2011.6.10 渋谷 La.mama
渋谷にある老舗的ライヴハウスで29周年を記念するイベントが行われており、その一つとして『Wordplay』というタイトルの2マンライヴに向井さんがソロ出演しました。
対バンは、NUMBER GIRL時代から交流がある小谷美紗子さんのトリオ。向井さんの出番は、最初でした。(2人とも、このハコへの出演は初めてだそうです)
1. YOUNG GIRL SEVENTEEN SEXUALLY KNOWING [A]
2. KU〜KI [A]
3. WATER FRONT [A]
4. I don’t know [E]
5. SAKANA [E]
6. KARASU [A]
7. The Days Of NEKOMACHI [E+A]
8. ふるさと[A]
9. OMOIDE IN MY HEAD [A]
10. 自問自答[E]
照明が切り替わらぬうちに登場した向井さんは、氷で満たされたワインクーラーから缶ビールを取り出して一口飲んでから、アコギを手にしてライヴを開始しました。
空気を探るような感じで2曲が終わり、3曲目の『WATER FRONT』中盤辺りからヴォーカルもギターも「攻め」に入ってきた感じの序盤でした。
エレクトリックで『I don’t know』を掻き鳴らした後、リフのメモリー重ねが魅力の『SAKANA』では、後半に今までないぐらいのギラギラしてノイジーなフレーズが投入されて、凄い迫力でした。
その次が、一転して哀愁たっぷりでアコースティックな『KARASU』だから、まさに緩急バランス抜群な構成!何度も書いてるけど、これ名曲です♪
続いて、Eの掻き鳴らしメモリーから始まりA→Eとつないでいく『The Days Of NEKOMACHI』では、今回アコギ弾き語り部分をわざとボソボソっとした感じで歌うことで、エレクトリックの絶叫部分との落差が激しくなっていて、すんごく面白かったです!
この曲が終わったところで、やや長めの告知。ちょうど、この日から本多劇場で公演が始まる大人計画・ウーマンリブの芝居『SAD SONG FOR UGLY DAUGHTER』(作・演出=宮藤官九郎)の音楽を向井さんが担当していることを告げ、「なかなかいい感じに仕上がったもんですから、このサントラをリリースしようと思っております」とのこと。
舞台も7/10までやっているので見たいけど、向井さんの手掛けた劇音楽がCD化されるなんて、超嬉しいっす!めっちゃ楽しみ〜(^_^)
そして終盤―――。大震災に対する向井さんの鎮魂歌だと俺が勝手に思ってる『ふるさと』が、フロアに染み渡り、このところ連続で披露されてる『OMOIDE IN MY HEAD』へと続きます。
最後は、「次は、いよいよ安田美沙子さんの登場です。最近水着の仕事も減ってるようですが、ゆっくりお楽しみください」みたいなジョークで小谷美紗子氏を紹介し、『自問自答』を歌い上げてライヴを終えました。
対バンの小谷美紗子TRIOも楽しかったし、勝手に想像してた2人のセッションはなかったけど、なんかとっても温かい気持ちになれたライヴでした☆
|