ZAZEN BOYSを中心とした向井秀徳作品に関するコメントやライヴレポなどを書いております。
Live Report #k-11:LOFT (240613)
2024.6.13 新宿 LOFT
 
 向井さんが関わる音楽活動の中で、レオ今井氏とのユニット=KIMONOSはライヴをする機会が一番少ないのに、今までチャンスがあっても都合が悪かったりで参加できないことが多く、まだ10回しか経験していなかったんですが、この日は先日の“THE MATSURI SESSION”に続いて参加することが出来ました!(ようやく11回目だ…)
 いまや老舗のライヴハウスである新宿LOFTが歌舞伎町に移転して25周年を記念するライヴイベントの一つとして企画された《2MAN SHOW》で、対バンはtricotでした。
 KIMONOSは先攻で登場――。LOFTではお馴染みの「スクロールカーテン」が上がると、ギターを持った向井さんとキーボードに向うレオ君が姿を現し、ライヴがスタートします。まずは、この日やってくれた曲を演奏順に書いておきます。
 
 1. The Girl in The Kimono Dress
 2. Miss
 3. ざーざー雨
 4. Yureru
 5. Fruity Night
 6. Mogura
 7. Furaibou(風来坊)
 8. Soundtrack To Murder
 9. No Modern Animal
 10. パープル・レイン(by プリンス)
 11. Tokyo Lights
 
 やっぱり2マンだと曲数が多いのが魅力ですよね(^o^) 。この日は、先日の野音ではやらなかった曲も含めて11曲やってくれたから、まずそれだけでも嬉しい!
 ライヴは、しなやかで静かに始まる『The Girl in The Kimono Dress』からスタート。二人の透明感あふれる演奏に向井さんの澄んだ歌声がかぶさって、一気に場内はKIMONOSの世界へ。
 3曲目に、最近はソロでも久しくやってない『ざーざー雨』がキタのが嬉しかった!この曲をKIMONOSでやると、配信されている音源とは違った味わいで素敵ですね☆
 先日は白根さんのドラムス入りだった『Mogura』を二人だけで演奏するのも、また違う迫力があってビリビリ刺さります。(『Soundtrack To Murder』も同様にそうですね!)
 そして、7曲目にソロでは聴いた記憶がない『Furaibou』を久しぶりに体験。この曲もZAZEN BOYSにはない魅力があります。黒い服でとぼけて歌う姿もいい!
 さらにこの日は、『No Modern Animal』でフロアを盛り上げた後、これまた久々にプリンスのカバーで『パープル・レイン』を演奏してくれましたが、中でも中盤から立ち上がってソロギターを弾きまくる向井さんの熱い姿が目に焼き付いて離れません!素敵すぎる〜〜〜☆☆☆
 最後は定番とも言える『Tokyo Lights』で盛り上がりまくって最高のライヴは終了しました。ほんとめっちゃ良かった!&楽しかった!&マジ最高でした〜〜〜☆☆☆
Live Report #273&m-77&k-10:野音 (240526)
2024.5.26 日比谷野外大音楽堂
 
 ほぼ恒例になってきた野音でのMATSURI STUDIO対バン企画“THE MATSURI SESSION”――。2024年は5月の開催で、ZAZEN BOYS/KIMONOS/向井秀徳A&E(←登場順)の競演でございました。
 去年は開演前に雨が降っちゃいましたが、今年は爽やかな晴天に恵まれて、缶ビールなどアルコホールを飲みながら参加する人々も多かったです。もちろん俺も、先攻物販で入手した「兄弟Tシャツ」に着替えて、ホロ酔い気分にて開演を待っていました。
 天気が良かったこともあって、めっちゃ気持ちよくライヴな時間を過ごすことができました(^o^)。トップバッターのZAZEN BOYSは、最新アルバムの『らんど』収録曲だけを演奏するという珍しい構成だったし、二番手KIMONOSも刺激的なライヴだったし、最後のソロは「アコースティック一本勝負」で心に浸みる演奏だったし、素晴らしい三部構成でした☆☆☆ (今回は、詳細なレポは省いて曲順だけ掲載しておきます。ごめんなさい!)
 
