ZAZEN BOYSを中心とした向井秀徳作品に関するコメントやライヴレポなどを書いております。
Live Report #144 :野音(111015)
2011.10.15 日比谷野外大音楽堂
 
ZAZEN BOYSにとって今年2度目となる野音でのライヴ―――。しかも、今回はKIMONOS→アコエレと続く「向井さんスペシャル」的ライヴです♪
 前回5月の時は、前線の影響で大雨になり、自由席だったので個人的に生まれて初めて「最後列」で参加してみました。今回は指定席だったんですが、なんと生まれて初めて「最前列」で当選!こりゃなんとしても降らないで欲しい!そんな思いが通じたのか、一瞬パラつきましたが、たいした雨には見舞われず、念願の野音最前で、スペシャルなライヴに参加することが出来ました(^o^)
 いつもの野音だと、開場前にリハを済ませ(音漏れが魅力)て客入れするんですが、今回は時間の関係でKIMONOSのリハ終了時点で開場になりました。その関係で、開演までの時間を使ってZAZEN BOYSのチェックとリハが行われました。
 そして、このリハが凄かったんです!各自が楽器のチェックをした後、ドラムセットを囲んで4人が集まり、サウンドチェックを兼ねたセッションが始まったんです。おおむね2つのMATSURI SESSIONがあったんですが、特に2つ目のセッションがすんごく良かった♪「ダダダ、ダダダ、ダダダダ」というリフを基本にして各楽器が絡み合うんですが、とにかくカッコ良くて、即興の緩急もメリハリが利いてて、マジ最高でした☆☆(開演ギリギリの到着になっちゃった方に申し訳ないほど素晴らしいご馳走でした!)
 そんな凄いセッションの後、メンバーは一旦引っ込んで、再び登場し本編スタートです。
 
 1. 東京節
 2. SI・GE・KI
 3. Honnoji
 4. HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
 5. RIFF MAN
 6. WHISKY & UNUBORE
 7. Oden(新曲)
 8. COLD BEAT
 9. Asobi
 
 向井さんの「東京のド真ん中にやって参りましたので、まずは東京の歌から」みたいなコメントに続いて『東京節』が始まります。今回、向井さんはフロアタムに移動せず、ヴォーカルとアジテーターに徹してました。(『じゃりン子チエ』の歌はナシ)
 少しずつ夕闇が近付く中『SI・GE・KI』が妖しく響き、向井さんが不思議語でブツブツつぶやいた後『Honnoji』に突入。極々の楽器バトルが日比谷の森を包みます。
 ノンストップで『HIMITSU GIRL'S〜』『RIFF MAN』と加熱上昇した後、ちょっと久しぶりな『WHISKY & UNUBORE』が始まりました。いつ聞いても素敵で大好きな曲ですけど、野音の最前で体験する気分は格別。まさに音楽に酔っ払った気分です(^o^)
 ここで向井さんは「少し涼しくなってきて、熱燗が飲みたくなりますね。あちらのバーカウンターに熱燗も用意してもらいましたから、どうぞお飲みください」みたいに言った後、「熱燗と言えば…『おでん』という曲を作りました」みたく紹介して新曲『Oden』を披露!同音の連打みたいなイントロから始まるフリーセッションっぽい感じの曲で、後半に「昨日の残りのおでん」というフレーズが繰り返されてました。マジ嬉しいプレゼントだ〜♪
 次の『COLD BEAT』は「きらきらメロディ」付きでスタート!やっぱイイな〜、この部分。もちろん、本編部分も最高でした。ブレイクと遊びを繰り返す中盤も、ちょうどいい分量で素敵でした。
 最後に『Asobi』で日比谷の森を巨大なクラブに変え、終盤にはなにやら英詞のつぶやきを挿入し、第1部(=ZAZEN BOYS)終了!(ちなみに、この日は久々にカシオマンにピンクのハートグラサンを掛けさせてました)
 
 ここまででも、かなり大興奮のライヴですが、この日はまだまだ先は長〜い(笑)。そんなわけで、当レポも続きは別項目で書きます。
Live Report #143 :WWW(111005)
2011.10.5 渋谷 WWW
 
