2012.10.14 静岡 SUNASH
前回のツアーでは都合が付かずに参加できなかった静岡でしたが、今回は念願かなって最前列で体験できました!初めて訪れたライヴハウスは、キャパ300未満で、フロアが縦に長く、ステージの横幅が狭い=めっちゃ密接感があるハコで、最前エリアに立ってると、スタジオを覗いてるみたいな臨場感あふれる空間でした(^o^)
今回も、開演前は無音状態&ほぼ定刻にぞろぞろ登場っていうパターン。珍しかったのは、向井さんが「シャツなし、Tシャツのみ」というスタイルだったこと。ちなみに帽子も被っていませんでした。―――そんなライヴは、こういう流れでした。
1. Honnoji
2. RIFF MAN
3. HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
4. SI・GE・KI
5. サンドペーパーざらざら
6. 泥沼
7. ポテトサラダ
8. サイボーグのオバケ
9. 電球
10. 天狗
11. はあとぶれいく
12. You make me feel so bad
13. Weekend
14. 気がつけばミッドナイト
15. 暗黒屋
16. SUGAR MAN
17. WHISKY & UNUBORE
18. MATSURI “Trio” SESSION
19. COLD BEAT
20. すとーりーず
21. 破裂音の朝
EN1. IKASAMA LOVE(アカペラ)
EN2. Asobi
まずは、力強く『Fender Telecaster』のイントロフレーズを掻き鳴らして、『Honnoji』からスタート!ギターリフを排除してタム中心のドラムが引っ張る新しいアレンジのイントロ部分では、向井さんや一郎君の手拍子にフロアも加わって、それまで静かだったフロアが一気に熱を帯びていくのがわかり、快感♪
ステージの幅がせまい分、アンプやモニターが狭い範囲に密集してるせいもかもしれませんが、この日は楽器の音がめっちゃクリアーに聞こえて、とっても素敵。そんな音塊に酔いしれてると、既に4曲終わっていて、畳み掛けるように5枚目から新たなキラーチューン2連発だ〜っ!「ズボズボ〜」などの遊びも絶好調で、向井さん楽しそう(^o^)
今回のツアーは、どうやら今のところいわゆる〈MC〉を入れずにガンガン行く方針みたいなんですけど、この日は、ゴキゲンなのか、『泥沼』が終わると、「漂っとる」とか言いながら空中を手で掻き回した後、「そんなにスタミナ付けんでいい」とか言って思わず自分で吹き出してからカシオマンの辺りを指して「この人、餃子食ってきたんです」だって(笑)。―――ゴキゲンだぞ、向井さん。
どんどん熟成してるのがわかる『電球』と『天狗』に続く『はあとぶれいく』では、つい先日発売されたギターマガジンの特集インタビュー記事で、「簡単なフレーズ」の繰り返しなのにカシオマンが何度もミスる、みたいに書かれてたので、思わずギターばっかり見ちゃいました。
クラブな空気で最高の『Weekend』に続く『気がつけばミッドナイト』では、フェイント遊びはせずに、一回イントロを途中で打ち切っただけでした。
その後、この日は、どの楽器からも目が離せん『暗黒屋』に続いて『SUGAR MAN』(中盤「ブルドーザ」あたりでやってたギターとの掛け合いに新趣向が入ってます)という流れでしたが、この展開すんごくいいです。ちょっと不気味な雰囲気がうまくリンクしてて最高!
そして、素敵過ぎてヤバい『WHISKY & UNUBORE』の後、ちょっとしたサプライズが!向井さんが急に「ションベンば行ってくる」と言い「ちょっとやってて」と言い残し去ってしまいます。残された3人。やるっきゃないですよね、もちろん。そして、聡さんが試し試しギターを弾き出し、それが熱を帯びるのを待って敦さんがドラムスで加わり、やがて一郎君がベースで乗っかるという、トリオでのセッションが繰り広げられました!わ〜い、てかすげ〜、てか最高☆☆
しばらくして戻ってきた向井さんがシンセで加わるかな〜って期待しちゃいましたが、それはなく「ションベンば行ってきた」みたいに言って、何事もなかったかのように『COLD BEAT』へ。この日は、〈フロアいじり〉はナシでしたが、ベースにチャルメラを弾かせてダメを出すなど、遊び心は満載でした。
ベースがメロディーラインを弾くなど音源と違ったアレンジで素敵な『すとーりーず』と、終盤の過激さが増してる『破裂音の朝』で本編終了―――。
その後、再登場したメンバーは、なんと『IKASAMA LOVE』を口楽器ヴァージョンで演奏する新たなプレゼントをしてくれました♪そんな素敵なオマケもあって、初めて参加したSHIZUOKA・CITYは最高の夜になりました!
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