2010.12.9 SHIBUYA−AX
去年暮れのBLITZ以来、約1年ぶりとなる待望のワンマンライヴが満員のAXで開催されました!まさに「待ちに待ってた」って感じです。事前にKimonosのゲスト出演も発表され、開場前から期待はめっちゃ膨らむ一方。
そんな中で始まったライヴは、今までにない構成&ありえんぐらいの曲数による空前絶後の凄いことになっちゃいました☆
1. 開戦前夜
2. MABOROSHI IN MY BLOOD
3. IKASAMA LOVE
4. SI・GE・KI
5. USODARAKE
6. WHISKY & UNUBORE
7. TANUKI
8. CHIE chan’s Landscape
9. 安眠棒
10. SEKARASIKA
11. You make me feel so bad
12. COLD BEAT
13. HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
14. RIFF MAN
15. This is NORANEKO
16. Don’t Beat
17. METAL FICTION
18. I Don’t Wanna Be With You
19. No Modern Animal(with レオ今井=KIMONO BOYS)
20. Mogura(with レオ今井=KIMONO BOYS)
21. Almost Human(with レオ今井=KIMONO BOYS)
22. Honnoji
23. Weekend
24. Memories
25. Sabaku
26. Asobi
EN1. CRAZY DAYS CRAZY FEELING
EN2. Tokyo Lights(with レオ今井=KIMONO BOYS)
久々に流れる『マーキームーン』に乗って登場した向井さんは、まず「今日は、初めて時系列で演奏してみます」と宣言。バンドの歴史を振り返るようなライヴは、この一言から長い旅が始まりました。
なにしろ嬉しいことにアンコール曲も含めると28曲(!)も演奏してくれたので、全曲についてレポートすると長過ぎるかと思いますので、久しぶりの曲を中心に印象的な部分をピックアップする形で書くことにします。←それでも長いよ〜(笑)
ライヴは久々の『開戦前夜』からスタート。まさに長い夜の決戦を前にした気合の籠もった演奏です。中間の原曲ではソロを廻す部分では、楽器が絡み合ってミニセッション状態でグッときました!
これも久々の『USODARAKE』はtake2アレンジでしたが、やっぱカッコいいっすね、この曲♪最高!それに続く大好きな『WHISKY & UNUBORE』も後半の昇っていく迫力がハンパなかったです。
時系列のため、Single曲『TANUKI』を挟んで2枚目のアルバムへ。このパートは『CHIE chan’s Landscape』からスタートでしたが、これも最近やってないから新鮮(^_^)。ギターのハーモニーが素敵でした!
バスドラが効いたタイトなアレンジの『安眠棒』を経て、2枚目パートの締めは『COLD BEAT』。指揮者向井のフェイントに、またも敦さんが引っ掛かってた(笑)。その後2度繰り返された短い崩しのインプロ「変えビート」(前に蛙って書いたけど、カエみたい)もあって、ワンマンならではのコール&レスポンスもあったし、最高でした♪
敦さんが加入して初のSingle『HIMITSU GIRL'S〜』を経て、3枚目。このパートの最初は、なんと『RIFF MAN』。なにげに最近ライヴでご無沙汰だった曲だから、も〜う大興奮!メンバーの気迫も凄かったし、うながり上がったのなんのって、マジで楽しかった〜☆
その後も久々の曲が続きます。『This is NORANEKO』では、ほとんど今まで歌わなかった「ニャー、ニャー、ニャー」っていう部分を歌ってたました。『Don’t Beat』も、後半新しいアレンジが加わっていて新鮮でした。
次の『METAL FICTION』では、向井さんが缶ビールを片手にアンプに寄り掛かり、酔っ払いモードで「まっかり通る どんからかん」からの部分をつぶやく最高の向井節♪この日は実際かなり飲み干してたから、ゴキゲンなムードで演奏に突入しました。
Single曲『I Don’t Wanna〜』を演奏して、中盤終了。ここまで既に18曲やってるんだもん。凄いよね!てか、さすがに演奏する方は大変だろうな〜。向井さん、「初めて時系列で演奏してみましたが、これ、力の入れ加減がようわからんね。ベスト盤聞いてるみたいでしょうか」みたいなコメントをしてました。
この後、レオ今井氏が呼び入れられましたが、そのままZAZEN BOYSメンバーも残って《KIMONO BOYS》(←向井さん談)のコーナーが始まりました。この日初めて帽子を被り椅子に座った向井さんは、丸いパッドタイプのシンセ・パーカッション(記憶された様々なパーカッションの音を手で叩いて出せる電子楽器)を使ってボンゴを担当。
『No Modern Animal』では、サックスに当たるパートをカシオギターが奏でましたが、生楽器のリズム隊もいるので、より多国籍感が増して良かったです♪
次の『Mogura』も、パッドからキーボードに戻って演奏した『Almost Human』も、打ち込み中心の音源とは違った魅力が。…てか、バンドヴァージョン最高でした!うん、《KIMONO BOYS》と名付けるだけのことはあるね!
そしてレオ氏は引っ込み、ついに4枚目に突入です。久々の『Memories』は、ギターの絡み合いが楽しくて、やっぱ時々やって欲しいな〜って思いました。
これもちょい久々な『Sabaku』は、Drifting Ver.『I Don’t Wanna〜』のツナギ部分を一部引用して、そこにちょっとだけ『Ichiro’s Dream』が混じって始まるというゾクゾクする展開で、うっとり聞き惚れちゃいました。
約2時間半に及んだ本編は『Asobi』(この曲で帽子を被ろうとしてやめる)にて終了。ここまで26曲!いや〜満腹だ〜!
欲張りなフロアの鳴り止まない拍手に、再登場したメンバー。向井さんが「もうかなり出し切った感じですが、あと何が聞きたい?」みたいな質問をすると、フロアから様々なリクエストが。そして、しばらく飛び交う声を聞いた後、「新曲やりましょうか?」と言ってギターを弾きつつ「冬山は、危な〜い」と歌って「『遭難』という曲です。今、作りました」だって(笑)。
その後、演奏してくれたアンコール曲は『CRAZY DAYS〜』。アルバムに近いアレンジでしたが、一気に駆け抜けるようなスピード感と迫力に溢れた演奏でした。
そして、オーラスはレオ氏を呼び込んで《KIMONO BOYS》編成で『Tokyo Lights』。5人組のバンドと言われても違和感がないどころか、すんごいライヴ感溢れるド迫力の演奏で、空前絶後のワンマンライヴは幕を閉じました。
ライヴ終了後には、向井さんとレオ君が出来たてホヤホヤのアナログ盤をロビーで手売りしていて、二人に挨拶も出来たし、外に出てきた敦さんとも久々に言葉を交わしたし、なによりもライヴ2回分ほどテンコ盛りの贅沢なライヴに最前で参加できたし、もうマジで最高の一夜になりました☆☆☆
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