ZAZEN BOYSを中心とした向井秀徳作品に関するコメントやライヴレポなどを書いております。
Live Report #163 :AX(121219)
2012.12.19 SHIBUYA−AX
 
 9月から始まった全国ツアーも最終盤―――。再び東京に戻ってきたZAZEN BOYSが立ったステージは、ちょっと久しぶりのAX。関東地方では、この冬一番の寒さとかで、風も吹いてたから、めっちゃ体感温度の低い夜でしたが、ライヴはホッカホカ〜!
 
  1. Honnoji
  2. SI・GE・KI
  3. サンドペーパーざらざら
  4. 泥沼
  5. ポテトサラダ
  6. サイボーグのオバケ
  7. RIFF MAN
  8. HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
  9. 電球
  10. 天狗
  11. はあとぶれいく
  12. Weekend
  13. MABOROSHI IN MY BLOOD
  14. IKASAMA LOVE
  15. 気がつけばミッドナイト
  16. 暗黒屋
  17. You make me feel so bad
  18. COLD BEAT
  19. WHISKY & UNUBORE
  20. すとーりーず
  21. 破裂音の朝
  EN1. CHE・RRY(by YUI)〜KIMOCHI
  EN2. Asobi
 
 ツアー2度目の東京ではありましたが、選曲を大幅に入れ替えたりはしてなくて、セットリストは以上のように熊谷と一部変わった程度です。でもでも、もちろんZAZEN BOYSだから、いっつも演奏はリアルタイムで変化しておりまして、多くの曲がツアーで熟成されてパワーアップされて、アレンジ変更も含めて耳も目も離せませんぞ!
 熊谷で「黒いブラと黒いパンティー」が登場した『サイボーグのオバケ』の〈パンツ対決〉では、向井さんが「OLさんが、白ワインを注文して、これってフルーティーねって言うけど、フルーティーってなに?」とか「OLさんが、吟醸酒を注文して、これって白ワインみたいねって言うけど、それなら最初から白ワインを注文したらいいんじゃないですか?」みたいな長いセリフを吉兼氏に振って、カシオマンがギターで見事に応えてました♪
 4年ぶりのアルバム発売に触れた後で『電球』を演奏する前には、「そのアルバム『パンチラ大作戦』から1曲」と言うオトボケも(笑)&ステージ上に吊るされた白熱灯的照明が点灯。続く『天狗』も密度の濃い演奏でカッコいいっす!
 折り返し地点の『はあとぶれいく』では、終盤にドラムスだけ加速していくような長尺の歌ナシ演奏部分を追加していて、向井さんは楽しそうに踊っていました。
 「本日は平日ドまん中ですが、ここはフライデーナイトです」と言って始まった『Weekend』では、終盤で「Friday Night」と「Weekend」とを交互に入れ替えて歌っていました。
 公式サイトでも「インタープレイが長尺化し、ドス黒いグルーブをさらに磨き上げた」と紹介されてる『暗黒屋』では、その圧巻のインプロ・インタープレイで、なんと向井さんと松下氏がパートを入れ替わり、向井さんがドラムを叩く前で、敦さんが吼えながらキーボードを打ち鳴らす素敵なプレゼントがありました☆☆
 終盤名物の『COLD BEAT』では、間奏部分でカシオマンにいろいろ歌わせてから、フロアの男女2名を指名してハモらせ、その後フロアを2つのエリアに分割してハモり合唱させたりと、大サービスでした!
 アンコールに応えて再登場した後、向井さんは赤いギターを爪弾きながら「え〜と、なんか新しい趣向はないすかね?な〜んも考えてありません」みたいに言ってから、『CHE・RRY』の一部を立ってる三人に歌わせ、続いて同じくギター伴奏のみで『KIMOCHI』を交替で歌わせました。
 そして、最後は『Asobi』で締めて約2時間半に及ぶ濃厚なワンマンは幕を閉じました―――。てか、今年は同じ会場で翌日追加公演があるんだよ〜!うわっ、ヤバっ♪♪
 
