2008.11.20 SHIBUYA−AX
ついに始まった今年なんと初の“TOUR MATSURI SESSION”。4枚目を引っ提げてのワンマンツアーは、かなり冷え込んだ渋谷の夜でスタートしました!
グッズ売り場に並んだ新しいディレイマンTシャツを早速買って着用し臨んだライヴは、ワンマンならではの楽しみに満ちた展開でした。
1. Idiot Funk
2. SUGAR MAN
3. HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
4. Honnoji
5. Weekend
6. MABOROSHI IN MY BLOOD
7. IKASAMA LOVE
8. DARUMA
9. Fureai
10. 安眠棒
11. You make me feel so bad
12. Asobi
13. I Don’t Wanna Be With You(Drifting Ver.)
14. KIMOCHI
15. COLD BEAT
16. FRIDAY NIGHT
17. RIFF MAN
EN1. Memories
EN2. Sabaku
まずは前回のクラブイベントでビックリした『Idiot Funk』からスタート。前回同様、シンセを挟んで向かって右に一郎君、左に敦さんが立ち、シンセ斜め前の右にギターを持って吉兼氏、左中央に向井さんという立ち居地なんですけど、一旦通常の位置にスタンバってから、その後でゾロゾロ出て来てこのポジションになるので、その「ちょっとオマヌケな」(笑)空気がなんともイイのよね〜。
奇妙なビジュアルの中、真剣に打ち込みポイントのキーを押す松下・カシオペアの表情を見てるだけでも価値ありです!
久々のワンマンだけにフロア前方は序盤から凄い盛り上がりで、「『Honnoji』で、そんなに押さなくても〜」って思っちゃいましたけど、楽しんでるのはいいことだからな。そんなフロアの空気もあってか、向井さんはとっても楽しそう。もちろん他の3人も、それぞれのスタンスで演奏を楽しんでるのが伝わってきます。これって凄く大切ですよね。
この日の俺は、「身体を揺らしてノル以上に演奏を聴くことに集中しよう」みたいなスタンスでいたんですけど、そのことで難易度の高い演奏をサラッとこなすカッコ良さを改めて痛感しちゃいました。
ライヴ初披露の『Fureai』なんて、まさにそう。今のZAZEN BOYSがやると、全然変拍子を意識させないんだもん、凄いよね!もちろん素敵だったけど、あんまサラっとこなして下さりますもんで、なんかアッというまの出来事だった〜(笑)
そして「ニクいね、ったく!」って思わせてくれた『安眠棒』。ライヴでは久しぶりだけど、中盤からのアレンジを大幅にチェ〜ンジ!バスドラムとベースラインを効かせたタイトなアレンジで「大人の安眠棒」って感じ。すんごく良かった♪
後半の『I Don’t Wanna〜』は、超ロングで勝手に「Drifting Ver.」って書いちゃいましたけど、折り返し地点で初めてアルバムにある「砂漠の朝を さまよって」という歌詞が歌われたんです。「無人島に たどりついたんだ」はアルバム以上に何度もリフレインされたんですが、このあたりの幻想的な恍惚感にはマジで酔わされました!てか、むしろ折り返し以降にどんどん凄くなってくるんだもん。まったく底知れない曲だよな〜。
『KIMOCHI』から『COLD BEAT』への瞬間移動は、やっぱ最高!突き刺さるビートから、これまた『FRIDAY NIGHT』へ速攻のツナギで息ツく暇もありませぬ。本編ラストの『RIFF MAN』は、相変わらずビンビンくるね!(でも、ダイブしてた2〜3名、危ないしステージに集中できないからやめてっ)
大きな声援に再登場したZAZEN BOYS。アンコールに応えて、なんと『Memories』!めっちゃライヴで聞きたかったから嬉しかった〜(^o^)&間奏部分がアルバムより長くてギターの魅力たっぷりで美味しかった〜☆☆そして締めが『Sabaku』っていうのも、今回のレコ発ツアーにふさわしい感じで良かったです!
久々に見たワンマンは、4枚目から『Taratine』以外は全曲やってくれたし、その他にも見所・聞き所満載だったけど、なにより「メンバー4人が、それぞれに楽しんで、それぞれに狂って、その上で一つの集合体になってる」ってことがどんなに凄くて素晴らしいかってことをヒシヒシ感じたライヴでした♪♪もっと、もっと、もっと見た〜い!てか見るし(笑)
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