ZAZEN BOYSを中心とした向井秀徳作品に関するコメントやライヴレポなどを書いております。
Live Report #114 :Coast(100117)
2010.1.17 新木場 Studio Coast
 
 ZAZEN BOYSの2010年は、向井さんと付き合いの長いローディー(楽器担当スタッフ)の峰さんが企画したロックフェス=その名も“MINE☆ROCK FESTIVAL”への参加で幕を開けました。他に出演した6バンドも、すべて峰さんが担当しているバンドで、バラエティーに富んだ素晴らしいフェスになりましたが、トップバッターのZAZEN BOYSも渾身のステージを披露してくれました♪
 
 1. SEKARASIKA
 2. SI・GE・KI
 3. Honnoji
 4. HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
 5. WHISKY & UNUBORE
 6. RIFF MAN
 7. Asobi
 
 ほぼ定刻どおりに現れたメンバーに対して何人かの声援が飛びますが、まだ時間が早いせいか未着のお客さんも多く人口密度が薄いため、俺にはフロアの空気がなんとなく冷たいように感じました。そんな中、『SEKARASIKA』からのスタートは個人的には大好きな曲なので大歓迎でしたが、初めて見る人も多いフェスのフロアを暖めるには難しい曲かも。静かに見守る人達の視線を感じつつ「ガタ、ガタ、ガタ、ガタっ!」と叫びたい気持ちを抑えて演奏にシビレてました。
 この日のハコの「音の鳴り」はシャープな感じだったので、続いて演奏された『SI・GE・KI』が、いつも以上に鋭利に感じられ、特に切り込んでくるようなギターの音色にゾクゾクしました。その研ぎ澄まされた音触感は、次の『Honnoji』や『HIMITSU GIRL'S〜』においても際立って感じられ、この3曲で俺の興奮神経は血まみれになっちゃいました☆
 そして、この流れで5曲目に『WHISKY & UNUBORE』が来たことの素晴らしさ!ここまでになかったスローな出だしから始まり、次第にうながり揚がっていく凄さは圧巻です。さらに、この日は終盤の演奏が超長尺で、カシオマンvs向井さんのギターの絡み合いがハンパなく良くて、とにかく最高☆☆―――演奏すべてと心中するような気分で陶酔しました♪♪
 その興奮状態に輪を掛けるように刺激的かつ挑発的な『RIFF MAN』をハイテンションヌで叩き込んでくれた後、向井さんはフェスの主催者・ミネさんについて10年以上の付き合いだと紹介し、「それにしても、なんでこういうことをやろうと思ったか、よくわかりませんが、その理由を探りながら演奏しております」みたいなコメントを加えましたが、一連の発言には今まで一緒にライヴを作ってきた峰氏への深い愛情が感じられました。そして、最初はちょっと意外だったトップバッターへの起用も、そんな向井さんから紹介されたいみたいな気持ちかもしれないと思えて、なんか勝手に感動しちゃいました(^o^)
 そして、最後はアダルトかつ実験精神に富んだ『Asobi』を、これまたかなりの長尺で演奏してくれたZAZEN BOYS。なんて懐の深いバンドなんだ!もうマジ最高♪
 
 この日は、文字だけ眺めるとフェスにしてはやや意外なセットリストだと思いますが、改めて振り返ると、今までのバンドの歴史と現在をコンパクトにまとめたような内容で、しかも絶妙の展開になっていたことがわかります。うん、何度も書くけど最高っす!
 他の6バンドも、み〜んな楽しかったし、すんばらしいフェスでした(^o^)。峰さん、ほんとお疲れ様でした!&最高のフェスをありがとう!
Live Report #m-26 :SHELTER(100110)
2010.1.10 下北沢 SHELTER
 
 2010年スタート!ライヴ初めは、向井さんのアコエレでした♪しかも、めっちゃ楽しいイベント(^o^)。灰緑さんの“灰緑のVEST10 〜灰緑の「110番 de ビックバン!」世界がゆっくり眠る方法〜”という長〜いタイトルのイベントです。
 対バンとして最初に登場したモーモールルギャバンは、初めて見たけど最高に楽しかったし、向井さんにライヴ中「『甲子園』をナマで聞けるのが楽しみです』と言わしめた灰緑のブッ飛んだステージも楽しかった。
 そして、そんな2つのバンドに挟まれた向井さんのステージは、こんな曲順でした。
 
