ZAZEN BOYSを中心とした向井秀徳作品に関するコメントやライヴレポなどを書いております。
Live Report #54 :豊橋(060308)
2006.3.8 豊橋 LAHAINA
 
 せっかく京都まで行ったので、安宿に泊まって京都各所を見て廻り、その後、新幹線なんて贅沢は出来ないから、各停と快速を乗り継いで、やって参りました豊橋〜。
この地に降り立つのは俺も初めてでしたが、ZAZEN BOYSにとっても初来訪の都市です。初めての土地でのライヴへの期待に胸ふくらませ、会場に向いましたが、まあこのハコの遠いこと!行きは、なんとかバスがありましたが、バス停からもけっこう歩くんですよ。いわゆるベイエリアに向う長い一本道の途中にあり、今まで行ったライヴハウスの中でも、たぶん駅から一番遠い気がしました。
 寒い日でしたが、なかなか開場時間になっても扉は開かず、震えながら待ちました。そして、ようやく入ったハコは、ガレージの中にある温室みたいな雰囲気で、ラハイナっていう意味は知らないけど、なんか「偽南国」みたいな感じなんですよ。でも、そのチープさが悪くない。なかなか面白い空間でした。
 
1. Fender Telecaster〜SUGER MAN
2. RIFF MAN
3. HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
4. HARD LIQUOR
5. MABOROSHI IN MY BLOOD
6. IKASAMA LOVE
7. USODARAKE
8. 安眠棒
9. You make me feel so bad
10. METAL FICTION
11. CRAZY DAYS CRAZY FEELING
12. 感覚的にNG
13. CHIE Chan’s Landscape
14. TANUKI
15. Tombo Game
16. Don't Beat
17. COLD BEAT
18. TOBIZARU
19. FRIDAY NIGHT
20. WATER FRONT
21. COLD SUMMER
22. 自問自答
EN. KIMOCHI
 
 『Fender Telecaster』のイントロから始まったライヴ。これで始まると、なんとなくZAZEN BOYSが初めての土地に挨拶してるみたいな気になるんですよね。
 おそらく、この日初めてナマのZAZEN BOYSを見た人も多かったんでしょう。フロアは、演奏が始まっても、後ろからの〈押し〉が少なく、どちらかというと様子を窺ってる空気もあり、俺の印象ですけど、比較的静かなお客さんが多かったように思えました。
 でも、俺には冷静に見るなんて出来るはずもなく、最初から『安眠棒』までの攻めで、じゅうぶんヒートアップしていました。
 向井さんが、ここまでの反応をどう感じたかわかりませんが、初めての土地での反応は気になるはず。それを別の角度から探ろうとしたのか定かではありませんが、『You make me〜』の前で、珍しくものすご〜く長〜いMCタイムを取りました。
 フロア下手側にいた女子をターゲットにし、「かずみ」と命名して(途中「さとみ」になってたけど(笑))話し掛ける懐かしいパターン。名前は話の内容は、「付き合った男と、実に不愉快な別れをしたが、それでも後になってなんか思い出すことがあるでしょう」みたいな、まあ、この曲の歌詞に繋がるものだったんですが、途中で、その〈かずみちゃん〉に「いや〜、まったくリアクションせんね。…まあ、リアクション出来ないか」とコメントしたのが、最高に面白かったです(^o^)。
 この日は、なぜかシンセサイドのスタンドマイクがなく、1本のスタンドを兼用するセッティングだったために、『METAL FICTION』では、コードが邪魔になってキーボードが弾きづらそうでした。
 怪しく響くひなっちのベースから始まる『CRAZY DAYS〜』で、向井さんはステージに組まれた照明用のイントレ(パイプで組んだ足場)に昇ろうとしたりのパフォーマンスをしたんですけど、その姿を見ていて、あらゆる角度からフロアを盛り上げ、それによって自らも高まっていこうとするショーマンシップを感じ、感動しました。
 『Don't Beat』では、「ドンドンドンド、ドンドンドドン」とか「ドンドンビート、ドンドンドビート」とかパターンを変えながらコール&レスポンスを繰り広げ、後半は男子をステージに上げての〈お祭り〉となりました。超楽しかった☆
 続く『COLD BEAT』では、エンディングに向けての部分が、いつもと違う新しいパターンで、「コールビー」だけじゃなく「トヨトヨトヨハシ」とかも織り交ぜての長いコール&レスポンス付だったんですが、この部分、とっても新鮮で、ライヴ感溢れてて良かった〜♪
 この2曲の演奏時間が長かったせいかわかりませんが、やる予定だったらしい『WHISKY&UNUBORE』はカットされました。その代わりと言ったら変ですけど、アンコールに応えての『KIMOCHI』では、「あけみ」と命名した別の女子をステージに上げ、彼女に例のデカサングラスを掛けさせて歌わせるというパフォーマンスがありました。
 
