ZAZEN BOYSを中心とした向井秀徳作品に関するコメントやライヴレポなどを書いております。
Live Report #260:Zepp(230423)
2023.4.23 新宿 Zepp Shinjuku
 
 2014年にスタートし、今年で最終回を迎える歌舞伎町の商店街が主催する都市型ロックフェス“CONNECT歌舞伎町2023”にZAZEN BOYSが出演!つい数日前にオープンしたばかりのZeppShinjukuのステージにフェスの「大トリ」として登場!―――そんな記念すべきライヴに参加して参りました(^o^)
 このフェスは、6つのライヴハウスを巡回できるシステムですが、それ以外にも近年は「トー横」とも呼ばれる「シネシティ広場」に特設ステージがあって、そこでもフリーライヴが行なわれる。実は、このフェスが始まった2014年にもZAZEN BOYSは出演していましたが、その時は、この野外ステージ(無料じゃなかった気がする)だったんですよ。俺は、このステージで初めて大森靖子さんとキュウソネコカミのライヴを初体験しました。時の流れを感じるな〜。(参考までに、そのライヴのレポは、「Live Report #201 :歌舞伎町(141004)」に書いてあります)
 さてさて、出来立てほやほやのオシャレ過ぎるZeppのステージに初登場して繰り広げられた熱いライヴで演奏された曲は、次のとおりであります。(今回は、セットリストのみです。ごめんなさい!)
 
  1. SI・GE・KI
  2. COLD BEAT
  3. HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
  4. Weekend
  5. This is NORANEKO
  6. 永遠少女
  7. ポテトサラダ
  8. 杉並の少年
  9. CRAZY DAYS CRAZY FEELING 〔グラサン&キャップ付HipHopヴァージョン〕
  10. RIFF MAN
 
 この日やってくれた曲は、つい先日のQUATTROと2曲を差し替えた10曲でしたが、いずれも熱気が籠もりまくりの渾身の演奏で、デザイン的にも美しい内装の新しいライヴハウスのステージを最前エリアで体験できたことは、マジでめっちゃ幸せでした〜☆♪☆
Live Report #259:QUATTRO(230406)
2023.4.6 渋谷 CLUB QUATTRO
 
 予想外に開花が早かった今年の桜も満開を過ぎてしまった春の渋谷で、17年ぶりに活動を再開したfoulが主催するイベント《砂上の楼閣》に、ZAZEN BOYSが競演するという素晴らしい対バンライヴが開催されました。ZAZEN BOYSとしては久々に登場するQUATTROで激突した両雄は、ガップリ四つに組んでお互い一歩も引かない大相撲を見せてくれました。(今回も、おかげさまで最前にて参加!)
 そんな熱い2マンに先攻で登場したZAZEN BOYS―――。この日の曲順は、以下のとおりです。(今回は、セットリストのみです。ごめんなさい!)
 
  1. SI・GE・KI
  2. COLD BEAT
  3. Fureai
  4. This is NORANEKO
  5. 永遠少女
  6. 暗黒屋
  7. ポテトサラダ
  8. 杉並の少年
  9. CRAZY DAYS CRAZY FEELING
  10. RIFF MAN
 
 向井さんは、以前に下北沢のSHELTERで《砂上の楼閣》を見て、foulの演奏に「胸が焼け焦がされた」とライヴ中に言ってましたが、先日久しぶりに戻って来た『SI・GE・KI』から始まったライヴは、変拍子がタ・マ・ラ・ん『Fureai』、もはや新曲とは言えぬ熟成された『永遠少女』、ZAZEN BOYSここにありって感じの『暗黒屋』、向井さんがわざわざ「Hip☆Hop」と書いたキャップ(笑)を被ってラッパーと化した『CRAZY DAYS〜』などバラエティに富んだ展開で、改めてZAZEN BOYSの奥深さを実感した充実のライヴでございました☆(この夜の曲順、マジで素晴らしかった〜!)
Live Report #m-72 :草月ホール(230219)
2023.2.19 青山 草月ホール
 
 つい先日あった下北沢ライヴからまだ5日後なのに、またもや素晴らしいライヴイベントが開催されました。しかも今回は、《MATSURI SESSION》として古川日出男氏を迎えての主催公演!さらに会場は、なんと生け花草月流家元の会館にあるホール。かなり前に別のイベントで来たことがありましたが、まさかここで向井さんのライヴがあるなんて思いも寄らなかったなあ。
 そんなレアなライヴは、まず古川日出男氏の朗読パフォーマンスから。舞台向かって右手に立てかけられた脚立に置かれた何冊かの本を手に取りながら、言葉と身体で小説や詩をフロアに撃ち込みます。
 彼が去った後、今度は向井さんの登場だっ!最近のソロライヴではやっていなかった『クソまみれで踊る』があったり(←嬉しかった〜!)、さらにはZAZEN BOYSでも2019年以来久しく演奏してない『公園には誰もいない』をやってくれたり(←ビックリした〜!)と、レアな曲も登場してバラエティ豊かで素敵なライヴを展開☆☆―――演奏した曲は、次のとおりです。
 
  1. The Days Of NEKOMACHI[E]
  2. Yureru[E]
  3. WATER FRONT[E]
  4. Amayadori[A]
  5. クソまみれで踊る[A]
  6. CRAZY DAYS CRAZY FEELING[A]
  7. 公園には誰もいない[A]
  8. OMOIDE IN MY HEAD[A]
  9. はあとぶれいく[A]
 
 以上の熱いライヴの後、約10分の休憩を挟んで「第2部」の“MATSURI SESSION”が始まります。古川氏の「朗読パフォーマンス」が先行して、そこに向井さんがギターで斬り込んでいきます。その演奏の中には『約束』『永遠少女』などの持ち歌をアレンジして組み込んだ部分もありましたが、終盤は超絶即興演奏(フリーインプロビゼーション)となり、古川氏とガップリ四つに組んでの熱い競演を繰り広げてくれました☆♪☆―――ありがとうございました!&お疲れ様でした!
 