Live Report #162 :熊谷(121111)
2012.11.11 熊谷 HEVEN'S ROCK Kumagaya
 
 今回のツアーにおける北関東ブロックの最後を飾る地は、埼玉県の熊谷―――。今回、栃木県の宇都宮がない替わりに選ばれたみたいですが、たぶん過去のツアーでも1回しか訪れてないと思います。そのせいもあってか、向井さんも「久方ぶりにやって参りました」って言ってました。
 そんな久々の都市に降り立つ新鮮な気分なのかわからないけど、向井さんは、珍しくベージュのコッパンに白いスニーカー姿で登場しました。(ボトムが黒じゃない姿、超レア)
 
  1. RIFF MAN
  2. SI・GE・KI
  3. サンドペーパーざらざら
  4. 泥沼
  5. ポテトサラダ
  6. サイボーグのオバケ
  7. Honnoji
  8. HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
  9. 電球
  10. 天狗
  11. はあとぶれいく
  12. Weekend
  13. MABOROSHI IN MY BLOOD
  14. IKASAMA LOVE
  15. 気がつけばミッドナイト
  16. 暗黒屋
  17. SUGAR MAN
  18. COLD BEAT
  19. WHISKY & UNUBORE
  20. すとーりーず
  21. 破裂音の朝
  EN1.チャルメラコーラス(仮題)
  EN2. Asobi
 
 この日も、ライヴならではの魅力に溢れたステージでしたが、今回は印象的な出来事をピックアップして箇条書きしてみますね。
 
 ・ 『サイボーグのオバケ』の〈パンツ対決〉に、「黒いブラと黒いパンティー」が登場。さらに、もうちょいエロいことを言って、カシオに「ピー入れて」と指示するが、うまく行かず。
 ・ 『Honnoji』の中盤、向井ギターがファンキーなリフレインをし、その間カシオマンが独特のダンスを踊る部分(「Life in the water」の前)で、向井さんは聡さんに接近したが、彼のトボケた顔を目前にし、思わず吹き出し、しばらく笑いを引きずってた。
 ・ 前半終了時、フロアから「向井さん、Sabakuやって」などの声が掛かると、急にマイクに向かい「昔、高校時代に、福岡のビブレホールという所で、エレカシを見たんですけど、その時、会場の女の子が「宮本さん、なんちゃらかんちゃら〜」みたいに声を掛けたら、宮本さんが「個人的に話しかけないで」とか言ったので「お〜い」と思いましたが、今日は個人的に話し掛けていただいて結構です。ただ、リアクションするかはわかりません」みたいなコメントを返した。
 ・ この日の向井さんは、缶ビールを飲むペースが速く、『気がつけばミッドナイト』の頃には「ほろ酔い気分」も上々で、かなり長めにイントロをやらせた後にNGを出したり、歌詞をテキトーに変えたりとゴキゲン。(スーパードライからバドワイザーに)
 ・ 『暗黒屋』では、終盤にキーボードvsギターのかなり長いインプロを展開し、そこにベースとドラムスも基本リズムを崩して流れ込み、すんごく素敵な即興セッションタイムがあった☆☆
 ・ 『COLD BEAT』後半の〈向井指揮者遊び〉は、フロアにもリアクションを振って、フロアも反応が良かったので、めっちゃ楽しいコーナーに(^o^)
 
 そして、アンコール登場後、水戸でも体験した〈チャルメラコーラス〉(←あくまでも、俺が勝手に付けた仮称です)を披露。この日は、「さりげ〜なく 抱き締めてよ〜」に続いて「身体〜だけ 求めないでよ〜」「奥さ〜んと いつ別れるの〜」、さらに「転勤に 連れて行ってよ〜」とか歌わせる「不倫シリーズ」(笑)でした。
 ライブ終了以後は、物販コーナーで吉兼&松下コンビによるサインのサービスもあり、冷たい雨が降る夜でしたが、めっちゃ温まって帰れました〜♪
Live Report #161 :水戸(121104)
2012.11.4 水戸 LIGHT HOUSE
 
 同じツアーの中でも、場所によってセットリストを変えてくるのがZAZEN BOYSライヴの魅力でもありますが、二夜連続の場合は、そんなに変えないかな?…っと思ったあたしがバカだった(笑)。うん、しっかり&刺激的に変えてくださいました!ニクいねっ♪
 