 俺にとっても初めての豊橋ライヴは、フロア全体のノリが今ひとつだったのが残念でしたが、他では見られないパフォーマンスやアレンジも体験できたし、バスの終わった帰り道、会場で初めて会った数人でタクシーに乗って駅まで戻ったりと、旅先ならではの収穫もあり、やっぱツアーっていいなって思いました。
Live Report #53 :京都(060305)
2006.3.5 京都 磔磔
 
 以前から一度行ってみたいと思っていたライヴハウスがいくつかあります。その一つが、この日ZAZEN BOYSを迎える磔磔でした。ここで繰り広げられたという熱いライヴの噂や、京都という土地柄も含め、自分の中で憧れのハコの一つでしたが、京都に行くとなると貧乏な俺にとっては一大事。…でも、今回、ようやく念願叶って、行ってきました!
大通りから狭い路地に入り、うっかりしてると見逃しちゃいそうな場所にある磔磔。探し当てて、入口の前に立ってみると、一見ライヴハウスって感じじゃなく、なんか独特の雰囲気がありました。それだけで、わくわくしてきましたが、ライヴは、想像以上に熱かったですよ〜♪
 
1. USODARAKE
2. HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
3. HARD LIQUOR
4. MABOROSHI IN MY BLOOD
5. IKASAMA LOVE
6. 安眠棒
7. You make me feel so bad
8. METAL FICTION
9. CRAZY DAYS CRAZY FEELING
10. 感覚的にNG
11. CHIE Chan’s Landscape
12. Tombo Game
13. SUGER MAN
14. RIFF MAN
15. Don't Beat
16. COLD BEAT
17. TOBIZARU
18. FRIDAY NIGHT
19. WATER FRONT
20. WHISKY&UNUBORE
21. COLD SUMMER
22. 自問自答
EN. KIMOCHI
 
  まず驚いたのは、このハコにはステージに袖や出入口がないんです!フロアの後方は片側が少し高くなっていて、居酒屋の座敷みたいな雰囲気の場所があり、楽屋は、そのちょうど二階にあたる部分にある。そんな構造のため、開演時間になって客電が落ち、マーキームーンが流れると、メンバーは後ろから階段を下りて登場し、下手側に設けられた狭い花道を通ってステージに到達するんですね。
  この、なんか古い芝居小屋みたいな空気からして、既にヤラレました。最前には、一応柵がありましたが、両端は空いており、かなり自由な感じで、ステージとの距離もメッチャ近い、まさに俺好みのハコです。それに加えて、籠もった熱が抜けにくい構造なのか、噂どおり室内温度の上昇が早く、開始早々の『HARD LIQUOR』ぐらいで、向井さんの顔からは既に大粒の汗が…。
 ライヴって、音だけじゃなく、そういったビジュアルが相乗効果を生むじゃないですか。メンバーの汗は、ウチらにも格闘技を見てるような感覚をもたらし、それに反応したフロアの熱が、またメンバーにフィードバックしていく―――そんなライヴならではのプラス効果をビシビシ感じました。
 『IKASAMA LOVE』の後、かなり久しぶりに聞く『安眠棒』に殺されて(笑)、ぐっとムーディーな『You make me feel so bad』になる展開も素敵でした。
次の『METAL FICTION』では、前半「鉄のしがらみ」で、「テッツ」の声とドラムスとがせめぎあう部分で、いつもの倍以上長くやりあっていたのが、スリリングで最高でした♪
 続いて、照明がやや青っぽくなる中で、最近のドラッグ曲『CRAZY DAYS〜』。ギターを置き、マイクを握り締めた向井さんが、冷凍都市の宣教師と化す時間。この日は、中央のモニターに足を掛け、呪文(=ラップ的部分)を唱え続けたんですが、その位置がちょうど俺の真上だったので、「ああ、洗脳されてる」みたいな奇妙な陶酔感があり、なんかメッチャどきどきしました。
 折り返しの『Tombo Game』に入る前、向井さんは、今や死語になっちゃった感のある〈ビニ本〉をネタに長めのMC。「おまえ、女の〈ピ〜〜〉(←わざとこう言う)見たことあるか?」「いや」「すごいぞ」「どこで見た」「ビニ本」みたいな男同士の会話をして場内を沸かし、「やらし〜」をキーワードにして曲へ突入。うん、この曲は、まさにエロカッコいい☆
 『Don't Beat』では、置いてあったクラベスは使わなかったですけど、「キョートビート」などのコール&レスポンスで大いに盛り上がりました。
 この日、『TOBIZARU』を聞いて、改めて曲そのものも、これを演奏してるZAZEN BOYSの存在も、凄いなあ〜って思いました!この曲から『FRIDAY NIGHT』へ入る展開は、やっぱイイっす。
 『WHISKY&UNUBORE』の前に、向井さんが「アルコホ〜ルッ」って言って間を空けたので、思わず「アルコホ〜ルッ」って返したら「いや、言わなくていい」みたく突っ込まれちゃいました(笑)けど、この曲後半の盛り上がりはハンパなく、ここからラストに向ってまた温度はどんどん上昇し、アンコールも含めて23曲の熱い宴は終了。
 
