ZAZEN BOYSを中心とした向井秀徳作品に関するコメントやライヴレポなどを書いております。
Live Report #194 :La.mama(140716)
2014.7.16 渋谷 La.mama
 
 前日のワンマンに続いて、2夜連続となったライヴは、今度は2マンながら超レアな組み合わせ!そう、なんと超々久々なTHA BLUE HERBとの対バンで〜す☆
 しかも、バンドとしての出演は両者とも初めてとなる老舗のラ・ママ―――。こんな素敵な要素が組み合わさって凄いことにならないはずがないっ!そして、うん、すんごいライヴになっちゃいましたよ(^o^)
 
  1. HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
  2. RIFF MAN
  3. COLD BEAT
  4. マルサの女
  5. サイボーグのオバケ
  6. FRIDAY NIGHT
  7. はあとぶれいく
  8. 破裂音の朝
  9. I Don’t Wanna Be With You
  EN. Asobi
 
 さて、前回に予告したとおり、今回は2夜連続でやった曲を中心に書かせていただきます。(←てか、この日やった曲は、みんな前の日にもやってるんだな…)
 カシオマンの「タタタタタタタタ…」という〈口ギター〉も楽しめる『HIMITSU GIRL'S〜』に続いて、早くも2曲目に投入されたのが新しいアレンジが加わった『RIFF MAN』であります。大きく変った点が2つあります。まずは、途中のブレイクから挿入される『移民の歌』っぽいインタープレイに突入する部分のリフ。そして、原曲部分に戻ってから―――。今までは演奏自体の構成は原曲の順番を守っていましたが、今回は「ジャッ、ジャッ、…」と11回繰り返す部分などをカットして、その代わりにもっと煮えたぎるような演奏に変えてます。(←ああ、文字で書いてもうまく伝わらないよ〜。ぜひライヴで体験を!)
 次に、これまた早くもご登場の『COLD BEAT』が来ましたが、この間奏部分も1番手BLUE HARBの熱いライヴを全身で受け止めて勝負するような気合いにみなぎっていました♪
 そして、この日はやらんかと思った『マルサの女』が続けて演奏されました!前日の演奏より、いい意味で砕けた感じで、向井さんの「国税局査察部の者です。〜」というセリフも含め、全員が楽しそうに遊んでいる空気が素敵でした(^o^)
 続く『サイボーグのオバケ』では、〈パンツ対決〉で、前日も吉兼さんに「パンツ、パンツ?」みたく問いかけてカシオが「パンツ」みたく口で答える〈パンツ語問答〉があった(ギターで応える前)んですが、この日もありました。しかも、その後、一郎君を手招き彼にも〈パンツ語〉で質問しましたが、答えてもらえませんでした(笑)。そして、原曲部分に戻る前に、「1,2,3,4」と入れる「カウント」をこの日は3人で順番に廻して3回入れる新たな展開。
 連夜の体験に思わず飛び跳ねちゃう『FRIDAY NIGHT』に続く『はあとぶれいく』では、終盤の歌部分で、向井さんが下手にあるサブアンプの上に乗って歌ってました。
 本編の最後は、前日久々に登場した『I Don’t Wanna Be With You』―――。前回分では書きませんでしたが、実はアレンジが大きく変っています!特に大きく変ったのは、長い間カシオマンにスイッチャーを操作させたりしていた終盤部分です。吉兼さんをギターに専念させ、全体的にも「クラブミュージック」的な空気を低減して「ロックテイスト」を増幅した感じで、めっちゃ素敵だったです☆(←ああ、これまた文字で書いてもうまく伝わんね〜。ぜひぜひライヴ体験を!)
 