  1. Honnoji
  2. サンドペーパーざらざら
  3. 泥沼
  4. ポテトサラダ
  5. SI・GE・KI
  6. HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
  7. RIFF MAN
  8. 電球
  9. 天狗
  10. はあとぶれいく
  11. Weekend
  12. DARUMA
  13. 気がつけばミッドナイト
  14. 暗黒屋
  15. サイボーグのオバケ
  16. MABOROSHI IN MY BLOOD
  17. IKASAMA LOVE
  18. WHISKY & UNUBORE
  19. KIMOCHI
  20. COLD BEAT
  21. すとーりーず
  22. 破裂音の朝
  EN1.チャルメラコーラス(仮題)
  EN2. Asobi
 
 ちょっと涼しい、てか肌寒い夕方の水戸でしたが、フロアはどんどん満員になって、開演時間にはTシャツでOK状態―――。そんな中、『Fender Telecaster』のイントロフレーズに続いて、この日は『Honnoji』からスタートです。
 新しい導入部では、向井さんが「パパンパン、パンパン」など手拍子を取るんですけど、その拍手の音にも凄く気合いが感じられて、なんか「今日は序盤から飛ばすぞ〜」って言われてるみたいで、こっちの気分もアゲアゲになっちゃいました。
 この日は、ヴォーカリストとしての気合いもハンパなくて、ザクザク言葉が刺さってくる感じだったんですけど、そんな気合が『SI・GE・KI』導入部の「刺激が欲しくてたまりませ〜ん」にも籠もっていました。また、『はあとぶれいく』でハンドマイクを握る手にも、いつもより力が入ってたように見えました。
 珍しくTシャツのみで叩いていた敦さんのドラムが小気味いい『Weekend』に続いて、2夜連続で『DARUMA』を堪能させてもらった後、『気がつけばミッドナイト』前には何度か音を出させて首を振る〈フライング遊び〉が復活。
 今回は、終盤に向かう突破口に『サイボーグのオバケ』を持ってきましたが、このアイディアGoodです!ファンキーなリフから上昇していく感じにワクワクするし、途中カシオマンとの〈パンツ遊び〉も絶好調で、ライヴ気分は盛り上がりまくりです♪
 その後、このツアーではやらないかと思ってた『MABOROSHI IN MY BLOOD』(←序盤のアレンジが若干タイトになってた気が…)〜『IKASAMA LOVE』という攻撃が復活し、思わずピョンピョン跳びはねちゃいました(笑)。
 続く『WHISKY & UNUBORE』の前には、再び「向井節」が登場。この日は「あの子、今頃、どうしてる」みたいな歌詞で締めてましたよ。もちろん演奏も最高☆☆
 エロいリバーブを掛けさせた『KIMOCHI』でハジけた後の『COLD BEAT』では、いつものインプロ部分に、フロアをエリアごとに指差して声を出させるコーナーを組み入れるサービスもあって、めっちゃ楽しかったです(^o^)
 ムーディーな『すとーりーず』では、イントロでベースに弾かせたメロディーラインを、終盤にも再登場させるなど、ライヴならではの魅力がたっぷり!そして、ヴォーカリストの気合いみなぎる『破裂音の朝』で本編終了―――。
 
 拍手に応えた再登場後、向井さんが鍵盤を叩き、チャルメラメロディーを少し変形しつつ「さりげ〜なく 抱き締めてよ〜」とか歌ってから、近くに立たせたメンバーたちにハモらせる遊びがあり、その最後の歌詞は「ありえ〜ない 修羅場見せてよ〜」でした(笑)
 最後は、『Asobi』を比較的短くまとめてクールに決め、ステージから去っていきましたが、まったく違った空気のライヴを2夜連続でブチかましてくれたZAZEN BOYSに大拍手です♪
 
Live Report #160 :高崎(121103)
2012.11.3 高崎 club FLEEZ
 
 現在進行中の全国ツアーですが、その中で、前回参加した静岡と今回の高崎のライヴ日程の間隔がもっとも離れています(中19日)。だから、なんとなく高崎から後半戦スタートみたいに思えて、メンバーも心機一転じゃないかな〜、なんて勝手に想像して久しぶりに高崎シティ〜を訪れました。
 
