ZAZEN BOYSを中心とした向井秀徳作品に関するコメントやライヴレポなどを書いております。
Live Report #81 :UNIT(080628)
2008.6.28 代官山 UNIT
 
久々だったEASTライヴの興奮も冷めやらぬ僅か数日後、今度は隣駅の代官山で行われたライヴイベント“Public/image.FOUNDATION”にZAZEN BOYSは出演。
 イベントの性格上、「トリじゃないかも…」って思いましたが出番は貫禄のトリ(笑)。開演前からDJ MONOLITHが皿を廻し、対バンは出演順に、Eccy presents SLYE COLLECTIVE、the samos、SOHODOLLS(fromUK)、group_inouでございました。
 そしてラストバッターZAZEN BOYSの登場。一郎君のアゴヒゲが剃られ、向井さんの眼鏡フレームが変わっていました。壊れちゃったのかな?
 
1. I Don’t Wanna Be With You
 2. Asobi(新曲)
 3. HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
 4. Weekend(新曲)
 5. COLD BEAT
 6. FRIDAY NIGHT
 7. SUGAR MAN
 8. RIFF MAN
   
 ちょっと珍しく『I Don’t Wanna〜』から始まったライヴですが、2曲目にいきなり新曲『Asobi』が披露されました。
 まずは向井さんが「アソビッ」と言ってキーボードの前に立ち、シンセのスイッチをON。打ち込みのサウンドに重厚かつ艶っぽいベースが絡みつき、ドラムスに支えられて曲が立ち上がります。そこに吉兼さんの引っ掻くような「狂ったハガネの振動」が揺さぶりをかける展開。前回も書いたように、この曲でベースが果たす役割は大きく、その心地良いグルーブ感で、実際は乗ったことないけどニューヨークの地下鉄に乗って疾走してるみたいな気分になるんです。も〜う超カッケ〜☆
 途中からは、前回のようにペットラッセルが登場。カシオマンの持つでっかい方は、写真のようなボトルです。MATSURI STUDIOで飲んだヤツかな(笑)
 『HIMITSU GIRL'S〜』を挟んで、また新曲の『Weekend』。ブラックな香りの漂う物凄くカッコいい曲ですが、この曲の魅力は〈向井vs吉兼ギター対決〉とでも言いたくなる競演ぶりです。二人の持ってる違ったテイストが絡み合って新しいサウンドを産み出し、バンドにギターが2本ある存在意義を改めて思い知らされる曲です。めっちゃイイからね☆☆
 後半は、松下さんの迫力を見せ付けられる『COLD BEAT』からサッと『FRIDAY NIGHT』につなぐアダルトな展開をみせ、何度聞いてもゾクゾクする『SUGAR MAN』から『RIFF MAN』へ昇って終了。
 
 この日は本編だけ8曲のステージでしたが、美味しい料理は腹八分目って言うもんね。これからいっぱいライヴ見れるし、次回以降に別の新曲が披露されることを期待しつつ代官山を後に致しました!
Live Report #80 :EAST(080624)
2008.6.24 渋谷 O-EAST
 
1月のワンマンから約半年―――。米国でのレコーディングを終えて帰国したZAZEN BOYS。待望の帰国後初ライヴが、ついに開催!しかもなんと対バンが渋さ知らずオーケストラ(他にゲストとしてドラびでお氏)という豪華な組み合わせ!!梅雨明けしてない渋谷の夜に、梅雨前線を吹き飛ばすような熱いライヴが繰り広げられました。
 トップバッターは、ZAZEN BOYS。向井さんは、グリーンの地に白いデザインをあしらったシャツを着て黒いソフト帽を被り登場。そしてカシオマンは珍しく「NEW YORK」とロゴの入ったTシャツ姿で、なんとアゴヒゲを蓄えていました(^o^)
 
1. SUGAR MAN
 2. HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
 3. Weekend(新曲)
 4. Asobi(新曲)
 5. I Don’t Wanna Be With You
 6. KIMOCHI
 7. COLD BEAT
 8. FRIDAY NIGHT
 9. RIFF MAN
 
