ZAZEN BOYSを中心とした向井秀徳作品に関するコメントやライヴレポなどを書いております。
Live Report #265:宇都宮 (231014)
2023.10.14 宇都宮 Heaven’s Rock
 
 ついに待望のZAZEN BOYS全国ツアーがスタートしました!新しい音源を発表するという告知後のツアーだし、久しぶりに三大都市以外の地方も巡る長い日程だったこともあり、倹約を重ねてめっちゃ久々に「ミニ遠征」をしちゃいました。(往復6時間以上掛かった)
 ZAZEN BOYSのライヴとしては、ほんと久しぶりに訪れた宇都宮シティ―――。でも、以前の記憶があって、道にも迷わず開場前に地元の名物=餃子とビールで前祝をしてから、会場に向かいました。
 ほぼ定刻で始まったワンマンライヴで演奏された曲を、まず順番に書いておきます。
 
  1. RIFF MAN 〔導入は『Fender Telecaster』〕
  2. Weekend
  3. SI・GE・KI
  4. バラクーダ(新曲)
  5. ポテトサラダ
  6. COLD BEAT
  7. Fureai
  8. HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
  9. This is NORANEKO
  10. ブルーサンダー(新曲)
  11. 気がつけばミッドナイト
  12. 天狗
  13. チャイコフスキーでよろしく(新曲)
  14. 杉並の少年
  15. 破裂音の朝
  16. Honnoji
  17. はあとぶれいく
  18. CRAZY DAYS CRAZY FEELING
  19. 永遠少女
  EN1. SUGAR MAN
  EN2. Asobi
 
 スタートしたツアーへの気合を感じる『Fender Telecaster』のイントロ部分に続いて、ノッケからアゲアゲの『RIFF MAN』でライヴは幕を開けました。この段階で、完売満員のハコは一気に熱くなり、ツアー2日目への期待はふくらみまくりです!
 MIYAさんの骨太ベースに導かれた『SI・GE・KI』の後、早くも4曲目に新曲の『バラクーダ』が登場。夏に初披露され対バンイベントなどで磨かれた曲は、かなりバンドに馴染んで既に定番曲みたいな感じに。ギターを持たずヴォーカルに専念してる「ロンリーナイトな」向井さんの姿も素敵です。
 同じく向井ギターなしの『ポテトサラダ』に続いて、最近の対バンイベントでは珍しく演奏されなかった『COLD BEAT』にシビレました。中間部の「泥沼ファンク」も含め、やっぱこの曲ないと寂しいもんね。そして、次に個人的に大好きな『Fureai』が続いたのも嬉しい。
 次の『HIMITSU GIRL'S〜』では、後半部分に登場した新しいアレンジがカッコいい。向井さんは「ポ〜ウ」を連呼(笑)。続く『This is NORANEKO』では、敦さんの気迫が凄すぎてドラムスばっか見ちゃう。渾身の演奏後の敦さんを気遣って、「もうちょっとでブレイクしますからね」と向井さんも優しい声を掛けてました。そして、前半の最後が新曲の『ブルーサンダー』という飽きさせぬ構成であります。
 ライヴの後半は、ちょい前に久々の復帰を果たした(笑)『気がつけばミッドナイト』でアダルトに始まりました。続いて、これも個人的な大好物の『天狗』で身も心も空中に舞い上がります。そして、「本日の新曲」3曲目として『チャイコフスキーでよろしく』がやって参ります。この曲ぐらい回を重ねるごとに熟成を感じる曲はない。4人の楽器のいろんな音の重なりがなんとも言えないハーモニーを生み出します。個人的にはMIYAさんのベースラインが好きだな〜。そして、歌詞に登場する「射撃のチャンピオン」という言葉には毎回笑っちゃいます。
 15曲目に『破裂音の朝』がきて、「あれ、もうすぐ終り?」と一瞬思っちゃいましたが、ここで一回「ブレイクタイム」が入って、そういえばやってなかった『Honnoji』が来たので、なんかサプライズみたく感じて嬉しくなっちゃいました。
 その後、ライヴは「ヒップホッパー向井」が大活躍の『CRAZY DAYS〜』でフロアを沸かせ、いまや鉄壁の定番曲として定着した『永遠少女』で本編終了―――。
 アンコールに応えて再登場した4人からのプレゼントは、ZAZEN BOYSならではの曲としか言いようがない唯一無二の2曲!濃厚なZAZEN BOYS風味のご馳走を頂きまして、この日のライヴは幕を閉じました。やっぱワンマンは最高だな〜☆♪☆向井トークも含めて、めっちゃ楽しかった&またも刺激を受けまくりました(^o^) ☆☆
Live Report #264:FEVER (231009)
2023.10.9 新代田 FEVER
 
 この日、ZAZEN BOYSはバンドとしては久しぶりにFEVERのステージに登場しました。向井さんとは縁の深いSCOOBIE DOが企画した4回連続2マンライヴの第3弾です。先攻したZAZEN BOYSは、今回も中盤に新曲をまとめて紹介し、新しいアルバムが年内に出ないかもしれないと匂わせつつ、濃厚な演奏をブチかましてくれました。ちなみに、向井さんは後攻したスクービーのライヴで、「ダンサー」としても登場しました(笑)。(今回は、セットリストのみです。ごめんなさい!)
 
