゆうか、この日の『半透明〜』は、メンバーのノリもハンパなくて、もうぐわ〜〜っていうか、ぐうぉ〜〜っていうか(笑)、とにかく凄かったです。「らっせ〜ら」「えじゃないか」の〈お祭りビート付き〉ヴァージョンでしたが、これを東北で聞いたから、感激もひとしおでした♪
メンバーが去って、アンコールを求める拍手と歓声は、長〜く鳴り止まなかったですが、この日は久々にアンコールなし。でも、大満足!最後にすっごくいいロックトランスフォームド状態になって終わったんだもん、それで終わろうっていうメンバーの気持ちわかりますよね。
この日は、観客も秋田に比べて「アゲて行こうぜ〜」みたいな人が多かった感じで、そのパワーがメンバーといい相互増幅を生み出したんじゃないかと思います。うん、いいライヴでした!―――秋田も、仙台も、東北まで来て良かった(^o^)
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