 半年振りのブランクを切り裂き、かつ“渋さ”に挑戦状を叩きつけるような鋭い『SUGAR MAN』でスタート。そして休まず『HIMITSU GIRL'S〜』へ。ぐんぐんとZAZEN WORLDへ引き込まれる俺。
 そして、来た来た来た来た〜〜っ!新曲発表だ〜〜っ!
 まずは向井さんが「週末を歌った曲を作りました…終末思想…」みたくシャレをカマして、『Weekend』を披露。毎回、新曲を文字で表現する難しさに悩みますが、「わかる人にはわかるかな?」的な言い方になっちゃうけど…「プリンスとトーキングヘッズがセッションしたような曲」でした。別の言い方をすれば、アダルトなブラコンの匂いがプンプンしながらクールにドライブするみたいな…。←日本語で書けよって(笑)。とにかく素敵な曲っす♪
 次に披露された『Asobi』。これまた凄っくイイ。向井さんは「遊び足りない」というフレーズを中心にした歌詞をキーボードを前にしながら展開するんですが、全体の主役はベースだと俺は思いました。吉田さんの骨太で子宮に来る(俺にはないけど)ようなベースが言い尽くせないほど魅力的です。そして、それに絡みつくカシオマンの粘っこいギター。それはまさに「ベースとギターのセックス」を見せられたような気分!
途中、カシオマンがペットボトルで作ったラッセル(マラカスのような体振楽器のこと)をシャカシャカ振り、続いて向井さんもミニペットのラッセルを振るパフォーマンスもあり、おそらく10分以上に及ぶ長い演奏でしたが、こっちの精力を吸い尽くされたような快感に浸れました☆
 そのまま『I Don’t Wanna〜』(ドラムのフレーズなどアレンジの変化あり)へと流れた後、向井さんがギターに持ち替え『KIMOCHI』に。しかし、この日の『KIMOCHI』は一味も二味も違いましたよ〜。ヒトコトで言えば「徹底的に壊しにかかった」という感じ。特に松下さんのドラムスがハンパなく狂ってたけど、他の3人だって負けてません。もともと緩急が入り乱れるのが魅力な曲ですが、暴れる部分をより狂わせた感じで、俺は勝手に向井さんがMATSURI STUDIOで「ああ、もっともっと壊して」とか言ってる姿を想像してニヤニヤしちゃいました(笑)
 この終盤の静かな「KIMOCHIを〜」というメロディから速攻『COLD BEAT』へつなぐカッコ良さ!こんなバンドい・ま・せ・ん!そして『FRIDAY NIGHT』から『RIFF MAN』へと「うなぐりアガって」ライヴは終了。
 
 久しぶりに見た嬉しさはもちろんですけど、とにかく「凄い!」「楽しい!」「素晴らしい!」の連続で、マジめっちゃ最高のライヴでした♪
 まもなく4枚目のアルバムも出るし、ツアーも始まるはずだし、嬉し過ぎて困る〜〜!
Live Report #m-17 :241(080609)
2008.6.9 下北沢 Club251
 
 レコーディングのため渡米していた向井さんですが、帰国後のライヴ活動はアコエレからスタート。そのステージを久しぶりに見ることが出来ました。
 「ロックの日」のこの日は、〈夜叉の菊〉こと柴山俊之さんの誕生日を祝うイベント“新・祝めでたや菊祭り 日本一のエロ男”で、柴山さんが〈春歌〉というバンド名でまさに春歌を歌うライヴだったんですが、そのゲストとして向井さんがソロ出演しました。
 
 1. CITY
 2. 感覚的にNG
 3. CRAZY DAYS CRAZY FEELING
 4. Delayed Brain
 5. WATER FRONT
 6. The Days Of NEKOMACHI
 7. 自問自答
 
 黒い中折れ帽をかぶり、黒地のプリントシャツと黒いパンツで現れた向井さん。この日は、アコギなしのステージ。相変わらず、実に巧みに足でエフェクターのスイッチを切り替えながら、エレクトリックギターの魅力を存分に発揮する演奏を展開してくれました。
 途中で「柴山先輩に体育館の裏に呼び出されてやって参りました」とコメント(笑)。そんなユーモアを加えながらも、小さなライヴハウスは緊張と緩和がいい感じに入り混じった音空間に変わっていきました。
 先輩の誕生日を祝うイベントだけに、コール&レスポンスはなかったけど、フロアの手拍子を得たりして、ライヴは盛り上がりました。
 個人的には『CITY』と『感覚的にNG』が、楽曲として久々に聞く嬉しさだけじゃなく、すっごく良かったです!
 