  1. ポテトサラダ
  2. SI・GE・KI
  3. Weekend
  4. バラクーダ(新曲)
  5. ブルーサンダー(新曲)
  6. チャイコフスキーでよろしく(新曲)
  7. 永遠少女
  8. CRAZY DAYS CRAZY FEELING
  9. Asobi
Live Report #m-75:Que (230928)
2023.9.28 下北沢 CLUB Que
 
 この日は、向井さんが久しぶりにQueのステージに登場しましたが、なんと今回の2マンライヴは対バンが「旧友」でもあり、過去に何度か下北沢で路上ゲリラライヴをやったeastern youthの吉野さんというレアで楽しみな企画でした!
 先攻はoutside yoshinoこと吉野寿さま。登場後、まず脱いだサマーニット(?)をハンガーに掛け、何度も位置を確かめて吊るしてから、「ほとんどなんも決めてないんだよね」とか言いつつも、歌詞ファイルをめくってソロライヴを展開―――。対バンということもあってか、ご存知の方々が多いだろう『夜明けの歌』『地下室の喧騒』『雨曝しなら濡れるがいいさ』などの曲を交えて約50分のステージでした。
 後攻は向井さん。あらかじめ下手にセットされていたので、わずかなインターバルで登場し、さっそくエレキギターを手に弾き語りがスタート!この夜、演奏された曲は以下のごとくであります。
 
  1. ZEGEN vs UNDERCOVER[E]
  2. TATTOOあり[E]
  3. KU〜KI[E]
  4. Amayadori[E]
  5. OMOIDE IN MY HEAD[A]
  6. KARASU[A]
  7. The Days Of NEKOMACHI[A]
  8. 永遠少女[A]
  9. 公園には誰もいない[E]
10. WATER FRONT[E]
 11. はあとぶれいく[E]
 EN1:NEKOODORI(with 吉野寿)
 EN2:ささやかな願い(by eastern youth with 吉野寿)
 
 以上のような流れでしたが、今回もエレクトリックとアコースティックの持ち味を活かしたバラエティに富んだ構成でした。みんな素敵だったけど、今回は何点かピックアップして紹介します。まず、3曲目にやった『KU〜KI』はめっちゃ久しぶりに演奏された気がしますが、タイトルどおり透明な空気感のあふれる名曲ですね。次にやった『Amayadori』も、個人的にはけっこう久々に聞く気がしました。そして、ZAZEN BOYSの新曲でもある『永遠少女』はアコギで聞くと、またシビレます。うん、じ〜んと浸みる。また、ZAZEN BOYSのライヴで新アレンジを披露した『公園には誰もいない』は、今回『SAKANA』をやらなかった替わりじゃないけど、エフェクターを駆使したダブプレイでの演奏で、めっちゃ新鮮でした。
 そして、アンコールを求める長い拍手に応えて再登場した二人は、まず向井さんの持ち歌である『NEKOODORI』を吉野さんヴォーカルメインで演奏。吉野さんの人柄が滲む照れまくった姿が可愛い(←失礼)。最後は、たまに向井さんがカバーしてるeastern youthの『ささやかな願い』を二人で熱唱!吉野さんのギターソロも炸裂して、大いに盛り上がりました。
 そんなわけで、お二人にとっても縁が深い下北沢での2マンは、ほんとにほんとに楽しくて熱くて最高のライヴだったです☆☆☆
Live Report #263:QUATTRO (230911)
2023.9.11 渋谷 CLUB QUATTRO
 
 向井さんも何度か出演してきた渋谷の老舗ライヴハウスであるラ・ママの企画“PLAY”が会場をクアトロに拡大して開催され、そのステージにZAZEN BOYSが出演しました!今回の対バンはインストバンドのトリプルファイアー。アグレッシブなリズムとゆる〜い歌詞のラップが絡むタイトでファンキーなステージに続いて、ZAZEN BOYSが登場。先攻バンドの熱演に応えて、物凄く気迫の籠もった演奏が繰り広げられました!(今回は、セットリストのみです。ごめんなさい!)
 
  1. SUGAR MAN〔導入は『Fender Telecaster』〕
  2. RIFF MAN
  3. SI・GE・KI
  4. バラクーダ(新曲)
  5. 気がつけばミッドナイト
  6. ポテトサラダ
  7. ブルーサンダー(新曲)
  8. チャイコフスキーでよろしく(新曲)
  9. CRAZY DAYS CRAZY FEELING
  10. 永遠少女
EN. はあとぶれいく(with トリプル吉田)
Live Report #262&m-74&k-9:野音 (230806)
2023.8.6 日比谷野外大音楽堂
 
 今年夏のMATSURI STUDIO対バン企画“THE MATSURI SESSION”は、LEO IMAI/ZAZEN BOYS/KIMONOS/向井秀徳アコースティック&エレクトリック(←登場順)の4組が競演するというなんともブッたまげた企画でした!
 開場する前には夕立があって場内も濡れていましたが、ありがたいことにライヴ中は降雨なしで、どのステージも気合の入った演奏が繰り広げられました。(今回は、ZAZEN BOYSと向井さんソロのセットリストだけ掲載しました。サボってごめんなさい!)
 
《ZAZEN BOYS》
  1. Honnoji 〔導入は『Fender Telecaster』〕
  2. ブルーサンダー(新曲)
  3. 公園には誰もいない(新アレンジ)
  4. バラクーダ(新曲)
  5. チャイコフスキーでよろしく(新曲)
  6. 杉並の少年
  7. 永遠少女
  8. SUGAR MAN
 
《向井秀徳アコースティック&エレクトリック》
  1. 6本の狂ったハガネの振動
  2. 夏の幽霊
  3. WATER FRONT
  4. 天国(作詞=宮藤官九郎)
  5. KARASU
  6. OMOIDE IN MY HEAD
  7. はあとぶれいく
 EN:自問自答

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Last Updated: 2024/11/2 Sat.

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