 1. Delayed Brain
 2. 性的少女
 3. 感覚的にNG
 4. TATTOあり
 5. YOUNG GIRL SEVENTEEN SEXUALLY KNOWING
 6. The Days Of NEKOMACHI
 7. WATER FRONT
 
 この日のステージは、アコギなし。さらにキーボードもなし。さらにエフェクターもなし!まさにエレクトリック・ギター1本勝負でした!これって、なにげに珍しいっすよね。でも、その分ギタリストとしての向井さんを堪能できるライヴとなりました♪
 かなり寒い日だったせいか、向井さんはブルーのカーディガンを着て登場し、「シモキトゥザワ、シティー」とご挨拶(笑)。音の鳴りを確かめるように『Delayed Brain』で滑り出します。その後、〈『まっ黒けっけの海』なしヴァージョン〉で『性的少女』をカマしてくれました。ザクザクしたギターのカッティングが最高!
 次の『感覚的にNG』では、「なんか楽しいこと考えよう」の部分で、いつもの「女、酒、女、女」の替わりに「昨日のドラマの続き」とか言ってました(^o^)。
 名曲『TATTOあり』では、バンドだとリードギターが弾く部分を「トゥートゥートゥートゥ」みたくスキャットで歌うんですけど、そこも聴き所☆
 そして、この日の目玉と言ってもいい『The Days Of NEKOMACHI』では、エフェクターを使ってない分、フレットの押え方や指捌きなどで独りセッションを盛り上げていて、見応え満点♪わざとやってる自分の〈とんま顔〉に自分で吹き出すシーンもあって、最高に楽しめました☆☆
 最後は心の海に染み渡るような『WATER FRONT』で締め。今年のライヴ1発目を飾るにふさわしい最高の一夜になりました♪
Live Report #113 :CDJ(091230)
2009.12.30 幕張メッセ GALAXY STAGE
 
 個人的にも年内最後のライヴ参加となった恒例のCOUNTDOWN JAPAN FES.。この日は、出演予定だったフジファブリックの志村氏が直前の12/24に急逝され、その追悼イベントにもなってしまい、複雑な心境で参加することになりましたが、逆に思いっ切り楽しまなきゃROCKを愛し続けた志村さんの魂に届かないと思って、場内を廻りました。
 
 そして、18:00過ぎ―――。今回、演奏前のセットチェンジで、セッティング&チェックに久しぶりでトミー(NUMBER GIRL時代からの楽器担当スタッフさん。ZAZEN BOYSでも途中まで担当)が参加していて、ミネさん(同じく。現在も担当)との2ショットはめっちゃ懐かしかった〜(^o^)。
 また、敦さんと一郎君が出てきてのサウンドチェックと二人によるミニセッションにフロアから拍手が起こるのもフェスならではの素敵な光景です。フェスのPAスタッフがチェック中に「ビッグマン下さい」って言ったのには受けた(笑)。そして、改めてZAZEN BOYSがGALAXY STAGEに登場しました!
 