 笑いと暖かさ溢れる柴山さんのライヴ本編後、アンコールの最後に呼び出されて向井さんも登場。キーボードとして『すけこまし』のセッションに参加。
 後半には例の〈頭弾き〉も交えての熱気あるセッションで、大いに盛り上がりました♪そして見ていて嬉しかったのが、向井さんがメッチャ楽しそうだったこと。ゲストということもあるんだろうけど、とにかく先輩に囲まれてホントに心から楽しんでいるのがわかって、すっごく素敵な気分になりました。あんな楽しそうな向井さんの笑顔、久しぶりに見た(^o^)
Live Report #79 :横浜(080114)
2008.1.14 横浜 BLITZ
 
 向井さんのサイトで「☆2008年一発目のMATSURI SESSION」と告知されたライヴが、横浜でありました。ZAZEN BOYSとしてこのハコに出るのは初めてですね。
 この日は、メッチャ寒かった。何度あったか知らないけど、とにかく寒い!そんな日は、向井さんでなくてもラーメンが食べたくなりますね。新年初ワンマンは、ラーメンが大活躍?のライヴとなりました(笑)
 
1. SUGAR MAN
 2. RIFF MAN
 3. HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
 4. HARD LIQUOR
 5. SI・GE・KI
 6. DARUMA
 7. NABE & SADA
 8. WATER FRONT
 9. YUKATA
 10. This is NORANEKO
 11. TANUKI
 12. CHIE chan’s Landscape
 13. USODARAKE
 14. MABOROSHI IN MY BLOOD
 15. IKASAMA LOVE
 16. I Don’t Wanna Be With You
 17. The City Dreaming
 18. COLD BEAT
 19. FRIDAY NIGHT
 EN1. 開戦前夜
  (including”HEART OF THE SUNSHINE”&”LONELY HERAT”by YES)
 EN2. KIMOCHI
 
 
 ナイフのような『SUGAR MAN』でスタートしたライヴ。今回のレポは、個人的に特に注目した曲をピックアップする形式で書いてみます。
 まずは『SI・GE・KI』。数回前からアレンジが変わったことは報告しましたが、その新しい雰囲気を醸し出している大きな原因に、カシオマンのギターがあります。エフェクターでトレモロののリヴァーブを掛けて演奏しているみたいですが、その音で単一コードを繰り返すことにより悪魔的な雰囲気が出てると思うんです。いいっすね!
 次に『WATER FRONT』。これもアレンジが変わっています。大きな違いは、後半の「何かに取り憑かれたように笑い続ける 一晩中」と繰り返し歌う部分がなくなり、その代わりに「Water Front」のみを繰り返しつつ曲が狂ったように「うながり揚がって行く」点です。
 そして、この狂気を醸造する大きな原因に、ベースとギターのバトルがあります。吉田さんは、首を斜めに曲げる独特のノリ方で、パーカッシヴにベースを操りながら恍惚としていき、それに対抗するかのように吉兼さんは、エフェクターに搭載されたワウファズペダルを踏みながら揺れ狂って行く。そんな二人を、冷静だが熱いドラムスとシンセが挟み込む。―――こんな感じ。わかるかなあ?とにかくめっちゃカッコいいんですよ☆
 次は、ちょい久しぶりにやった『CHIE chan’s〜』。後半にあるカシオマンをフィーチャーしたギターソロ的部分に、向井さんが絡むんですけど、この時、向井さんは後ろ向きになって弾いてたんですね。それは、なんか「1ギタリスト」に戻ってギターのみに専念してる感じで、凄く良かった。響いてる音も「ここはギターを聞いてくれ」って感じでグッときました♪
 そして『COLD BEAT』。前回に続いてコール&レスポンスがなかったんですが(『The City Dreaming』は、短いけどあった)、その分、集中度が増して演奏が研ぎ澄まされた感じでカッコ良かったです。
 アンコールの1曲目が『開戦前夜』だったのは、「今日はやらないのか〜」と思ってただけにビックリ&嬉しかった!この日は、YESに入る前のインプロで、固定のフレーズを繰り返す実験がされてて、絶えず新しくしていく姿勢に感動しました。
 最後に、演奏ではないんですけど、向井さんの「ラーメン本パフォーマンス」(笑)。写真にある『最新ラーメンの本 2007-2008 首都圏版』というムックが大活躍しました。
 最初の登場は、『IKASAMA LOVE』。中盤でカシオマンが同じフレーズを何度もカッティングする部分で、いつもはわざと煙草を吸ったり、ビールを飲んだりする向井さんが、このムックをアンプの上から取って読むというパフォーマンス。まぬけで最高!次の『I Don’t Wanna〜』でも、中盤に一旦キーボード弾くのを休んで読んでました。そして、最後は、『KIMOCHI』の後半、弾きながら持ち、勢い余ってムックをフロアにぶん投げちゃいました!笑ったな〜(^o^)
 