 【参考】向井さんもライヴの中で「久方ぶりに古川日出男さんと」みたく言ってましたが、前回の両者直接対決は16年も前(2007/5/3)のことです。参考までに、その当時のライヴレポは、「Live Report#m-16」に書いてあります。
Live Report #m-71 :Flowers(230214)
2023.2.14 下北沢 Flowers Loft
 
 向井さんのソロとしては今年初のライヴが、3年前に下北沢に出来たLOFT Projectの新しいライヴハウスの3周年記念の企画で開催されました。ご本人にとっても初登場のハコは、とてもコンパクト。後方のお客さんは中央の柱で少しステージが見えにくいと思いますが、最前エリアはアーティストが手で触れそうな近距離感で迫力あり!
 向井さんは先攻で登場。ちょっと久しぶりの『6本の〜』や『Amayadori』や『The Days Of NEKOMACHI』などを含めた9曲を演奏してくれました。(ステージドリンク=酒は、サッポロ生瓶ビールからオリオン缶ビールにリレー)
 その後に登場した「いとうせいこう is the poet」のダブ&ファンクなヒップホップに酔いながら踊っていると、最後の曲『DEARA』(ディアエイ)の途中からステージに呼び込まれ、せいこうさんのバンドに溶けて混じって加熱して爆発してくれました!(今回は、セットリストのみです。ごめんなさい!)
 
  1. CITY[A]
  2. KARASU[A]
  3. 6本の狂ったハガネの振動[A]
  4. Amayadori[A]
  5. Yureru[E]
  6. SAKANA[E]
  7. The Days Of NEKOMACHI[E]
  8. はあとぶれいく[E]
  9. WATER FRONT[E]
Live Report #258:WWW X(230203)
2023.2.3 渋谷 WWW X
 
 2023年の初ライヴが先日あったばかりのZAZEN BOYSですが、その3日後に再び2マンライヴに参加できるなんて、なんという幸せ!しかも、先日の最前列に続き今回も前から2列目だったし、演奏された曲も前回とはかなり入れ替えてたし、アフタートークのコーナーもあったし、とにかく素晴らしい夜になりました。
 この日は東京MXテレビの番組『69号室の住人』の企画だったんですが、まずは対バン相手のw.o.d.のライヴからスタート。開演前に流れた過去番組の映像で、以前に対バンしたThe Birthdayへのリスペクトが語られていましたが、「なるほど」と思わせる骨太のロック臭い演奏は熱々でした。
 そして、ZAZEN BOYSの登場だっ!―――まずは、この日の曲順を書いておきます。
 
  1. Honnoji
  2. COLD BEAT
  3. MABOROSHI IN MY BLOOD
  4. IKASAMA LOVE
  5. SI・GE・KI
  6. ポテトサラダ
  7. CRAZY DAYS CRAZY FEELING
  8. 杉並の少年
  9. WHISKY & UNUBORE
  10. RIFF MAN
 
 ちょい久しぶりの野性味あふれる『Honnoji』からライヴは始まります。やっぱ何度聞いてもシビレます。そして、ライヴでは定番とも言える『COLD BEAT』は、中間部の《泥沼ファンク》も熱い!3〜4曲目には、去年の鶯谷で皮切りだった『MABOROSHI IN MY BLOOD』〜『IKASAMA LOVE』という以前はよくやってた連続音波が押し寄せ、フロアの温度も上がります。
 そして、この日最初のサプライズ!―――かなり久々となる『SI・GE・KI』であります!MIYAさんのゴリゴリベース、敦さんのハンパなきドラムス、カシオマンの発狂ギター、そこに向井さんの熱唱が加わり加熱していく演奏には、久しぶりだったこともあってマジでシビレました!☆!
 まだまだビックリは終わりません。「変な時間に《お前はどこのわかめじゃ》を食ってしまったんで、あんまり食べたくはない」みたいなコメントをして『ポテトサラダ』を演奏した後、2発目のサプライズがありました。そう、これまたかなり久しぶりの『CRAZY DAYS CRAZY FEELING』をやってくれたんです!しかも、向井さんがキャップとおどけたグラサンを装着して、アレンジを大幅に変えた(ひなっちがいた頃、似た系統のアレンジはあったが)《ヒップホップヴァージョン》でブチかましてくれました!いや〜、めっちゃカッコよくて全身がビリビリするような演奏でした☆☆♪☆☆
 その後、『杉並の少年』を挟んで、個人的に超大好き過ぎる『WHISKY & UNUBORE』でギターの競演にシビれ、締めに『RIFF MAN』でうながり上がるという素晴らしい構成で、もうハンパなく最高のライヴでした!
 そして、この日はこの後ステージにテレビと同じセットを組み、番組MCであるグランジの遠山さん司会でw.o.d.の3人と向井さんを迎えて『69号室の住人』のトークコーナーがありました。この模様は、2/21(火)の深夜にオンエアされるそうなので、ネタバレになるから詳しくは書きませんが、向井さんのヒョウキンぶりが発揮されてめっちゃ楽しかったです。放送がない地方でもネットの再配信などで見れるらしいので、チェックしてみてください。
 
 そんなわけで、「なにかが起きそうだぞ」という予感は見事に当り、予想以上に素晴らしい最高に最高なライヴでございました!メンバーの皆さん、w.o.d.の皆さん、スタッフの皆さん、盛り上がったフロアの皆さん、お疲れさまでした!

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Last Updated: 2024/4/13 Sat.

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