 初めて訪れた憧れの磔磔でしたが、飛び散るメンバーの汗と熱い演奏に酔いしれつつ、フロアとの一体感に溢れるライヴを共有できた最高の一夜を過ごすことができました♪
Live Report #52 :横浜(060223)
2006.2.23 CLUB 24 YOKOHAMA
 
 これまでも、全国各地をツアーで廻っているZAZEN BOYSですけど、今まで一度もライヴで訪れていない県や都市っていうのがいくつかあります。関東甲信越では、千葉県や山梨県がそう。そして神奈川県も、イベントで川崎はあったけど、この日の横浜は初めてです。
初めて訪れる都市でのライヴって、おそらくメンバーにとっても新鮮だろうと思うんで、それだけでも期待しちゃいます。ましてこのハコは、今回のツアー会場の中でもかなり狭い方。ステージとフロアとの密接度も高いライヴハウスでのライヴだし、すっごく楽しみにしてました。
 
1. Fender Telecaster〜SUGER MAN
2. RIFF MAN
3. USODARAKE
4. HARD LIQUOR
5. MABOROSHI IN MY BLOOD
6. IKASAMA LOVE
7. FRIDAY NIGHT
8. WATER FRONT
9. WHISKY&UNUBORE
10. This is NORANEKO
11. 感覚的にNG
12. CHIE Chan’s Landscape
13. Tombo Game
14. HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
15. METAL FICTION
16. Don't Beat
17. COLD BEAT
18. TOBIZARU
19. CRAZY DAYS CRAZY FEELING
20. COLD SUMMER
21. 自問自答
EN. RIFF MAN
 