 さて、いくつかピックアップしただけでも見所聞き所満載のライヴでしたが、最後の挨拶で向井さんは「3月ぐらいからレコーディングに入ります。そのためアメリカに行きます。4月は、日本にいませんので、MATSURI STUDIOに来てもおりません」みたいなコメントを…。つまり5月以降までライヴはないってことですよね(x_x);。でも、それだけに、この日、素晴らしいライヴを共に出来たことが嬉しかったです!
 向井さん、カシオマン、敦さん、吉田さん。気を付けて行ってきて下さいね!そして、ウチらがドギモを抜くようなアルバムを届けて下さい!行ってらっしゃ〜い…って早っ(笑)
Live Report #78 :LOFT(080111)
2008.1.11 新宿 LOFT
 
 新しい年がスタートしました。吉田一郎氏が加わって初めての正月―――。2008年、ZAZEN BOYSの初ライヴは、新宿。
 “SILENT RUNNING VOL.15”というイベントへの参加で、対バンはMASONNAとZENI GEVAでした。
 
1. SUGAR MAN
  2. HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
  3. DARUMA
  4. I Don’t Wanna Be With You
  5. The City Dreaming
  6. COLD BEAT
  7. RIFF MAN
 
 ZAZEN BOYSの登場は、トップバッター。俺にとっても、この日が今年初のライヴだったんですけど、その最初の最初がZAZEN BOYSってことになったわけです!一年のスタートを尊敬するバンドと共に切れるなんて幸せ(^o^)
 そんな嬉しさを抱えて出番を待ってると、やがて目の前には、正月の町に通りすがるようにぶらりとメンバーが登場。「あけまして…」的な挨拶はナシに『SUGAR MAN』へ。
 いや〜、新年早々ビリビリ来る。そして、ノンストップで『HIMITSU GIRL'S〜』。もう抜けてるとは言えいわゆる「オトソ気分」をぶっ飛ばす気合がガンガン入って来ます!
 そして、去年の最後には聞けなかった大好きな『DARUMA』。ただでさえ「気合の塊」みたいな曲だけど、この日は後半のインプロが凄く良くって、もうどの楽器からも眼が離せない〜って感じ♪マジ良かった!てゆうか、ヤバい、ヤバ過ぎる!
 さらに、この日の『I Don’t〜』がまた凄かった。どこがって文字で書くのは難しいんだけど、メンバーの「冷静、だがなにかを燃やし」てる気合がビシビシ伝わってきて、まさに聞き入り&見入っちゃいました。
向井さんが、キーボードを弾きながら無言で頭を動かしでメンバーに「次のブロック行け」と指示する姿のカッコ良さ。そして、それに応えるメンバーのカッコ良さ。こんな「カッコのよろしい」バンド、そうはない。後半、一旦静かになった後のインプロで向井さんが弾いた「チャルメラ」のフレーズも最高。てゆうか、こんなカッコよく「チャルメラ」を使う人いないっすよ!
 この凄い演奏から切れ目ナシで『The City Dreaming』へ。これまた凄い(凄いとかヤバいばっかですみません。でも、そうなんだもん)。イベントということや対バンの布陣を意識したかはわからないけど、この日は、いつもは対バンあってもやるコール&レスポンスをやらないんですよ。でも、その分、自分たちの演奏に集中してるっていうか、いつもとは違う緊迫感があってゾクゾクしました。
 そのゾクゾク感は『COLD BEAT』でも同じ。自分の口で小さく「COLD BEAT」と繰り返す向井さんの鬼気迫る姿と、彼の一挙手一投足に集中して演奏しているメンバー、最高です。そして最後は『RIFF MAN』でグウォ〜〜ンと昇華し、ライヴは終了。
 
 とにかく凄くいいライヴでした。演奏やパフォーマンスが良かっただけじゃなく、音の鳴りも良かったな〜。幕張とか広い会場だと、どうしても音が拡散しがちですよね。でも、LOFTのようなハコだと、響きがタイトな感じなので、この日の選曲と実に合ってたんです。
 いや〜マジ良かった☆☆☆ヤバ過ぎ☆☆☆最高のお年玉でした♪ありがとう!

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Last Updated: 2024/5/31 Fri.

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