  1. RIFF MAN
  2. HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
  3. Honnoji
  4. SI・GE・KI
  5. サンドペーパーざらざら
  6. 泥沼
  7. ポテトサラダ
  8. サイボーグのオバケ
  9. 電球
  10. 天狗
  11. はあとぶれいく
  12. Weekend
  13. You make me feel so bad
  14. DARUMA
  15. 気がつけばミッドナイト
  16. 暗黒屋
  17. SUGAR MAN
  18. WHISKY & UNUBORE
  19. KIMOCHI
  20. COLD BEAT
  21. すとーりーず
  22. 破裂音の朝
  EN1. MABOROSHI IN MY BLOOD(アカペラ)
  EN2. Asobi
 
 今回も、開演前無音&ほぼMCなしノンストップだったライヴですが、中盤から後半に掛けて、曲の中での「遊び要素」が増えてくる流れでした。
 ライヴは、『Fender Telecaster』のイントロフレーズを掻き鳴らして始まりましたが、この日は『RIFF MAN』からスタートです。3曲目に下がった新しいアレンジの『Honnoji』では、ドラムが引っ張るイントロに絡んで繰り返されるむカシオマンのギター(『NABE & SADA』などに使われているフレーズ)がいい味付けになってます(^o^)
 ちょっとだけ「ズボズボ遊び」が控えめだった『泥沼』や、向井さんvs吉兼聡の「パンツ遊び」が絶好調だった『サイボーグのオバケ』を経て前半終了―――。
 中盤の個人的な目玉は、「高崎だからやってくれるかな〜」って期待してた『DARUMA』を見事にやってくださりました〜ってこと!凄絶な演奏もさることながら、この曲らへんから向井さんの「遊び精神」が炸裂します。
 今回は、演奏部分に入る前の「ジラシ」が久々にロングヴァージョン!「ダルマっ」に続いて短い単語をいろいろ言った後、「ダム!…カラオケの」と飛び出し、さらにカシオマンを見ながら「アニソンばかり歌うんじゃない」みたいなコメントしてました(笑)
 続く『気がつけばミッドナイト』に入る前のミニフェイントでは、楽器スタッフの峰さんにタバコと灰皿を用意させ、何もやってないカシオに「こういうとこでミスってもらっちゃ困るんだよ」と監督遊び。めっちゃ楽しい時間でしたよ〜♪
 ブルドーザーあたりでインプロ度数が上がる『SUGAR MAN』からノンストップで『WHISKY & UNUBORE』につなぎましたが、曲の本編部分に突入する前に素敵なプレゼントが!向井さんが、ギターを弾きながら「バイト帰りに自転車で立ち寄った居酒屋の自販機でワンカップを一気に飲み干した」という内容(ほぼ歌詞もそう)の「向井節」を歌ってくれたんです☆☆
 音響スタッフにリバーブを深く掛けさせた状態で『KIMOCHI』をハイテンションで駆け上がった後、これまたノンストップつなぎの『COLD BEAT』では、中盤のインプロ部分で、やや長めの〈チャルメラ協奏曲〉があって、めっちゃカッコよかった&チャルメラメロディーで「夢な〜らば 覚めないでよ〜」とか歌って、他のメンバーに復唱させる遊びもあって、最高でした♪♪
 
 たっぷり22曲を演奏した後、再登場したステージでも口楽器での『MABOROSHI〜』を披露してくれたし、2時間以上に及ぶライヴは、じっくり味わえる贅沢なディナーでした!
Live Report #159 :静岡(121014)
2012.10.14 静岡 SUNASH
 
 前回のツアーでは都合が付かずに参加できなかった静岡でしたが、今回は念願かなって最前列で体験できました!初めて訪れたライヴハウスは、キャパ300未満で、フロアが縦に長く、ステージの横幅が狭い=めっちゃ密接感があるハコで、最前エリアに立ってると、スタジオを覗いてるみたいな臨場感あふれる空間でした(^o^)
 今回も、開演前は無音状態&ほぼ定刻にぞろぞろ登場っていうパターン。珍しかったのは、向井さんが「シャツなし、Tシャツのみ」というスタイルだったこと。ちなみに帽子も被っていませんでした。―――そんなライヴは、こういう流れでした。
 