 初参上・横浜でのセットリストは、アンコール曲が『RIFF MAN』1曲だけだったことを除いては、水戸と同じでした。
この流れ、個人的には気に入ってたんですけど、場所ごとにセットリストを変えてくることが多いZAZEN BOYSが、3回連続でほぼ同じにしたってことは、メンバーにとっても〈気持ちイイ流れ〉なんじゃないかなって思いました。
 そのせいかはわかりませんけど、この日のライヴには、いい意味での〈ゆとり〉みたいなものを感じました。
うまく言えないけど、新体制では初のフルアルバムを引っ提げてのツアーだから、その立ち上がりは気負いもあるだろうし、スタートダッシュっていうか、「ぶち込んでやろう」っていう気迫みたいなものが強いんじゃないかと思うんです。
 でも、対バンも含めて6箇所廻って、とりあえず最初の関東ブロックラストだから、メンバーにも多少の〈ゆとり〉みたいなものが出てくるんじゃないかなって思うんです。
 もしかすると、俺自身に、この日までの6箇所に参加してきたから、ただ狂乱するだけじゃなくて、ちょっと冷静に曲を聞ける〈ゆとり〉が生まれたからかもしれませんけど、とにかくそう感じたんです。
 だから、密接したハコの最前列で見ていながら、ただ我を忘れて興奮するだけじゃなくて、曲によっては自分の眼が中継カメラマンになったみたいに、スイッチングしてメンバー一人ひとりのショットを撮影してるみたいな(笑)瞬間がありました。
 そのせいか、なんかちょっと欲張りになっちゃって、せっかく〈気持ちイイいい流れ〉なんだから、そんな流れの中で、もっともっと遊んで欲しいって言うか…ぶち壊して欲しいって言うか…そんな贅沢な願望を抱いてしまいました。
 そして、今更ながら、やっぱ俺って相当に重度のZAZEN BOYS中毒なんだなって痛感しました。ほら、中毒患者って刺激の強いクスリを飲めば飲むほど、さらに強い刺激のクスリを求めて身悶えするっていうじゃないですか、まさにそれ。―――そんなことを思った横浜の夜でした。
 
 なんかこのレポ、いつもと違って、それぞれの曲の演奏についてとか全然書いてませんよね(笑)。でも、たまにはそんなのもいいんじゃないかな…。
Live Report #51 :QUATTRO(060221)
2006.2.21 渋谷 CLUB QUATTRO
 
 中1日で、再び東京に戻ってきたZAZEN BOYS。今回のツアー、ワンマンとしては東京初のライヴです。そのセットリストは、珍しく前回の水戸とほぼ同じでした。でも、場所が違えば演奏も違うのがライヴの魅力。だからライヴはやめられない!
 
1. Fender Telecaster〜SUGER MAN
2. RIFF MAN
3. USODARAKE
4. HARD LIQUOR
5. MABOROSHI IN MY BLOOD
6. IKASAMA LOVE
7. FRIDAY NIGHT
8. WATER FRONT
9. WHISKY&UNUBORE
10. This is NORANEKO
11. 感覚的にNG
12. CHIE Chan’s Landscape
13. Tombo Game
14. HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
15. METAL FICTION
16. Don't Beat
17. COLD BEAT
18. TOBIZARU
19. CRAZY DAYS CRAZY FEELING
20. COLD SUMMER
21. RIFF MAN
EN. KIMOCHI
 
 宇都宮でも思ったけど『Fender Telecaster〜SUGER MAN』→『RIFF MAN』→『USODARAKE』っていう展開は、すっごく好き。もしかすると、メンバーも気に入ったから連続でこうしたのかもしれないですよね。
 会場は、この日も超満員だったんですが、フロアが少しおとなしいような気がしました。向井さんもそう感じたのかはわからないけど、久々にステージ最前まで身を乗り出してギターを弾き、煽っていました。
 『MABOROSHI IN MY BLOOD』の途中、各パートが一瞬のブレイクの間に1発合いの手を入れる部分で、ひなっちが「やっほ〜」って言ったのが素敵でした。(ちなみに、ひなっち、宇都宮では「お〜い」だって(笑))。
 ライヴでは、その日によってムードメーカーになる人がいるもんですが、この日のひなっちは、まさにそれで、全体を通してライヴの空気を引っ張っていたような気がしました。いつも以上に「はっ!」とかの掛け声も多かったし、アクションも演奏も含めて、そう感じました。
 そんなわけで、あえてひなっちに焦点を当ててみると、今回のアルバムでベースの果たす役割の重要性を再確認させられます。
 ライヴでも、特に『WATER FRONT』や『Tombo Game』などゆったりとしたテンポの曲で、ひなっちの弾くベースは、なんともいえない大人のムードと夜の空気を演出していて、色っぽいっす、マジで。
 色っぽいと言えば、『TOBIZARU』から『CRAZY DAYS〜』に掛けての向井さんもそう。『TOBIZARU』で、向井さんは最初ギターを弾いてるんですが、しばらくするとギターをスタッフに預け、キーボードに向って演奏。そして、ラストのシンセ音の余韻に、ベースラインが滑り込んできて、向井さんはいわゆる〈直立姿勢〉になり、手を後ろに組んで、マイクに向いヴォーカリストに専念するんですよ。―――この過程がなんとも言えず色っぽいんだな。
 この日最後の『KIMOCHI』で、立ち上がり部分、向井さんはギターからキーボードに移り、狂い弾いてたんですが、その途中でギターのストラップが外れるというハプニングが…。結果、かなり長い間、狂い弾きが続いたので、カシオマンが「まだ続けるの?」みたいに聞いて、向井さんが笑いながら「もうちょっとで終わる」みたいに返してたのが面白かったです(^o^)
Live Report #50 :水戸(060219)
2006.2.19 水戸 LIGHT HOUSE
 