 今まで何度もいろんな「対バン」の現場に立ち会ってきましたが、まさに「対決!」と呼べる組み合わせは、そう多くはありません。そんな中で、今回はマジで「世紀の対決」と呼ぶにふさわしい素晴らしい顔合わせのイベントが実現しました!
 今年の5月にアコエレとして対バン&セッションしたスガダイロー氏と、今度はバンドとして対決するというライヴハウス主催のナイスな企画です。
 
 音楽を誰かと演奏することが好きでたまらないのが伝わってくるスガダイロートリオのステージ(全7曲)の後、薄明かりの中ZAZEN BOYSが登場して各自でチェック。向井さんは、ヴォーカルマイクのチェックを入念に行っていましたが、先攻のライヴが素晴らしかっただけに、なんか後攻の気合いみたいなものを感じました。(カシオマンは、なぜかサングラスを掛けて登場し、この日は最後までグラサン姿)
 
 1. SI・GE・KI
 2. SEKARASIKA
 3. Honnoji
 4. HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
 5. RIFF MAN
 6. Weekend
 7. DARUMA
 8. COLD BEAT
 9. Asobi
S1. MATSURI SESSION(with スガダイロー)
S2. 東京節(with スガダイロー)
EN. KIMOCHI(with スガダイロー)
 
 まずは、骨太でパーカッシヴなベースがリードして『SI・GE・KI』からスタート!曲が進むに連れて濃厚に高まっていくテンション。うん、気合い十分です。
 続いて、向井さんが「全世界的に、せからしかっ!」と告げ、かなり久々の『SEKARASIKA』―――。予想もしてなかった展開で、しかも超大好きな曲なので、個人的にテンション上がりまくりで、まだ2曲目なのに全力で飛び跳ねちゃいました(笑)。
 さらに、『Honnoji』『HIMITSU GIRL'S〜』『RIFF MAN』と気迫の籠もった濃厚なサウンドがビシバシと脳内に突き刺さります。メンバーのテンションもハンパなくて、しかもめっちゃ楽しんでるのが伝わってきて最高でした♪
 次の『Weekend』では、中盤キーボードを弾きながら振り向くところで、向井さんは久々にグラサンを掛けてました。この日は、最前に立っても押されなかったから、楽しく踊らせていただきました〜(^o^)
 そして、その後が『DARUMA』でしたが、この日は《超高速ヴァージョン》!とにかく最初から凄いスピードで始まり、その後もスローダウンせずにラストまでぶっ飛ばしの演奏!ただでさえテクニックの凄さに感動しながら、一挙手一投足に目が離せない曲なのに、めっちゃ速いから、もうヤバ過ぎ〜☆すげえ!やばい!カッケ〜!☆さすがの向井さんも、終わった後「速い…」だって(笑)
 間髪入れずオリジナルスタートの『COLD BEAT』に突入。中盤は、ベースとドラムスの掛け合いから始まる最近のパターンで、フェイントやフライングで笑いを誘いながらも、緩急入り混じった抜群の掛け合いを見せて、エンディングは最近やってる〈キーボードでのリフレインなし〉でタイトにキメるパターンでした。
 本編最後の『Asobi』では、演奏の〈遊び〉はもちろんですが、パフォーマンスでも〈遊び〉が!向井さんは、最初から最後までマイクに向かう時には、パンツのポケットに両手をそれぞれ突っ込み、やや腰を落として〈一昔前のツッパリ君〉みたいなポーズを取ってました(笑)。こんなサービスも、ゴキゲンで乗ってる証拠ですよね!
 