 そして、アンコールに応えて再登場すると、なんとBLUE HERBのMCであるBossを呼び込んで、彼をフィーチャーして『Asobi』を演奏♪―――照れながらも即興たっぷりのラップを披露するBossとガップリ4つに組んだZAZEN BOYSのステージは、体験したものだけにしか味わえない至福の時間でした☆
 お互いにリスペクトし合うアーティスト同士が、ジャンルを越えて競演した本当に充実の一夜でした!(しかも、この日は「定位置」のベストポジション「最前中央1番前」だったから、もう超最高でした〜☆☆)
Live Report #193 :LIQUID(140715)
2014.7.15 恵比寿 LIQUID ROOM
 
 久しぶりのワンマンは、リキッドルームが恵比寿に移転して10周年の記念ライヴ・シリーズの中で開催されました。
 東京で今年初めてのワンマンということもあってか、セットリストも以下のように久々に演奏する曲なども含めてバラエティーに富んだ構成になっていました。
 開演前、場内には伊丹十三監督の映画『マルサの女』のテーマ曲が何回も繰り返して流れていました。その時点では、それが「前フリ」だと気付かなかったんですけど、実は以前の『JUMP』のように本編の〈お遊び〉の「前フリ」だったんですね…。
 
  1. 暗黒屋
  2. Honnoji
  3. サンドペーパーざらざら
  4. 泥沼
  5. ポテトサラダ
  6. USODARAKE
  7. The Days Of NEKOMACHI
  8. HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
  9. 感覚的にNG
  10. はあとぶれいく
  11. SI・GE・KI
  12. 安眠棒
  13. You make me feel so bad
  14. COLD BEAT
  15. マルサの女(映画『マルサの女』テーマ曲)
  16. サイボーグのオバケ
  17. FRIDAY NIGHT
  18. 破裂音の朝
  19. RIFF MAN
  20. I Don’t Wanna Be With You
  EN1. マルサの女
  EN2. Asobi
 
 さて、今回も内容豊富で濃厚なライヴだったんですが、ZAZEN BOYSは翌日にもライヴがあって、そちらにも参加してきましたので、この日に関しては、翌日に演奏しなかった曲を中心に書かせていただきます。(両日ともにやった曲は、主に翌日分で書きます)
 まずビックリしたのは、『暗黒屋』からライヴが始まったことです!約半年ぶりのワンマンを、この曲でスタートさせるとは予想してなかったけど、いわゆる「ノリ易い曲」ではなく、このバンドならではの即興度数とジャズ・テイストが高い曲を「切り込み隊長」に起用したことに感動☆―――そして、そんなインタープレイも含め超カッコよかったっす♪
 テクの凄さに気付かないほどのスピードで駆け抜けた『サンドペーパーざらざら』に続く『泥沼』では、フロアの数箇所に振って〈ズボズボ遊び〉を。
 前半の第2ブロックでは、バンドとしては久々にやった重量感あふれる『The Days Of NEKOMACHI』とザラついてヒリヒリしたような触感が増幅された『感覚的にNG』が印象的でした。
 そして、14曲目という後半の早い段階で『COLD BEAT』がきたので、「あれっ、もう?」と思ったら、その後に〈本日の新鮮素材〉が用意されていたんです。―――そう、映画『マルサの女』のテーマです。一郎君のベースラインが牽引する中、向井さんのシンセが知ってる人にはお馴染みのフレーズ(たぶんオリジナルはテナーサックスか?)を奏で、そのテーマが少しずつ変奏されてうねります。そして、そんな演奏に絡めて「国税局査察部の者です。法人税法違反の疑いで強制捜査いたします。ご協力お願いします。」と言う向井さんらしい笑えるセリフのサービスが付いてました(^o^)(その「事後処理」(笑)として、次の『サイボーグのオバケ』では「〜予備校理事長」が「伊丹十三」に!)
 終盤は、これまた久しぶりの『FRIDAY NIGHT』を投入してフロアの温度を上げ、ハンパない『RIFF MAN』を新アレンジ(←詳しくは翌日分で)も含めて熱湯状態にしてから、ほんの少しだけ緩めて超久々の『I Don’t Wanna Be With You』で締めるという心憎い展開で、もうすんごい濃厚な本編でございました☆
 
 アンコールに応えて1曲目に演奏したのが、再び『マルサの女』で、これは去年夏の『JUMP』や冬の『女ぎつねon the Run』でもありましたが、予測してはいなかったから、「笑いながら大拍手」って気分(^o^) ―――そんな素敵なオマケも付いた楽しいワンマンでした♪
 最後に、すんごく個人的なことですけど、この日チケ番がめっちゃ悪かったので、いつもの「最前エリア中央3番目以内」という「定位置」に立てそうもなかったので、あえて最初から最後まで「遠巻きに後方」で立ってたんですが、ZAZEN BOYSのライヴで「後方」にいたのは5年ぶりぐらいだったから、めっちゃ違和感がありました。そして、そんな位置にいたことで発見したことがあります。それは、「フロアが意外におとなしい」ってこと。いっつも最前で飛び跳ねてたから、全然知らなかったけど、いつの間にこんな「おとなしく」なってたんだろ?なんか「大人の観客」って感じでビックリしちゃった!
Live Report #m-52 :B.Y.G.(140619)
2014.6.19 渋谷 B.Y.G.
 
