ZAZEN BOYSを中心とした向井秀徳作品に関するコメントやライヴレポなどを書いております。
Live Report #268:PIT (231124)
2023.11.24 豊洲 PIT
 
 久々の全国ツアーも年内は終盤に入ったZAZEN BOYSですが、東京でのワンマンは年末恒例の会場になってきたPITで開催されました!この日は、本編で1曲増やして20曲もやってくれ、濃厚なライヴが展開されました。―――まずは、ブチかましてくれた曲を演奏順に書いておきます。
 
  1. Honnoji 〔導入は『Fender Telecaster』〕
  2. SI・GE・KI
  3. バラクーダ(新曲)
  4. ポテトサラダ
  5. HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
  6. RIFF MAN
  7. This is NORANEKO
  8. Weekend
  9. Fureai
  10. ブルーサンダー(新曲)
  11. 天狗
  12. 暗黒屋
  13. 気がつけばミッドナイト
  14. COLD BEAT
  15. 杉並の少年
  16. チャイコフスキーでよろしく(新曲)
  17. YAKIIMO(新曲)
  18. はあとぶれいく
  19. 破裂音の朝
  20. CRAZY DAYS CRAZY FEELING
  EN1. 永遠少女
  EN2. Asobi
 
 この日の「大目玉」は、まだ今まで披露されていなかった『YAKIIMO』をやってくれたこと!向井さんはギターを持たずラップというか「向井節」に専念し、「いしや〜きいも、やきいもっ」などと叫び、他の3人はタイトなリズムで「ヒップホップなジャズ」って感じのトラックを演奏。今までのZAZEN BOYSにありそうでなかった曲で、今後の熟成が楽しみ☆(^o^)♪
 もちろん他の曲も気合入りまくりで激熱でしたが、あえて今回のレポは演奏については書かないことにして、それ以外について書きます。…っていうのも、この日はいつになく向井さんが饒舌で、しかもサービス精神旺盛なパフォーマンスが炸裂したからです。
 新譜の詳細を発表した直後だし、でっかい会場で気分も盛り上がったのかもしれまかせんが、とにかくトークが長かった(笑)。その1《東中野のラーメン屋(タンメンが評判らしい)に入って食べていたが、厨房の店主が客の注文を聞くたびに「うん、わかった〜」と独特の大声で言う。その声がおかしくて食事に集中できなかった」》みたいな話。その2《よく電動アシスト自転車で裏道を走るが、その途中に民家があると「ミンケっ」と声に出して叫び、その声を聞いた通行人がにらんだ。近辺では「ミンケのおじさん」と呼ばれているだろう》みたいな話。―――などなど盛り沢山でした。
 さらに映画『スカーフェイス』の物真似や、俳優ジャック・ニコルソンの顔真似を何度もやり、とくにジャック・ニコルソンにはこだわって、「こんな感じ?」みたいに振り返ってメンバーにも確認。それだけでも笑えましたが、その顔真似を見たメンバーのリアクションが楽しかった。いつも笑い上戸のMIYAさんは「もうやめてよ」的な大笑いをし、とぼけたカシオマンは思わず吹き出し、その二人を後ろから敦さんがクールに見ている。そんな光景がバンドの状態の良さを物語っていて、めっちゃ嬉しくて楽しい気分になりました。
 改めてZAZEN BOYSというバンドの素晴らしさを再確認した素敵な夜になりました!たっぷりの充実したワンマン最高だったよ〜☆♪☆♪☆
Live Report #267:長野 (231116)
2023.11.16 長野 CLUB JUNK BOX
 
 新しいアルバムのリリースを発表したZAZEN BOYS―――。現在、久しぶりの全国ツアーが進行中ですが、せっかくならもう一ヶ所ぐらい「プチ遠征」をしようと決心して、格安の高速バスがあったので、それを利用して長野まで行って参りました!
 ライヴ中、向井さんも「お久しぶりぶりで、前回いつ来たか記憶にない」みたく言ってましたが、このハコでワンマンをやるのは本当に久しぶりです。(俺が前回ここでのライヴに参加したのが2006年!しかも、今回は前に行った場所から移転してた!)
 そんな超久々の長野ワンマンでは、先日の宇都宮とは1曲入れ替えて、曲順も編成し直していて、さらにここも狭くて密度の濃い空間なので、めっちゃ刺激的でした!―――まずは、この日のライヴで演奏された曲順を書いておきます。
 