 メンバーが前に並んで礼をして去った後、向井さんは「この後、スガダイローとまぐわります」と告げて引っ込みます。予想はしてたけど、まもなく夢のセッションが実現するのかと思うと、もうワクワクとかいう言葉じゃ表せないほど興奮しちゃいました!
 やがて、まず吉兼さんが一人だけ登場して、ギターを鳴らし始めます。引っ掻くようなノイジーな音の乱発とブレイクが繰り返される感じのソロ―――。しばらくして、次に登場したのがダイロー氏。そっと乗せるようにピアノを合わせていましたが、やがて二人の波が共鳴しながら高揚し、ジャジーに盛り上がっていきます。そこに、今度は敦さんのドラムスが加わります。以前ダイローさんとの八番勝負で競演したこともあってか、二人のアイコンタクトを見てると、深い信頼関係が感じられて素敵でした!3人が高まっていく中で、一郎君が登場。様子を窺うベースに、ダイローさんが仕掛けて火が点き、すんごいセッションは加熱しあって沸騰していきます。凄い、凄い!
 最後に、向井さんがゆっくり登場―――。いたずらっ子みたいに、最初はダイローさんの後ろで変なポーズを取り、やがてピアノ椅子の片隅に座って、しばらく飲みながらセッションをにこにこ眺めてました。しばらくして、「あ〜だ」とか「ほ〜れ」みたくスキャット的に参加した後、今度は〈酔っ払ったオッサン〉に扮した心で、「殺しの文句はなんて〜の?」みたいな問いをカシオマンに投げ掛けます。ギターで応える聡さん。次は敦さん→叩いて応える、みたいに遊ぶ中、一郎君は向井さんの質問にカブって弾いてしまい、「タイミングをはずして、付き合えなかったタイプですね」とか言われてました(笑)。
 そして、最後に向井さんのギターも加わって、凄絶なセッションの渦が竜巻のように舞い上がっていきました!もう言葉で書けないよ〜!とにかくめっちゃ最高でした〜☆☆☆
 奇跡のセッションは、これだけでは終わらず、手ぶらの向井さんがマイクスタンドに立ったままで、『東京節』に。楽しそうに演奏するダイローさんを見てるだけでも嬉しくなっちゃうぐらいに、全員が楽しみながら音を絡め合ってて、もうめっちゃ楽しかった〜♪
 
 そして、アンコールに応えて最後に演奏したのが『KIMOCHI』。スローなパートは、ピアノが入ったことで、よりムーディーになり、爆裂パートは、暴れピアノとの相乗効果で、よりブッ飛び、奇跡のイベントを締め括るにふさわしいエンディングになりました!
 いや〜、今まで何度も「同じライヴは二度とないんだから、とにかく参加しましょう」みたいに書いてきましたけど、この日のライヴとか参加しなかったらマジ一生後悔っすよ!うん、とにかく最高でした☆☆―――すんごいライヴをマジありがとう!
Live Report #142 :大阪(110926)
2011.9.26 心斎橋 CLUB QUATTRO
 
 お金がないので、なかなかライヴのために遠出したり出来ないんですけど、今回ばかりはハコと対バンの組み合わせが最高だったので、思い切って深夜バスで参加しちゃいました!だって、PARCO閉館に伴うライヴハウスのファイナルイベント&今までありそうでなかったearstern youthとの2マンなんだもん!―――これ、行くっきゃないっしょ♪
 
 1. 東京節
 2. SI・GE・KI
 3. Honnoji
 4. RIFF MAN
 5. HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
 6. DARUMA
 7. You make me feel so bad
 8. COLD BEAT
 9. Asobi
 
 先攻のZAZEN BOYSは、定刻5分押しでステージがパッと明るくなる中に登場しました。向井さんは、登場するやマイクスタンドをフロアタム横に移動させ、「大阪にやって参りましたが、東京の歌をやってみましょう」みたいに言って『東京節』へ。ここ最近やってなかったので、「わ〜い」って感じ(^o^) 。終盤の繰り返しを少し短めにして、《バケツのおひさんつかまえた》(from『じゃりン子チエ』)で締めるヴァージョンでした。
 次の『SI・GE・KI』で、フロアの熱気が一気に盛り上がって、ギュ〜っと最前エリアの人口密度が増しました。(でも、柵のおかげもあり、身体は痛くなりませんでした。)
 そこからの3曲は、けっして演奏時間が短いわけじゃないのに、演奏の集中力とカッコ良さに惹き込まれてるうちにアッという間に過ぎちゃいました。(今回は、特に敦さんのオープンハイハットとスネア前の小さなシンバルに注目して見てみたけど、改めて凄かった!)
 ここまで、ほとんどノンストップ状態だったから、次の『DARUMA』冒頭で遊ぶかな〜って思ったけど、割とあっさり本編に。でも、大好きな曲だし、どんどん加速して行くスリリングな展開は最高にカッコよかったですよ〜、もちろん☆
 ゆっくりめの『You make me feel so bad』で空気を変えた後は、終盤に欠かせない『COLD BEAT』―――。今年何回かやってる〈きらきらメロディー〉はナシでしたが、その分(って言うのも変だけど…)、ベースとドラムスの掛け合いから始まる中盤のインプロ的部分は、向井さんの掛け声や指や拳で変化するサウンドを、たっぷり楽しませてもらい、マジ最高でした☆☆
 最後に、『Asobi』の持つ妖しい魅力を堪能し、持ち時間終了。まだまだ食べたい気分だけど、その楽しみは次回以降に取っておかなきゃですよね(笑)。
 
