2006.11.29 SHIBUYA−AX
ワンマンとしては約5ヶ月半ぶりとなる、待ちに待ったライヴ!冬のツアー初日は、この季節にしては比較的暖かい一日となった東京・渋谷で行われました。
いや〜、とにかく久しぶりで、50回以上見ている身としても、なんかいつもとは違う緊張感っていうのがあって、最前ド真ん中で開演を待ってると、時間が迫ってくるにつれてドキドキしてきちゃいました。
何かが起こる―――そんな予感は当たり、いろんなサプライズのあるライヴとなりました。
1. WHISKY&UNUBORE
2. HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
3. SI・GE・KI
4. USODARAKE
5. 安眠棒
6. SEKARASIKA
7. SUGER MAN
8. CRAZY DAYS CRAZY FEELING
9. 1989(新曲)
10. イレイザーヘッド(新曲)
11. 黒い下着
12. DAIGAKUSEI
13. MABOROSHI IN MY BLOOD
14. IKASAMA LOVE
15. COLD BEAT
16. FRIDAY NIGHT
17. 半透明少女関係
18. RIFF MAN
EN1. 半透明少女関係
EN2. Water Front
まず最初のサプライズは、ライヴが『WHISKY〜』で始まったこと。メンバーにとっても久しぶりのワンマンだから、どう攻めてくるのかと興味津々で息を呑む感じでステージを見詰めてたんですけど、予想外でビックリ。
でも、もちろん嬉しい予想外ですよ。この曲って、メッチャZAZEN BOYSらしい曲だし、後半のグウォ〜〜って感じの盛り上がりで、メンバーもウチらも「ZAZENワールドに突入した〜っ」て思いました。
次は、かなり早目に『SEKARASIKA』が来たこと。どの曲も好きだけど、この曲は、個人的にライヴで好きな曲の上位に入ってるので、メッチャ嬉しかった☆
その後、MCがあり、いつものように「その男の名は…」って言うんだけど、しばらく間が空いたので思わず「誰っ?」って突っ込んじゃいました(笑)。その『SUGER MAN』は、やっぱカッコいい。こんな曲キメられるバンド、そうそういないもん。
そして、期待を籠めてチョイ予想はしてたけど、嬉しい驚きが新曲の披露。向井さんは、演奏前に「この前、ピクシーズの映画が出来たっていうんで、先に見せてもらったんですけど、とても良かった。ピクシーズとかその辺の、ちょっとメインストリームと離れたような音楽を、ちょうど1989年、俺は高校1年だったわけですけど、その当時聞いてまして、まあ、そういう感じの…」みたいなことを喋ってました。
その新曲『1989』は、「イエィイエィイエィイエィ」的なスキャット?を交えたアバンギャルドな感じの曲で、グラムロック風。他の曲とは違ったテイストだけに、今後の新曲展開に期待が高まりました。
続けてやった『イレイザーヘッド』は、「記憶をすっかり消去して」とか『性的少女』などに使用されたフレーズを歌詞に多用した速いテンポの曲で、ぐんぐん引き込まれるノリのいい曲でした♪
さらにサプライズは続きます!
次に驚いたのが『黒い下着』。久々なんてもんじゃないっす。少なくとも俺の見てる範囲では、敦さんが加入して新生ZAZEN BOYSになって以来、ライヴでやるのは初めて(たぶん見てない他の会場でもやってないんじゃないかな…)。封印しちゃったのかって心配してたぐらいですから、マジびっくり&超感激!もうハンパなく盛り上がりました(^o^)
お祭りビート付の『半透明少女関係』で盛り上がった後、更に『RIFF MAN』と踊りまくりで締め括った本編。そして、アンコールで最後のサプライズ。なんと、再び『半透明〜』。
あえて2回演奏したのか、それとも本編で別の曲をやる予定が間違えちゃったのかわかりませんけど、ひなっちがメッチャ笑ってました。この『半透明〜』では、最後に女子3人と男子2人をステージに上げて踊らせてました。
そして、ほんとのラスト『Water Front』では、終盤「ウォータフロ〜ント」のコール&レスポンスがあって、向井さん一人が先に退場。残った3人が演奏を完了し、揃って去って行きました。
さまざまな嬉しいサプライズのあった久しぶりのライヴは、今後の新たな展開を大いに期待させられる一夜となりました♪
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