《ZAZEN BOYS》
  1. DANBIRA
  2. バラクーダ
  3. 八方美人
  4. チャイコフスキーによろしく
  5. ブルーサンダー
  6. 黄泉の国
  7. ブッカツ帰りのハイスクールボーイ〔東京では初披露!〕
  8. YAKIIMO
  9. 永遠少女
  10. 乱土〜胸焼けうどんの作り方
 
《KIMONOS》
  1. Miss
  2. Yureru
  3. Fruity Night
  4. Mogura〔この曲から白根賢一(Ds)が参加〕
  5. Soundtrack To Murder
  6. No Modern Animal
  7. Tokyo Lights
 
《向井秀徳アコースティック&エレクトリック》
  1. KU〜KI[A]
  2. WATER FRONT[A]
  3. SAKANA[A]〔この曲をAでやるの珍しい〕
  4. 公園には誰もいない[A]
  5. 忘れられないの(by サカナクション)[A]
  6. OMOIDE IN MY HEAD[A]
  7. はあとぶれいく[A]
  8. 永遠少女[A]
  EN. ポテトサラダ[A]
Live Report #272:水戸 (240412)
2024.4.12 水戸 Light House
 
 ZAZEN BOYSのレコ発ツアーも後半になりましたが、先週思い切って出掛けた郡山に続き、これまたワンマンでは久しぶりとなる水戸に行って参りました!
 水戸でのZAZEN BOYSワンマンに参加するのも、かなり久しぶり(前回は2012年で、その前だと2009年)だったし、このライヴハウスは個人的に大好きなハコなので、めっちゃ楽しみでした!
 すでに東京の桜は散り始めていますが、まだ水戸の桜は満開状態の場所が多く、またもやライヴの前に花見乾杯して気分を盛り上げました(笑)
 この日も、演奏された曲はアンコールも含めて東京や郡山と同じでしたが、改めて書いておきます。こんな曲順でございます―――。
 
  1. DANBIRA
  2. HIMITSU GIRL'S TOP SECRET〔導入は『Fender Telecaster』〕
  3. RIFF MAN
  4. バラクーダ
  5. 八方美人
  6. チャイコフスキーでよろしく
  7. ブルーサンダー
  8. 杉並の少年
  9. 天狗
  10. This is NORANEKO
  11. SI・GE・KI
  12. COLD BEAT
  13. ポテトサラダ
  14. はあとぶれいく
  15. 黄泉の国
  16. Honnoji
  17. Weekend
  18. YAKIIMO
  19. 破裂音の朝
  20. 乱土〜胸焼けうどんの作り方
 EN1. 永遠少女
 EN2. KIMOCHI
 
 ライヴ1曲目が『DANBIRA』というのは今回で3度目の体験でしたが、コレすんごく気分がアガっていいっすね!その後に、渾身の『Fender Telecaster』がブチかまされるのも最高です。郡山でも気合が凄かったけど、水戸もハンパなかった!(ちなみに、そのせいじゃないと思うけど、敦さんのスネアが不調になったらしく、早々とスネア交換してました)
 鬼の勢いで3曲目まで突っ走り、4曲目に『バラクーダ』というのも素敵な展開ですね。この曲では向井さんがヴォーカルに専念するため、オチャメな姿が見れます。少し前から向井さんが気に入ってるのかやってる、首を軸にして頭を左右に動かずパフォーマンス(『ポテトサラダ』などでもやる)もバカバカしくて笑えます。
 再び6曲目からギターを持って新曲コーナーになり、リズム隊が炸裂する『This is NORANEKO』で前半終了。
 後半は脳内がシビレる『SI・GE・KI』から始まりますが、その次『COLD BEAT』の前に少し珍しいことが。まあ、たいしたことじゃないかもだけど、向井さんが「12曲目は…」と言って曲紹介。何曲目かという発言をするのって初めての気がしたから新鮮でした。
 後半で個人的に強い衝撃を受けたのは、『黄泉の国』でした。東京ドームシティで久々に演奏したときに比べてライヴ度が上がってて、5年以上前に初披露されたときの興奮が蘇った上に、さらなる進化と熟成に感動しちゃいました☆☆
 終盤の『Honnoji』と『Weekend』では、フロアと共に手拍子をする部分があることも手伝って、メンバーがフロアと楽しさを共有してる感じが素敵!MIYAさんの楽しそうな顔ったら(笑)
 そして、最終盤の『乱土』では、MIYAさんとカシオマンがベースとギターを斜めに持ち上げて弾くパフォーマンスが楽し過ぎる〜。もちろん他の二人の演奏も激熱で『胸焼けうどんの作り方』と連結した本編ラストは鉄壁でした☆☆☆
 