 ライヴ終了後、久しぶりに旅先ならではの「出待ち」をしちゃいましたが、出てきたメンバーは「おうっ」って感じで応えてくれて、めっちゃ嬉しかったです!
 実は俺にとって、大阪でのライヴは初体験だったんですね。それがearstern youth渾身のライヴと共に、メンバーと挨拶を交わして締め括れたなんて、「マジ遠出して良かった〜!」って気分でいっぱいです♪♪
 
Live Report #141 :MARZ(110917)
2011.9.17 新宿 MARZ
 
 新宿にある4つのライヴハウスとクラブスペースを使った出入り自由のフェス“ETERNAL ROCK CITY 2011”が行われ、そこにZAZEN BOYSも参加!―――敦さんが加入したばかりの頃に一度立ったことがあるMARZのステージに、久しぶりの登場です。このハコは、 キャパ300人ぐらいで、地下のメインフロアはギュッと詰まった感じで、しかも柵がないステージとの密接度が高い素敵な空間。当然、ライヴも熱〜いものになりました!
 
 1. RIFF MAN
 2. Honnoji
 3. HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
 4. Weekend
 5. You make me feel so bad
 6. COLD BEAT
 7. Asobi
 
 出番が一つ前の嘘つきバービーが終わり、ステージ前にロールカーテンが下りてセットチェンジを隠します。でもね、このハコのカーテンは白くて薄いので、中の様子が透けて見えるんです(^o^)。メンバーがそれぞれに楽器やアンプチェックをした後、向井さんの指示で4人はドラムスを囲んで輪を作りました。そして、始まったのがサウンドチェックのための“MATSURI SESSION”♪―――姿こそカーテン越しだけど、けっこうな長さセッションしてくれたから、開演前に1曲プレゼントされた気分で最高でした!
 
 さて、幕が上がって本編スタート!ただでさえ狭くて熱い空間の温度に『RIFF MAN』で火を点け、『Honnoji』で加熱する熱々で極々の導入に、フロアもハンパなく盛り上がってました!
 そんな熱気にあえて涼しい顔で応え、さらっと『HIMITSU GIRL'S〜』をカマして『Weekend』へ。とにかく超満員のため、特に最前だと踊りたくても「足の踏み場」がないので、小さく踊りました(笑)。
 そして、ちょい久しぶりな『You make me feel so bad』では、カシオマンのギターが実に細かくフレーズを奏でていることに改めて見とれちゃいました。
 次の『COLD BEAT』は、大好きな新開発のイントロ付き!この素敵な導入部は、メンバー内では通称「きらきらメロディー」っていうらしいです(ステージ上のセットリストに書いてあった!)。中盤ブレイクしてからは、この前EASTのライヴでやってくれた構成のセッション(=ベースとドラムスの掛け合い→指や掌でブレイクやインプロ&「はっ」「ぱっ」などで原曲フレーズ)で、すんごく素敵だったです☆
 最後の『Asobi』では、カシオペットマラカス用に移動させたマイクが傾いたのを、ササッと直すエンジニアなカッコよさを見せてくれた向井さん(^o^)。演奏も、終盤で、ちょっと違ったシンセのフレーズが出てたし、敦さんのドラムスもちょこちょこ手を変えてたし、相変わらずの実験精神満載で最高でした♪
 
 フェスのため、曲数は7と少な目でしたが、開演前のオマケもあったし、密着度の高いハコでの熱いライヴだったから、めっちゃ良かったです!(ただ、最前にいると、後ろからの凄い「押し」を防衛するのが大変で、姿勢をキープするのにかなり手が痛くなっちゃいました…。←もちろん最前なんだから文句じゃないっすよ。)
Live Report #140 :EAST(110902)
2011.9.2 渋谷 O-EAST
 
