2010.8.20 新宿 Naked Loft
まだまだ蒸し暑い夏の夜の新宿で、めっちゃ贅沢なライヴがありました。そう、向井さんのソロワンマンがキャパ100人程度のハコで行われたんです!
会場は、新宿とはいえ大久保よりのいわゆるコーリア・タウン入り口にあり、近所にも焼肉屋などが立ち並んでいます。その一角にあるライヴハウスは、職安通り沿いなので店内から道行く人々が見渡せ、並べられた丸椅子に座っていると、なんとなく屋形船にでも乗ってるみたい。
そして、ステージは仕切りなど一切なくフロアと地続きなので、最前にいると、もうすぐ目の前に向井さんがいるんです!マジで目の前!貸切の屋形船に向井さんを招いてるみたいな贅沢気分の中ライヴは始まりました。
1. CRAZY DAYS CRAZY FEELING
2. Delayed Brain
3. KU〜KI
4. YOUNG GIRL SEVENTEEN SEXUALLY KNOWING
5. WATER FRONT
6. ロックトランスフォームド状態におけるフラッシュバック現象
7. SAKANA
8. SENTIMENTAL GIRL'S VIOLENT JOKE
9. 感覚的にNG
10. TATTOOあり
11. The Days Of NEKOMACHI
12-1. 赤とんぼ(by 三木露風/山田耕作)
12-2. 七つの子(by 野口雨情/本居長世)
12-3. Blackbird(by The Beatles)
13. The Girls in the Kimono dress(with LEO今井)
14. 性的少女
15. 自問自答
EN1. 鉄風、鋭くなって
EN2. I Don’t Wanna Be With You
EN3. 飛行機(by 渋さ知らズ)
元々は、最初の5曲をアコギで演奏する予定だったらしいんですが、登場してアコギをチェックした向井さんは、音の響きがおかしいと一郎君らスタッフに調整を依頼し、エレクトリックに持ち替えてライヴをスタートさせました。(結局、本編中アコギの調整が付かず、全曲Eでの演奏に)
エレクトリックとはいえ、狭いハコで最小限のPAなので、ギターの音もヴォーカルも染み渡るように響きます。
本来AからEに変わる6曲目からの中盤、新曲も含めた名曲の数々に聴き入っているうちに、たちまち終盤が訪れます。なんか夢みたいな時間の経過でした。
「童謡のコーナーをやってみましょう」と渡されたアコギをチェックしましたが、やはりNGの様子で再びEにて『赤とんぼ』からの3曲。ほろ酔いの身体が思わずうつらうつらしちゃう贅沢な時間が流れます。
その後、向井さんはカウンターの隅で飲んでいたレオ今井氏をステージに呼び、『The Girls in the Kimono dress』をデュエット。レオ氏の澄んだ声との競演というレアな空間に酔いしれました。
力強いギターの『性的少女』と力強い言葉の『自問自答』で本編が終了した後、再び登場した向井さんは、やっと復活したアコギを手にアンコールに応えます。
ソロならではの味わいに満ちた『鉄風〜』の後に演奏された『I Don’t Wanna〜』は、まるで別の曲みたいなアレンジを披露してくれ絶品。最後は「今度ライヴに呼ばれまして、これを歌うことになったんです」と言って渋さの『飛行機』を演奏してライヴ終了。
もし最初からアコギの調子が良くて予定通りに進行できてたらな…、なんて思ったらバチが当たるぐらい贅沢な一夜を過ごすことが出来ました♪
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