 1. SEKARASIKA
 2. SI・GE・KI
 3. MABOROSHI IN MY BLOOD
 4. IKASAMA LOVE
 5. COLD BEAT
 6. Asobi
 7. RIFF MAN
 
 ライヴは、イベントとしては珍しい『SEKARASIKA』からのスタート。でも、フロアは嬉しそうに盛り上がります。てか、この曲だってもちろん最高だからね♪みんなと一緒に大声で叫ぶ「ガタガタガタガタ」にライヴ気分も揚がりました(^o^)
 エロいベースがリードする『SI・GE・KI』から『IKASAMA LOVE』までノンストップで駆け上がり、踊る人々の熱気で俺の体温もアツアツです。
 おなじみ「聞こえてくるのはコールドビ〜トっ」の言葉に続いて『COLD BEAT』。フェスだから初めて見る人たちも多いと思いますが、中間のブレイクしながらのインプロ部分で、向井さんが掌をシャラ〜ンとさせるとシャラ〜ンと音が鳴り、小指を振るとチョコッと音が鳴る遊びには大きな歓声が上がってました。終盤は、久しぶりに「COLD BEAT!」のコール&レスポンス。楽しかった〜♪
 緩急の付け方や遊び心にゾクゾクする『Asobi』を演奏した後、向井さんは自らプロデュースとミックスダウンを担当して来年1/20発売予定のバンド=SuiseiNoboAzを紹介。「来年、このステージに登場するかもしれません」みたく言って大プッシュ。
 そして、年内のイヤな出来事や悲しい事件を吹き飛ばすような凄まじい迫力の『RIFF MAN』を嵐のように演奏して去って行きました。最高でした☆
 
 ZAZEN BOYSの皆さん、スタッフの皆さん、一年間本当にありがとうございました!そして、また来年もよろしくお願いします!よいお年を!乾杯っ☆☆
 
Live Report #112 :BLITZ(091221)
2009.12.21 赤坂 BLITZ
 
 今年最後のワンマンライヴは、赤坂にて開催。―――この日は、かなり冷え込みが厳しく寒〜い一日でしたが、ライヴはまさに公式サイトの告知にある「2009年の総決算ワンマン・ライブ」と呼ぶにふさわしい濃厚な内容の熱〜いものでした!
 
 1. MATSURI SESSION
 2. RIFF MAN
 3. HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
 4. Honnoji
 5. Weekend
 6. This Charming Man(by The Smiths)
 7. NABE & SADA
 8. DARUMA
 9. SI・GE・KI
 10. WHISKY & UNUBORE
 11. TANUKI
 12. MABOROSHI IN MY BLOOD
 13. IKASAMA LOVE
 14. This Charming Man(by The Smiths)
 15. SEKARASIKA
 16. COLD BEAT
 17. FRIDAY NIGHT
 18. I Don’t Wanna Be With You
 19. Sabaku
 20. Asobi
 EN1. This Charming Man(by The Smiths)
 EN2. 安眠棒(口楽器ver.)
 
 
 ライヴは、向井さんが小さく「チャルメラ」と指示を出し、フリーセッションからスタート!おなじみラーメン屋のチャルメラフレーズを、それぞれの楽器で変奏しながら重ねていきます。ユーモアたっぷりのセッションは、途中一旦ブレイクし、第2楽章とでも言うべき後半に。後半は、カシオマンのスイッチングするサンプリングされたサックス音を向井さんが操って、よりジャズテイストの濃い素敵な演奏が展開されました☆
 そんな素晴らしいセッションに酔っている暇はなく、身体は『RIFF MAN』で荒々しく覚醒させられます。その勢いで『HIMITSU GIRL'S〜』『Honnoji』とうながり上がり、『Weekend』で踊りまくって、もう気分は最高(^o^)
 さて、ここで向井さんは「今日は、新旧取り混ぜていろいろやります。…あんまりカバーとかやらないですけど、ちょっとカバーをやってみましょう」みたく言って、演奏されたのはThe Smithsの『This Charming Man』。ギターを置きヴォーカルに集中して熱唱する向井さん。最後は、後ろ向きになり両手をハの字に挙げたポーズでキメ!(笑)。そんな姿にメンバーも楽しそうでした♪
 次に久しぶりの『NABE & SADA』―――。遊んだ後で、しっかりキメる感じっすね。ニクいっ!続いての『DARUMA』で、ハンパない集中力を改めて見せ付けられるし、もうたまりません☆☆
 そして、その後、超久々の『SI・GE・KI』が来ました!これ、マジかなり久しぶりっすね。うん、やっぱイイ。てか、引き出し多い!てか、奥が深い!
 さらに続いて、これまた久しぶりに大好きな『WHISKY & UNUBORE』が始まりました(^o^)。この曲ならではの〈終盤昇り龍状態〉は最高!ぐんぐん昇り詰めながら絡み合うギターには、また新しいフレーズも加わっていて、まさに酔いしれました〜☆☆
 