 向井さんがアコエレとして過去2回出演している“風呂ロック”というイベントが吉祥寺の銭湯でありましたが、そのイベントが終了することになったらしく、最後に“FURO祭”というスペシャルライヴを行うことになりました。その第2弾『男湯な日』に、今回はZAZEN BOYSとして出演しました。
 まずは、先日福島でのフェスを引っ張った大友良英氏が、タブラ奏者U-zhaan氏とタップの熊谷和徳氏と競演したレアで魅力的なセッションを展開。続いて、「癒し系」的なサウンドのデュオKICELLのライヴ。そして、サブステージでのオオルタイチ氏を挟んで、ZAZEN BOYSはメインのトリでした。
 スタッフがサブステージの終了時間を読み誤ったのか(←推測です)、サブでのライヴがまだ2曲残っているうちに、メインステージのセッティングを隠す暗幕が開き、ZAZEN BOYSメンバーがスタンバりました。しかし、サブでのライヴはなかなか終わらず、約10分ほど向井さんら4人はステージ上で待たされるハメに。最初は、各自楽器のチェックをしていたメンバーでしたが、次第に「手持ち無沙汰状態」に。4人の気合いに水を差すことになったら大変と内心ハラハラしちゃいましたが、そこはベテラン、心配ご無用でした(笑)。サブの演奏が終わると拍手を送って、いよいよ演奏開始です!
 
 1. MATSURI “FURO” SESSION
 2. RIFF MAN
 3. SI・GE・KI
 4. Honnoji
 5. HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
 6. Weekend
 7. DARUMA
 8. COLD BEAT
 9. Asobi
 
 さすが大人の対応とはいえ、もしかしたら内心は多少待ちくたびれていたかもしれませんよね。ライヴはそんな推測を吹き飛ばすぐらい凄いすんごい気迫の籠もったセッションで幕を開けました!序盤で向井さんが数回「風呂ロック!」と叫んで始まったセッションは、即興の素晴らしさもさることながら、気迫度数では確実に今までの上位にランクされていい感じの極々で、とにかく素晴らしかったです☆☆
 その熱は、次の『RIFF MAN』で一気に上昇し、フロアは完全にZAZEN WORLDに変わりました!続く『SI・GE・KI』も強烈なグルーブを叩き付け、改めて凄い曲だと思った『Honnoji』を駆け抜け、何度も書いてるけど「何食わぬ顔で変拍子を使いながら楽しんでる」シングル曲『HIMITSU GIRL'S〜』を演奏。いや〜、まさに休む暇もない楽器戦隊の攻撃に脳内電気はビリビリしまくりです♪
 踊らずにはいられん(笑)『Weekend』を挟んで、序盤軽く遊んだだけで突入した『DARUMA』では、相変わらず「目が点」になっちゃう強烈テクに釘付け!
 ここで、ようやくいわゆるMC。向井さんは、過去2回の出演のことに触れた後「ここに大浴場はないだろうが、風呂桶ぐらいあるかと思って来ましたが、ないようですね。あったらひとっ風呂浴びようかと思ってましたが…」と粋なコメントを。
 そして、出た〜!久々に聞く大好きな新開発のイントロ!やった〜(^_^)。そう、2本のギターが追い掛けっこする素敵なイントロ付の『COLD BEAT』であります♪―――中盤ブレイク後も、ベースとドラムスの掛け合いを先頭に持ってくる最新版の展開で、いつもは原曲のリフレインとインプロ部分は比較的分化してるんですけど、この日はリフレインをブレイクさせた合間に「はいっ!」「ぱっ!」とかいう掛け声で全楽器を鳴らす部分と、指で各楽器を指定して鳴らす部分を織り交ぜる新趣向(←文章読んでわかるかな〜?)!もうとにかくめっちゃ良かったで〜す☆☆
 最後は『Asobi』で、飲み干した缶ビールを後ろに放り投げるほどゴキゲンなテンションを持ちつつムーディーな雰囲気で遊ばせてくれました!
 
 イベントの空気を読んでアンコール再登場はナシでしたが、対バンがあったライヴだったことを忘れちゃうぐらい最高のステージでした〜♪♪
 

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Last Updated: 2024/11/2 Sat.

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