 以上、文字で書いても伝わるかわかんないけど、会場に来れなかった人のために拙いレポをお届けしました。やっぱZAZEN BOYSのライヴは何回体験しても素晴らしい!どうぞこれからも唯一無比のライヴをブチかまして下さいませ♪
 なお、追伸ですけど、この日たまたま開場前にライヴハウスの近くを歩いていた向井さんに出会ったので、いつものように軽く挨拶したら、なんと向うから手を差し出して握手をしてくれました!そんなゴキゲンな出来事もあったから、また水戸が忘れられなくなっちゃうな〜(笑)
Live Report #271:郡山 (240406)
2024.4.6 郡山 HIPSHOT JAPAN
 
 新作アルバム『らんど』をリリースし、久しぶりに全国各地を巡るツアーをしているZAZEN BOYS―――。2月に東京で行なわれたワンマンに衝撃を受け、ツアー後半にも参加したいと思っていましたが、金欠のため無理も出来ず、それでもなんとか安い高速バスに乗って郡山まで行って参りました!
 郡山でのZAZEN BOYSワンマンに参加するのは、めっちゃ久しぶり(前回は2009年に振替公演も含めて2回)で、今回と同じハコだと2004年(←この時は、まだアヒト・ひなっち時代)以来です。
 この日は、東京でも桜が満開になったばかりだったので、郡山の桜名所である開成山公園も五分咲き未満でしたが、ひとまず花見乾杯してライヴに臨みました。
 久々のライヴハウスはコンパクトで、いつもの最前エリアに立っているとワクワクしました。この日やってくれた曲は、アンコール曲も含め曲順も東京ドームシティと同じでしたが、新曲たちが熟成していたし、5枚目までの曲もアレンジにヒネリが加わり、さらに久々に来た水戸に対する熱い思いが伝わってくる濃厚で素晴らしいライヴでした☆☆ (今回は、セットリストのみです。ごめんなさい!)
 
  1. DANBIRA
  2. HIMITSU GIRL'S TOP SECRET〔導入は『Fender Telecaster』〕
  3. RIFF MAN
  4. バラクーダ
  5. 八方美人
  6. チャイコフスキーでよろしく
  7. ブルーサンダー
  8. 杉並の少年
  9. 天狗
  10. This is NORANEKO
  11. SI・GE・KI
  12. COLD BEAT
  13. ポテトサラダ
  14. はあとぶれいく
  15. 黄泉の国
  16. Honnoji
  17. Weekend
  18. YAKIIMO
  19. 破裂音の朝
  20. 乱土〜胸焼けうどんの作り方
  EN1. 永遠少女
  EN2. KIMOCHI
Live Report #270:東京ドームシティ (240228)
2024.2.28 TOKYO DOME CITY HALL
 
 去年から全国ツアーをスタートさせたZAZEN BOYSですが、12年ぶりの新作アルバム『らんど』発売後としては初めての東京ワンマンが開催されました!会場は、有名な「東京ドーム」を含む広大なアミューズメント・エリアにあるキャパ約3,000人のホール。なんとなく見覚えがあるような?ないような?と入った会場の2階ラウンジ壁面に、向井さんのサインが入った『ZAZEN BOYSW』が貼ってあり、「お?」となって見て納得。実は、ここってオープンした当初は「ネーミングライツ」で「JCBホール」っていう名前(2011年まで)だったんですね!つまり…、実はその時代にZAZEN BOYSはここでライヴをしていたんです。うん、そうだった!(参考のため、このレポの後に追伸あり)
 それはさておき、この日もZAZEN BOYSは激熱で濃厚なライヴを繰り広げてくれたことは言うまでもありません(言ってるけど)。三階席までビッシリで立見も出たSOLD OUTのフロアを見渡して向井さんもゴキゲン(^o^) だったし、メンバーも気合が入りまくりの素晴らしいライヴでしたが、まずは演奏された曲を書いておきます。
 