 先日の宇都宮に引き続いて、今度は東京で向井さんのA&Eワンマンがありました!しかも、今回はキャパ80人程度のライヴスペースでの開催です!―――このハコは、向井さんがNUMBER GIRL解散後にソロ活動を始めた当初、何回かライヴをやっているんですけど、その時は「完全抽選制」だったので、残念ながら一度も当たらず、個人的に「憧れの場所」だったんです。
 そんな念願の場所で行われたライヴに、今回は参加できたので、それだけでもラッキーでしたが、内容もすんごく濃くて最高の一夜を過ごせました♪
 
 《第1部》
  1. 6本の狂ったハガネの振動[A]
  2. NEKO ODORI[A]
  3. YOUNG GIRL SEVENTEEN SEXUALLY KNOWING [A]
  4. CRAZY DAYS CRAZY FEELING[A]
  5. 感覚的にNG[A]
  6. WATER FRONT[A]
  7. SAKANA[E]
  8. 夏の幽霊[A]
  9. SI・GE・KI[A]
 10. KARASU[A]
 11. ざーざー雨[A]
 12. はあとぶれいく[A]
        ===休憩===
 《第2部》
  1. SENTIMENTAL GIRL'S VIOLENT JOKE[E]
  2. ZEGEN vs UNDERCOVER [E]
  3. 鉄風、鋭くなって[E]
  4. TATTOOあり[E]
  5. PIXIEDU[E]
  6. The Days Of NEKOMACHI[E]
  7. SUGER MAN[E]
  8. Sabaku[A]
  9. 前髪[E]
 10. OMOIDE IN MY HEAD[E]
 11. 自問自答[E]
 EN1:TRAMPOLINE GIRL[A]
 EN2:ふるさと[A]
 
 この日、向井さんは茶色の麦藁ソフト帽に半袖シャツ(←普段のステージではほとんど無地なのに、このシャツは緑と黒のブロックチェックで珍しく柄物!)という夏っぽい姿で登場しました。たしかに、まだ梅雨の中休みとはいえ初夏の暑さだったしな〜。
 さて、ライヴの選曲や構成などは、先日の宇都宮と大きくは変えていませんでしたが、もちろん場所や空気が変われば演奏も変化するわけで、この日も鮮度の高いライヴが展開されました。
 前回に引き続き、2部構成で曲目も多いため、ポイントピックアップ形式で書かせていただきま〜す。
 
・『感覚的にNG』の「なんか楽しいこと」では「女のふくらはぎ」が登場。そのフェチな感じがいい(^o^)
・前回以上に原曲を崩しまくりの『SI・GE・KI』では、またも「クラップユアハンズ」を要求して、うまく合わせられないフロアに「渋谷、だいじょうぶかい?」「ビートがないと、ノレまっせ〜ん」など「エセヒップホッパー」ぶりを発揮(笑)
・『KARASU』では、透明度を引き出すようなフレーズを増やした新しいアレンジが登場!
・今回アコースティックで演奏された『ざーざー雨』は、エレクトリックとは別の風味があり、めっちゃ新鮮で素敵でした☆
・この日向井さんのキーワードは「ふくらはぎ」らしく、『鉄風、鋭くなって』を演奏する前にも「ふくらはぎをモミモミされながら作りました」だって(笑)
・前回に引き続き、フリージャズ的要素が満載の『SUGER MAN』は、超カッコいい演奏だけでなく、「シュガー」を引き出す「甘い」という単語に関連して「新千歳空港の、お土産売り場、お菓子、甘い、甘〜い」などとツブやき、さらに「福岡空港の、お土産売り場は、からい、からい、からいのばっかり〜」など笑えるフレーズも満載で、曲の最後は「その男の名前は…、タモリ」と締め括りました。
 