 1. Honnoji
 2. RIFF MAN
 3. HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
 4. SI・GE・KI
 5. サンドペーパーざらざら
 6. 泥沼
 7. ポテトサラダ
 8. サイボーグのオバケ
 9. 電球
 10. 天狗
 11. はあとぶれいく
 12. You make me feel so bad
 13. Weekend
 14. 気がつけばミッドナイト
 15. 暗黒屋
 16. SUGAR MAN
 17. WHISKY & UNUBORE
 18. MATSURI “Trio” SESSION
 19. COLD BEAT
 20. すとーりーず
 21. 破裂音の朝
 EN1. IKASAMA LOVE(アカペラ)
 EN2. Asobi
 
 まずは、力強く『Fender Telecaster』のイントロフレーズを掻き鳴らして、『Honnoji』からスタート!ギターリフを排除してタム中心のドラムが引っ張る新しいアレンジのイントロ部分では、向井さんや一郎君の手拍子にフロアも加わって、それまで静かだったフロアが一気に熱を帯びていくのがわかり、快感♪
 ステージの幅がせまい分、アンプやモニターが狭い範囲に密集してるせいもかもしれませんが、この日は楽器の音がめっちゃクリアーに聞こえて、とっても素敵。そんな音塊に酔いしれてると、既に4曲終わっていて、畳み掛けるように5枚目から新たなキラーチューン2連発だ〜っ!「ズボズボ〜」などの遊びも絶好調で、向井さん楽しそう(^o^)
 今回のツアーは、どうやら今のところいわゆる〈MC〉を入れずにガンガン行く方針みたいなんですけど、この日は、ゴキゲンなのか、『泥沼』が終わると、「漂っとる」とか言いながら空中を手で掻き回した後、「そんなにスタミナ付けんでいい」とか言って思わず自分で吹き出してからカシオマンの辺りを指して「この人、餃子食ってきたんです」だって(笑)。―――ゴキゲンだぞ、向井さん。
 どんどん熟成してるのがわかる『電球』と『天狗』に続く『はあとぶれいく』では、つい先日発売されたギターマガジンの特集インタビュー記事で、「簡単なフレーズ」の繰り返しなのにカシオマンが何度もミスる、みたいに書かれてたので、思わずギターばっかり見ちゃいました。
 クラブな空気で最高の『Weekend』に続く『気がつけばミッドナイト』では、フェイント遊びはせずに、一回イントロを途中で打ち切っただけでした。
 その後、この日は、どの楽器からも目が離せん『暗黒屋』に続いて『SUGAR MAN』(中盤「ブルドーザ」あたりでやってたギターとの掛け合いに新趣向が入ってます)という流れでしたが、この展開すんごくいいです。ちょっと不気味な雰囲気がうまくリンクしてて最高!
 そして、素敵過ぎてヤバい『WHISKY & UNUBORE』の後、ちょっとしたサプライズが!向井さんが急に「ションベンば行ってくる」と言い「ちょっとやってて」と言い残し去ってしまいます。残された3人。やるっきゃないですよね、もちろん。そして、聡さんが試し試しギターを弾き出し、それが熱を帯びるのを待って敦さんがドラムスで加わり、やがて一郎君がベースで乗っかるという、トリオでのセッションが繰り広げられました!わ〜い、てかすげ〜、てか最高☆☆
 しばらくして戻ってきた向井さんがシンセで加わるかな〜って期待しちゃいましたが、それはなく「ションベンば行ってきた」みたいに言って、何事もなかったかのように『COLD BEAT』へ。この日は、〈フロアいじり〉はナシでしたが、ベースにチャルメラを弾かせてダメを出すなど、遊び心は満載でした。
 ベースがメロディーラインを弾くなど音源と違ったアレンジで素敵な『すとーりーず』と、終盤の過激さが増してる『破裂音の朝』で本編終了―――。
 その後、再登場したメンバーは、なんと『IKASAMA LOVE』を口楽器ヴァージョンで演奏する新たなプレゼントをしてくれました♪そんな素敵なオマケもあって、初めて参加したSHIZUOKA・CITYは最高の夜になりました!
 

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Last Updated: 2024/2/29 Thu.

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