 ライヴ後半は、「ウィスキーに酔っ払っているタヌキ」とか言って『TANUKI』からスタートし、『MABOROSHI〜』『IKASAMA〜』でフロアが再加熱した後、向井さんが再び「え〜、あんまりカバーとかやらないですけど、ちょっとやってみましょう」みたく言って(笑)、もう一度『This Charming Man』を(今度も、後ろ向きハの字ポーズでキメ)。一度目には驚いていた感じのフロアも、今度は楽しんでる感じで、それに伴いメンバーもゴキゲンな感じ♪こういう雰囲気って、まさにライヴならではですね〜(^o^)。
 そして、この日の〈久々披露シリーズ〉ラストは『SEKARASIKA』。これも大好きな曲だから、めっちゃ嬉しかったし、もちろん最高でした!
 ここまででも濃厚すぎるぐらいのライヴですけど、まだまだ後5曲もあるんですよ〜!贅沢ですよね〜。
 終盤は、鋭いキレの『COLD BEAT』からスタートし、『FRIDAY NIGHT』でタテに踊って、『I Don’t Wanna〜』でヨコに踊って(笑)、ノンストップつなぎの『Sabaku』で時空を超えたトリップ状態になり、最終盤を迎えます。
 最後の『Asobi』でも、後半にファンキーなギターリフが加わったりして、たゆまぬ進化を見せてくれ、た〜っぷりの本編終了。
 
 アンコールを求めて鳴り響く拍手の中、再登場したZAZEN BOYS。これだけ濃い本編の後、どんな曲が来るのかと思ったら…、なんとまたもや『This Charming Man』のイントロが!3度目ともなると、さすがにフロアもわかりますよね。今回は、最初から笑いが起こり、同時に「お〜っ!」みたいな声も。会場が一体となってカバーで楽しく踊り、メンバーもめっちゃ楽しそう。向井さん3回目の後ろ姿フィニッシュも、見事にキマりました(^o^)
 そして最後。4人が前に出てきて、口楽器ヴァージョンの『安眠棒』を再披露。おそらく初めて見る人も多かったんでしょうね、フロアからは笑い声が絶えませんでした。同時に手拍子での応援も切れ目なく続き、最後のプレゼントに応えていました。
 こうして年内最後のワンマンは、「カバーあり、レア曲あり、遊びあり」の盛りだくさんで濃厚で充実した最高に楽しいライヴとなりました!マジめっちゃ楽しかった〜☆☆☆
 こんな素晴らしいライヴを頂きました御礼は、幕張で大暴れして返させて頂きます!(笑)
Live Report #m-25 :弁天湯(091105)
2009.11.5 吉祥寺 弁天湯
 
 濃厚だったドラさんとのイベントから僅か3日後、今度はアコエレとしては久しぶりのワンマンライヴがありました!吉祥寺の銭湯にて約3年半ぶりの《風呂ロック》参加であります。
 今回は、前回と比べて会場の状況が変化してました。まず、男湯・女湯を仕切る壁が取り除かれライヴスペースが広くなってました。ステージに当る湯船の上に置かれた板も頑丈になっており、その上には2組のスピーカーが設置されています。フロアに当る洗い場の後方にはイントレで仮設した音響ブースもあり、かなり本格的な設営になってました。
 ステージ後方には富士山のタイル画があるし、洗い場には蛇口も鏡もあってもちろん銭湯なんだけど、前回に比べればライヴハウス度は数段上がってました。
 さらに、銭湯の横に立ち飲みバーが出来てたり、協賛企業の紹介も含めた前説アナウンスが流れたりして、前回の「ふらり銭湯でやってみました感」は少し薄れた感じ。
 そんな中、珍しくマネージャーの森さんがチューニング確認し、ほぼ定刻どおりの19:00になると満員の洗い場を縫って向井さんが登場し、大きな拍手に迎えられて壇上に登ってきます。珍しく青いカーディガンを着てましたけど、すぐ脱いでシャツだけになり用意された椅子に腰掛けます。そして、ゆっくり黒っぽいスニーカーの紐を締めなおしてからギターを手にしてライヴが始まりました。(この日も、アコギはなくエレエレスタイル)
 