 以上の本編を、改めて振り返ると、この日は第1部がアコースティック中心(Eは『SAKANA』のみ)、第2部がエレクトリック中心(Aは『Sabaku』のみ)という構成になってたんだな〜ってわかりました。
 そして、アンコール曲として、前回やってない『TRAMPOLINE GIRL』と『ふるさと』を両方ともアコースティックで演奏してくれたのも嬉しかったです(^o^)
 そんなこんなで、憧れの場所での初体験ライヴは収穫たっぷりでした〜♪♪
Live Report #192 :Milkyway(140609)
2014.6.9 渋谷 Milkyway
 
 地下1階から地上5階までフロアのほとんどがライヴハウスというロックなビルで、KING BROTHERS主催の5日間に及ぶイベント“喧嘩記念日5days×渋谷トウセンビル炎上”が開催され、その4日目のゲストとしてZAZEN BOYSが出演しました!
 記憶の限りでは、このハコにZAZEN BOYSが登場するのは初めてだと思います。フロアは縦に長く、入口からステージまでの距離は比較的ありますが、ステージ自体は横幅が狭くて、最前列10人程度のコンパクトな構造でした。
 対バンゲストとして先攻だったため、開場前にサウンドチェックは済んでおり、定刻5分過ぎぐらいで登場してきたメンバーは、すぐライヴをスタートさせました。
 
  1. Honnoji
  2. HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
  3. IKASAMA LOVE
  4. サイボーグのオバケ
  5. 泥沼
  6. COLD BEAT
  7. 破裂音の朝
  8. はあとぶれいく
  9. Asobi
 
 切れ味鋭い『Honnoji』の後半部では、「Life in the water」という歌詞が削られた分、「待ってる、待ってる」という繰り返しが増えてファンキーなアレンジが冴えてました。
 最近は単独でも演奏されるようになった『IKASAMA LOVE』で向井さんが行う恒例の〈フロア遠見〉では、ニヤつきながら何度も振り返りつつ、わざと「え?違ってた?」みたいな感じの表情をするパフォーマンスで笑いを誘っていました。
 キーボードに向かって始まる『サイボーグのオバケ』では、予備校理事長にKING BROTHERSを充て、お楽しみの〈パンツ対決〉では「艶っぽく言うとパンティー」などが登場(笑)。
 そして、次の『泥沼』では、「脱!脱!脱!」で始まるイントロ部分で、酎ハイ入りの赤いコップを手に何度もマイクに近付いては下手に戻るを繰り返し、その間時折「脱!脱!脱!」とだけ叫ぶものの、なかなか「アブラゼミがみんみんみん」で始まる歌詞部分に入らない超長尺のイントロを展開しましたが、向井さんと彼の温度を感じつつ微妙に変化する3人の演奏との呼吸が絶品で素晴らしかったです☆☆
 『COLD BEAT』の〈向井指揮者コーナー〉後半では、指名されたフロア女子がチャルメラ替え歌ソングを「腰砕け的」に歌ったのに対して「ナヨ〜〜ン」的演奏で応えるなど、臨機応変の楽しさがいっぱいでした。
 今回、ステージの前方に横長の「お立ち台」が設置されていたため、『はあとぶれいく』の終盤には、向井さんもそこに立って〈不良な絶唱〉をした後、後ろ姿で横移動する珍しいパフォーマンスもあり、締めの『Asobi』では、カシオマンも「お立ち台」の上で踊ってました。
 最後になりましたが、曲間のいわゆる「MC」で向井さんが喋った面白い話を2点だけ書いておきます。ひとつめは、前半:「KING BROTHERSから内容証明付の果たし状が届きましたので、8,000円入れて現金書留で返事を出しました」みたいな話―――。もひとつは、後半:「大好きな『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!』という映画の白石監督が、今日会場に来ているみたいで、さっき会ったんですが、バンドアパートの原にソックリなんです。ほんとソックリなんで、皆さんバンアパの原と間違えないようにして下さい」みたいな話―――。いずれも向井さんならではのスッとぼけた話でしょ〜(^o^)
Live Report #m-51 :宇都宮(140601)
2014.6.1 HEAVEN’S ROCK Utsunomiya
 