  1. DANBIRA
  2. HIMITSU GIRL'S TOP SECRET〔導入は『Fender Telecaster』〕
  3. RIFF MAN
  4. バラクーダ
  5. 八方美人
  6. チャイコフスキーでよろしく
  7. ブルーサンダー
  8. 杉並の少年
  9. 天狗
  10. This is NORANEKO
  11. SI・GE・KI
  12. COLD BEAT
  13. ポテトサラダ
  14. はあとぶれいく
  15. 黄泉の国
  16. Honnoji
  17. Weekend
  18. YAKIIMO
  19. 破裂音の朝
  20. 乱土〜胸焼けうどんの作り方
  EN1. 永遠少女
  EN2. KIMOCHI
 
 こうして演奏された曲を順番に振り返って見てるだけでも、会場の熱気が伝わってくるような気がしませんか?俺はするぞ!うん、凄かった!
 まず、なんとなく予想はしてたけどアルバムのリード曲『DANBIRA』が1曲目に来て、テンション上がりまくりました!音源で聴いてもカッコいいけど、やっぱナマは違うわ。めっちゃ刺さった☆♪☆MIYAさんのベースが下腹部に響き、4人の音がグサグサ全身に突き刺さる快感。これぞライヴだっ!
 広い会場を熱風が吹き荒れるような『RIFF MAN』の後、すでに披露した『バラクーダ』に続いて初披露の『八方美人』で新しい気分に。アルバムの中でも少し毛色の変わった曲だけど、ライヴでも違う風が吹いてキモチよかったな〜。その後も、次から次へと極々の演奏をブチかましてくれましたが、8曲目までアルバムの曲順どおりに進めて『天狗』『This is NORANEKO』という流れも素敵だったな。
 後半では、MIYAさん加入後にライヴで演奏された(約5年前)けど、最近はゴブサタだった『黄泉の国』を久々にやってくれたのが嬉しかったです。その後に、いつもは前半で演奏されることが多い『Honnoji』と『Weekend』が来たのも新鮮!
 そして最終盤は、何度聴いても泣けてくる『YAKIIMO』があって、『破裂音の朝』を挟んで最後はアルバムに準じて『乱土』〜『胸焼けうどんの作り方』(←もう、めっちゃカッコよかったっす!ライヴで体験したかったからマジで最高!)で締めるという素晴らしい流れに圧倒されつつ吸い込まれつつ大感動でした☆☆☆
 本編の熱気が冷めないうちにと、すぐにアンコールに応えて再登場した4人は、PVも作られた名曲『永遠少女』と、ちょっと久しぶりな『KIMOCHI』を演奏(←久々のコール&レスポンス付き)し、全てのライヴは終了。―――こうやって文字で振り返るだけでも、物凄い熱気が蘇ってくるような、ほんとに素晴らしくて楽しくて笑えて踊れて感動して最高のライヴでした!ZAZEN BOYSのみなさん、スタッフのみなさん、参加したフロアのみなさん、お疲れさまでした&どうもありがとう♪♪
 
【追伸】
 以下は、「JCBホール」という名前だった頃の2008年にZAZEN BOYSが出演した東京事変主催のライヴで演奏された曲です。参考までに書いておきました。(この時に演奏された曲のうち、5曲も2024年に同じ会場で演奏しているのだ!)
 
 1. RIFF MAN
 2. HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
 3. Honnoji
 4. DARUMA
 5. Asobi
 6. I Don’t Wanna Be With You
 7. KIMOCHI
 8. COLD BEAT

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Last Updated: 2024/6/14 Fri.

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