2006.8.27 逗子海岸 音霊SEA STUDIO
去年の夏に続いて、今年も湘南の逗子海岸で向井秀徳A&Eのライヴイベントが行われました。場所は去年と同じ期間限定の「海の家」なんですが、名前だけ変わっています。
去年は、7月の平日17:00開演だったせいか、海岸にいる人もまばらでしたが、今年は8月、夏休み最後の日曜日だったので、海岸は海水浴に来てる人々でいっぱい。まさに「夏の海」ってロケーションで、臨時開設されたクラブでは、砂の上で水着の女子が踊っていたりして、その近くで向井さんのライヴがあるなんて、なんか不思議(笑)。
木の椅子が全体に置かれていた去年と違って、今年は日曜の集客を考えてか、最前の二列と最後部一列に椅子が置かれてる以外は砂浜そのもの。
時間になると、山折棒を被り、黒いTシャツの上に黄色いシャツ、ボトムは黒いパンツという出で立ちで向井さんが登場。
この日は、弾き語りの第1部と、バラエティの第2部に分かれた構成で、第1部のセットリストは、こうでした。
1. SENTIMENTAL GIRL'S VIOLENT JOKE
2. CRAZY DAYS CRAZY FEELING
3. KU〜KI
4. YOUNG GIRL SEVENTEEN SEXUALLY KNOWING
5. I don't know
6. WATER FRONT
7. Telecaster Summer
8. 激愛(by長渕剛)
9. The Days Of NEKOMACHI
10. ロックトランスフォームド状態におけるフラッシュバック現象
11. 自問自答
この日は、アコースティック・ギターは使用せず、赤いボディのエレクトリック・ギター1本での演奏でしたが、その分、エフェクターやリズムマシーンを利用して、新しいアレンジが披露されてました。
ディレイにコードをリフレインさせ、それにリード弾きを重ねるという手法で始まった『SENTIMENTAL GIRL'S 〜』。この方法、新鮮でカッコよかったです!
次の『CRAZY DAYS〜』では、リズムマシーンを先導させ、それに乗って進行。最後は、自分で「フェイドアウト」と言いながらF/O(笑)。なんかMATSURI STUDIOに遊びに来たような感じで楽しかったです。
折り返しの『WATER FRONT』では、終盤「ウォーターフロント」部分で会場に手拍子を求め、コール&レスポンスに。最後は、「合わせなくていいから、みんなバラバラに、勝手に」みたいな要求もあって、メッチャ盛り上がりました!海岸に響きわたる大合唱は、外を歩いてる海水浴客にも聞こえるはずで、そう思うとなんか素敵☆
続いて「気持ち悪いからボツになった」と前置きしての『Telecaster Summer』を挟んで、久々の物真似ヴァージョン『激愛』へ。おなじみ「女子をステージに上げて激愛体験を語らせるコーナー」に続き、向井さんが体験した「怖〜い話」(去年と同じ(笑))を。
いくつかのハードなリフをエフェクターに入力しての『The Days Of NEKOMACHI』は、後奏部分がいつもより長く、向井さんのリードギターがいっぱい聞けて良かったです。
休憩後のバラエティは、まず〈ビンゴ大会〉。旧友でありマネージャーでもある森さんが司会を担当。景品は、「高級フルーツ」「高級包丁セット」「高級録音機材」でしたが、機材が当たった女の子、持って帰るの重そう。
続いて〈お宝鑑定団〉。鑑定人として向井さんと、NUMBER GIRL時代からのデザイナー三栖さんが呼ばれ、持ち込まれた品物を鑑定します。
向井さん自身も〈お宝〉を提出したんですが、それは、NUMBER GIRLのメジャーデビューシングル『透明少女』に挟まれた1枚のポラロイド写真。当時の人気アイドル○○ちゃんの直筆応援サイン入りでした(笑)。
さらに三栖さんは、向井さんがバンド活動開始以前に宅録したカセットテープを提出。向井さんは恥ずかしがりながらも「まあ、ちょっとだけ聞いてみましょう」と、ほんの一部を聞かせてくれましたが、そんなレア音源が聞けるなんて最高に幸せでした♪
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