 今年も活発なソロ活動を展開している向井さんですが、なかなか全部はフォローし切れませんよね(泣)。でも、「宇都宮で1年ぶりのワンマン!」って聞いたら、もう行くっきゃないっす!そして、お金ないからもちろん新幹線なんか使わずにコトコト出掛けて参りました。
 今回も、前回同様フロアに椅子を並べた〈シッティング・スタイル〉での開催となっていて、後方約3列ぐらいが〈立見〉という状況でした。こりゃ速攻SOLD OUTするわ。
 そんなステージに、向井さんは無帽&Tシャツというラフなスタイルで登場し、休憩を挟んだ2部構成のライヴを展開しました。
 
 《第1部》
 1. 6本の狂ったハガネの振動[A]
 2. YOUNG GIRL SEVENTEEN SEXUALLY KNOWING[A]
 3. 感覚的にNG[A]
 4. CRAZY DAYS CRAZY FEELING[A]
 5. Delayed Brain[A]
 6. WATER FRONT[A]
 7. SAKANA[E]
 8. 夏の幽霊[A]
 9. SI・GE・KI[A]
 10. KARASU[A]
 11. ざーざー雨[E]
 12. はあとぶれいく[E]
        ===休憩===
 《第2部》
 1. SENTIMENTAL GIRL'S VIOLENT JOKE[E]
 2. 鉄風、鋭くなって[E]
 3. ZEGEN vs UNDERCOVER[E]
 4. TATTOOあり[E]
 5. PIXIEDU[E]
 6. The Days Of NEKOMACHI[E]
 7. SUGER MAN[E]
 8. Sabaku[A]
 9. 前髪[A]
 10. OMOIDE IN MY HEAD[A]
 11. 自問自答[E]
 EN1:ささやかな願い(by earstern youth)[A]
 EN2:開戦前夜[A](with one boy[E])
 EN3:KIMOCHI[E]
 
 以上のようにトータルで26曲に及ぶ約2時間半のライヴだったので、丁寧に書くと長過ぎちゃう気がしまして、今回はピンポイント箇条書きにて失礼致しまする。
 
・『感覚的にNG』の中間部分「なんかいいこと」で「女のマタグラ」について長々とツブやいていた。
・エフェクターを駆使した『SAKANA』は、いつになく「ノイジー」だった。
・今まで以上に原曲を崩して演奏された『SI・GE・KI』では、観客に手拍子を求めたが、あまりの即興的な崩しリズムに手拍子もバラバラだったが、それが演奏の味付けに役立っていた。
・フレーズをメモリーして重ねるなどして演奏された『ざーざー雨』(→個人的にはライヴ初体験♪)は、めっちゃ心に染みる素敵な1曲となりました☆
・第1部終了時に、トイレの案内までしてくれた。
・「隅田川に掛かる赤い橋。その上から屋形船を眺めながら作りました」みたいなコメントから『鉄風、鋭くなって』に入って『PIXIEDU』に至る〈NUMBER GIRLブロック〉は、切り裂くようなギターと共にマジヤバかった。
・個人的に1番の目玉かもって思った『SUGER MAN』は、原曲の即興ジャズ的なテイストを十二分に活かしてソロならではの演奏に仕立てたまさに「絶品」であった☆☆
・アコギ1本での『Sabaku』も、バンドとは全然違う感じで素敵だったです〜(^o^)
 
 そして、アンコール再登場して『ささやかな願い』を演奏した後、譜面台にある歌詞カードを何度もめくって探すパフォーマンスをしてから、『開戦前夜』の前奏部分をアコギで弾いてメモリー&リピートさせ、フロアの男子を指名してステージに上がらせました。そして、なんと向井さんのエレキギターを彼に渡して自由に弾かせて(彼も、見よう見真似で弾いてました)セッションするという今まで見たこともない展開になり、すんごく楽しくて刺激的なステージでした♪
 最後は、フロアの女子をステージに上げて、彼女の肩に手を掛けながら『KIMOCHI』をフロアと共に歌い(今回ご指名の彼女は、最後まで歌わなかった)、彼女をラチって(笑)袖に消えました。
 そんなこんなで、サプライズあり初体験ありの充実した濃厚な「餃子シティー」でございました〜(^o^)

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Last Updated: 2024/4/13 Sat.

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