  1. Honnoji 〔導入は『Fender Telecaster』〕
  2. SI・GE・KI
  3. Fureai
  4. Weekend
  5. HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
  6. RIFF MAN
  7. This is NORANEKO
  8. ブルーサンダー(新曲)
  9. 天狗
  10. 暗黒屋
  11. COLD BEAT
  12. バラクーダ(新曲)
  13. ポテトサラダ
  14. はあとぶれいく
  15. チャイコフスキーでよろしく(新曲)
  16. 杉並の少年
  17. 破裂音の朝
  18. CRAZY DAYS CRAZY FEELING
  19. 永遠少女
 EN1. SUGAR MAN
 EN2. Asobi
 
 この日は、『Fender Telecaster』のイントロ部分に続いて、前回は後半でやった『Honnoji』からライヴがスタート!さらに『SI・GE・KI』『Fureai』と続く大好物な展開で、すでにZAZEN WORLDに身体はハマりまくりだ〜!後半のアレンジが変わって、さらにカッコよくなった『HIMITSU GIRL'S〜』からノンストップで『RIFF MAN』という怒涛の展開にヤラレたし、とにかくハンパない展開です☆☆(ちなみに、向井さんのビール復活しました)
 そして、大好きな『天狗』に続いて、前回はやらなかった『暗黒屋』をやってくれたのも大収穫!とにかくこの曲大好きだし、中盤のインプロセッションが激熱で凄いエネルギーで、もう最高でした☆☆☆
 披露されてから日が浅い3つの新曲も、かなり熟成してきたし、それらも含めたこの日の曲順が個人的には素晴らしくツボで、うん、頑張って長野まで来てマジよかったです!
 公式発表された新しいアルバム『らんど』のクレジットにあって、まだ披露されていない6曲をいつライヴでやってくれるのかも含め、今後のツアー&対バンなどに眼が離せませんね(^o^)
Live Report #266:MARZ (231103)
2023.11.3 新宿 MARZ
 
 新作アルバムのリリースを告知してツアーを開始したZAZEN BOYSが、バンドとしては超久しぶりに新宿歌舞伎町にあるキャパ200程度の小さなハコに登場しました!ここのステージにZAZEN BOYSが立つのは、めっちゃ久々だったし、なにしろ狭くてギュッとした空間の最前エリアだったから、開演前からワクワクしました。
 この日は、インストバンドLITEの企画イベントだったので、ZAZEN BOYSが先攻でした。なんと向井さんのステージドリンクは、珍しくビールでも酎ハイでもなく水!もしかして胃腸の具合でも悪いのかな、と少し心配になっちゃいましたが、もちろんライヴは絶好調で気迫の籠もった激熱の演奏を叩き込んでくれました!(今回は、セットリストのみです。ごめんなさい!)
 
  1. SI・GE・KI
  2. ポテトサラダ
  3. RIFF MAN
  4. HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
  5. Weekend
  6. バラクーダ(新曲)
  7. チャイコフスキーでよろしく(新曲)
  8. 破裂音の朝
  9. 永遠少女
 
 追伸:ライヴ終了後、2Fで飲んでいたら、ライヴが終わったZAZEN BOYSのメンバーが引き上げていく姿を目撃。その中で、MIYAさんが飲みながらLITEのライヴを見ていたので、思わず挨拶したら、さっと手を出して握手してくれました!その自然さにビックリ&感激しちゃいました☆☆
Live Report #265:宇都宮 (231014)
2023.10.14 宇都宮 Heaven’s Rock
 
 ついに待望のZAZEN BOYS全国ツアーがスタートしました!新しい音源を発表するという告知後のツアーだし、久しぶりに三大都市以外の地方も巡る長い日程だったこともあり、倹約を重ねてめっちゃ久々に「ミニ遠征」をしちゃいました。(往復6時間以上掛かった)
 ZAZEN BOYSのライヴとしては、ほんと久しぶりに訪れた宇都宮シティ―――。でも、以前の記憶があって、道にも迷わず開場前に地元の名物=餃子とビールで前祝をしてから、会場に向かいました。
 ほぼ定刻で始まったワンマンライヴで演奏された曲を、まず順番に書いておきます。
 