 1. SENTIMENTAL GIRL'S VIOLENT JOKE
 2. 感覚的にNG
 3. CRAZY DAYS CRAZY FEELING
 4. KU〜KI
 5. 鉄風鋭くなって
 6. DESTRUCTION BABY
 7. MATSURI solo SESSION(Part1)
 8. YOUNG GIRL SEVENTEEN SEXUALLY KNOWING
 9. TATTOあり
 10. 真っ黒けっけの海〜性的少女
 11. MATSURI solo SESSION(Part2)
 12. The Days Of NEKOMACHI
 13. WATER FRONT
 14. KIMOCHI
 15. Asobi
 EN1. Delayed Brain
 EN2. 守ってあげたい(by ユーミン)
 
 会場全体の空気感を確かめるかのような感じで『SENTIMENTAL GIRL'S〜』が始まります。きっちり設営された設備のおかげで、風呂場とは思えないほどクリアーな音です。その上、銭湯独特の自然なリヴァーヴがあるので、とても聞き心地のよい空間になってます。うん、いい感じ(^o^)
 お湯に浸かるようなゆったりとした雰囲気の中、『KU〜KI』までの4曲を味わった後、向井さんは「あんまりサクサク行くともったいないですからね…」みたく言って、歌詞カードの詰まったグレーの厚いファイルをゆっくり探り、1枚を取り出して譜面台(←そう、この日はコレがあった)に置きました。
 何が来るかなと思ったら『鉄風鋭くなって』。やったね!また聞ける!緩〜く始まって、だんだん激しくなる演奏に惹きつけられて堪能してると、今度は『DESTRUCTION BABY』。ん?これも超レア。(てか、俺はアコエレで初かも?)。ソロ独特の良さがあって最高♪
 さて、懐かしい2曲が終ると、向井さんは傍に置いた白いレジ袋から蜜柑を取り出して剥き始めました(笑)。洗い場から笑いが漏れる中「みなさんは、袋ごと食べますか?」などと言いつつ蜜柑を袋ごと平らげ「MATSURI SESSIONでもやってみましょうか」とギターに向かい弾き始めました。
 この日は2回ソロセッションがあったんですが、ここは幻想的な音色のゆったりしたギターリフをサンプリングで何層にも重ねて、そこにキーボードを加えていくという手法の即興アレンジ。風呂場のエコーも含めて、なんとなくバンゲリス(映画『ブレードランナー』などの音楽を担当)的な雰囲気を持った演奏で、最高でした!陶酔〜って感じ☆☆
 そんな夢心地に浸った身体は『YOUNG GIRL SEVENTEEN〜』で少し覚醒し、次に来た〈まさかの〉『TATTOあり』で完全にシャキ〜ン!てか、マジびっくりした。この曲をアコエレで聞くのは、超々々久しぶり!いや〜、やっぱ名曲っすね♪すんごく良かったです(^o^)
 1本のギターなのにバンドがあるみたいな迫力の『性的少女』に続き、今度のソロセッションは、ザラついた音色の不協和音を重ねた変拍子っぽい感じの演奏。独特の変態サウンドでカッコ良かった〜☆☆(インプロを終えた向井さん、一言「なんやこれ」とつぶやく)
 終盤のスタート『The Days Of NEKOMACHI』は、サンプリングをしない替わりにフリージャズ的な〈崩したフレーズ〉を多用した最高の演奏で、眼も耳も釘付け!めっちゃイイ♪
 そしてギターによる2曲に続き、締めはシンセ大活躍でビートも効いた『Asobi』をたっぷり演奏してくれ、まさに割れんばかりの拍手の中退場。
 
 すぐにカムバックしてくれた向井さんは、「こんがらがらがら」など独りコール&レスポンスも交えて『Delayed Brain』を演奏し、爽やかな風呂上りのような『守ってあげたい』でライヴ終了!
 レア曲あり&インプロ2回あり&ロケーションも雰囲気も音の鳴りも演奏も最高で、すんごく充実したライヴでした☆☆☆

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Last Updated: 2024/4/13 Sat.

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