 前日の宇都宮が凄いライヴだったので、ますますツアーへの期待は高まり、わくわくして水戸へ。このハコも、ステージとフロアの密接度が高いし、今までも熱いライヴを繰り広げた場所だけに、すっごく楽しみでした。
 
1. Fender Telecaster〜SUGER MAN
2. RIFF MAN
3. USODARAKE
4. HARD LIQUOR
5. MABOROSHI IN MY BLOOD
6. IKASAMA LOVE
7. FRIDAY NIGHT
8. WATER FRONT
9. WHISKY&UNUBORE
10. This is NORANEKO
11. 感覚的にNG
12. CHIE Chan’s Landscape
13. Tombo Game
14. HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
15. METAL FICTION
16. Don't Beat
17. COLD BEAT
18. TOBIZARU
19. CRAZY DAYS CRAZY FEELING
20. COLD SUMMER
21. 自問自答
EN1. RIFF MAN
EN2. KIMOCHI
 
 スタートは、宇都宮と同じく『Fender Telecaster』のイントロから『SUGER MAN』へ、そして『RIFF MAN』という展開。うん、この構成、すっごく好きだなあ。緊張感の中から自由演技を経てジャンプするって感じでGOOD。極々の『RIFF MAN』で火が点いた身体は、そのまま7曲目まで揺さぶられ続けます。
このところ、『IKASAMA LOVE』では、「戒厳令の街」に入る前の部分で、メンバー全員が無言で回数をカウントして、同じフレーズを何度も繰り返し、一定数繰り返すと主旋律に戻るっていうパターンの演奏をしてるんですけど、この時のメンバーの顔がとっても素敵なんですよ〜(^o^)
 カシオマンの不思議ダンスにも目が離せない『FRIDAY NIGHT』が終わって、そのままシンセが音をつないで『WATER FRONT』へ至る展開も、いつもながら素敵です。ぞくっとするような夜の陶酔に運ばれていきます。
 その次=中盤のスタートが『WHISKY&UNUBORE』だったんですけど、これって珍しいから、なんか新鮮でした。
 続いて『This is NORANEKO』。この展開もちょっと予想出来なかったから「おおっ、ここに〜」って感じ。向井さんが〈口ギターorシンセ〉みたく「ニャーニャ、ニャニャ〜」って歌うのが印象的でした。
 『CHIE Chan’s〜』の後、向井さんが英語と日本語を入り混ぜて、〈男と女のひっつき合い〉について語り(笑)、『Tombo Game』に。演奏にも、エロいムードが増してきました。
 『Don't Beat』で、ステージにピックアップされたのは、この日も男性。ちょっと太った彼を、わざわざ敦さんの前に立たせる向井さん。相変わらずユーモア精神旺盛ですよね。
 『TOBIZARU』の演奏にビリビリ感電し、『CRAZY DAYS〜』の持つ空気感に陶酔した後、『COLD SUMMER』で盛り上がる―――そんな変化に飛んだ終盤を堪能して、今回のツアーでは初の『自問自答』。
 こんな本編だけでも、とっても充実した時間なのに、更にアンコールに応えて、この日は2曲もやってくれたんだもん、もう大感激☆
 宇都宮に続いて1日2度目の演奏となる怒涛の『RIFF MAN』に乱舞した後、『KIMOCHI』。ラストは、途中でステージに上げた女子と肩を組んで向井さんが去り、続いてひなっち。最後にカシオマンと敦さんで締め、大満足の〈ミ〜ト〜〉ライヴは終了。お疲れ様でした〜!

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Last Updated: 2023/11/25 Sat.

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