  1. RIFF MAN 〔導入は『Fender Telecaster』〕
  2. Weekend
  3. SI・GE・KI
  4. バラクーダ(新曲)
  5. ポテトサラダ
  6. COLD BEAT
  7. Fureai
  8. HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
  9. This is NORANEKO
  10. ブルーサンダー(新曲)
  11. 気がつけばミッドナイト
  12. 天狗
  13. チャイコフスキーでよろしく(新曲)
  14. 杉並の少年
  15. 破裂音の朝
  16. Honnoji
  17. はあとぶれいく
  18. CRAZY DAYS CRAZY FEELING
  19. 永遠少女
  EN1. SUGAR MAN
  EN2. Asobi
 
 スタートしたツアーへの気合を感じる『Fender Telecaster』のイントロ部分に続いて、ノッケからアゲアゲの『RIFF MAN』でライヴは幕を開けました。この段階で、完売満員のハコは一気に熱くなり、ツアー2日目への期待はふくらみまくりです!
 MIYAさんの骨太ベースに導かれた『SI・GE・KI』の後、早くも4曲目に新曲の『バラクーダ』が登場。夏に初披露され対バンイベントなどで磨かれた曲は、かなりバンドに馴染んで既に定番曲みたいな感じに。ギターを持たずヴォーカルに専念してる「ロンリーナイトな」向井さんの姿も素敵です。
 同じく向井ギターなしの『ポテトサラダ』に続いて、最近の対バンイベントでは珍しく演奏されなかった『COLD BEAT』にシビレました。中間部の「泥沼ファンク」も含め、やっぱこの曲ないと寂しいもんね。そして、次に個人的に大好きな『Fureai』が続いたのも嬉しい。
 次の『HIMITSU GIRL'S〜』では、後半部分に登場した新しいアレンジがカッコいい。向井さんは「ポ〜ウ」を連呼(笑)。続く『This is NORANEKO』では、敦さんの気迫が凄すぎてドラムスばっか見ちゃう。渾身の演奏後の敦さんを気遣って、「もうちょっとでブレイクしますからね」と向井さんも優しい声を掛けてました。そして、前半の最後が新曲の『ブルーサンダー』という飽きさせぬ構成であります。
 ライヴの後半は、ちょい前に久々の復帰を果たした(笑)『気がつけばミッドナイト』でアダルトに始まりました。続いて、これも個人的な大好物の『天狗』で身も心も空中に舞い上がります。そして、「本日の新曲」3曲目として『チャイコフスキーでよろしく』がやって参ります。この曲ぐらい回を重ねるごとに熟成を感じる曲はない。4人の楽器のいろんな音の重なりがなんとも言えないハーモニーを生み出します。個人的にはMIYAさんのベースラインが好きだな〜。そして、歌詞に登場する「射撃のチャンピオン」という言葉には毎回笑っちゃいます。
 15曲目に『破裂音の朝』がきて、「あれ、もうすぐ終り?」と一瞬思っちゃいましたが、ここで一回「ブレイクタイム」が入って、そういえばやってなかった『Honnoji』が来たので、なんかサプライズみたく感じて嬉しくなっちゃいました。
 その後、ライヴは「ヒップホッパー向井」が大活躍の『CRAZY DAYS〜』でフロアを沸かせ、いまや鉄壁の定番曲として定着した『永遠少女』で本編終了―――。
 アンコールに応えて再登場した4人からのプレゼントは、ZAZEN BOYSならではの曲としか言いようがない唯一無二の2曲!濃厚なZAZEN BOYS風味のご馳走を頂きまして、この日のライヴは幕を閉じました。やっぱワンマンは最高だな〜☆♪☆向井トークも含めて、めっちゃ楽しかった&またも刺激を受けまくりました(^o^) ☆☆
Live Report #264:FEVER (231009)
2023.10.9 新代田 FEVER
 
 この日、ZAZEN BOYSはバンドとしては久しぶりにFEVERのステージに登場しました。向井さんとは縁の深いSCOOBIE DOが企画した4回連続2マンライヴの第3弾です。先攻したZAZEN BOYSは、今回も中盤に新曲をまとめて紹介し、新しいアルバムが年内に出ないかもしれないと匂わせつつ、濃厚な演奏をブチかましてくれました。ちなみに、向井さんは後攻したスクービーのライヴで、「ダンサー」としても登場しました(笑)。(今回は、セットリストのみです。ごめんなさい!)
 
  1. ポテトサラダ
  2. SI・GE・KI
  3. Weekend
  4. バラクーダ(新曲)
  5. ブルーサンダー(新曲)
  6. チャイコフスキーでよろしく(新曲)
  7. 永遠少女
  8. CRAZY DAYS CRAZY FEELING
  9. Asobi

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Last Updated: 2024/4/13 Sat.

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