ZAZEN BOYSを中心とした向井秀徳作品に関するコメントやライヴレポなどを書いております。
Live Report #201 :歌舞伎町(141004)
2014.10.4 新宿 歌舞伎町特設ステージ
 
 先日、ZAZEN BOYSライヴ参加200本目達成という嬉しい記念日を迎えましたが、これって当たり前ですけど終点じゃありません。すでに300本目に向かって時間は進んでいるんだな〜。そして、この日、新たなスタートとなる201本目のライヴ体験をしてきました!
 場所は、奇しくも200回目と同じ新宿でしたが、前回はLOFTという「室内」だったけど、今回は歌舞伎町の旧コマ劇場前広場に特設された「野外」ステージです。そう、このライヴは新しく始まった地域密着型のフェス“CONNECT 歌舞伎町 Music Festival”のプログラムでした♪
 
  1. Weekend
  2. HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
  3. RIFF MAN
  4. サイボーグのオバケ
  5. はあとぶれいく
  6. COLD BEAT
  7. 破裂音の朝
  8. Asobi
  9. KIMOCHI
 
 ライヴのスタートは、少しずつ夕闇が迫る16:40という微妙な時間―――。歓楽街のビルに囲まれたステージの上で4人の素敵な競演が始まりました!
 この日の1曲目は、前回久々に復活して嬉しかった『Weekend』で、〈振り向きパフォーマンス〉に替わって登場したギターをフィーチャーしたアレンジに、身体はウキウキです(^o^)
 初体験の方々に対する挨拶状のような『HIMITSU GIRL'S〜』を挟んで、早くも3曲目に『RIFF MAN』が登場!街のド真ん中の特設ステージだから、当然通行人にも「音漏れ」してるわけで、そんな人達の脳内電気もビリビリするだろうな〜って想像しながら演奏に酔いました♪
 続く『サイボーグのオバケ』では、「予備校理事長」として「深作欣二」を抜擢。映画好きの向井さんならではの選択に思わずニヤリ。もちろん〈パンツ対決〉もあったよ。
 後半皮切りの『COLD BEAT』では、インタープレイとして「チャルメラメロディー」を使わずに即興の素敵なセッションが展開されました☆☆
 いわゆる本編部分ラストに当たる『Asobi』では、軽いサプライズってゆ〜か新しい試みがありましたよ!今まで、いわゆる「原曲の歌詞」部分はあんまりイジってなかったんですけど、この日はロケーションに合わせて、「歌舞伎町で明け方まで飲んでいた男」という設定で、向井さんならではの情景描写を曲に乗せ語ってくれました。(例:飲んだ後、明け方6時ぐらいに「大阪屋」の「もんじゃ焼き」を食べたが、すぐ気持ち悪くなって口から「もんじゃ」が…)
 そして、「オマケ」として『KIMOCHI』を、序盤だけ4人の演奏&後半ギターリフメモリーで4人コーラス隊という形でプレゼントしてステージを去って行きました。
 
 今回は、ステージが道路の真ん中に特設されたので、ライヴが終わったミュージシャンはテント後方の「楽屋部分」から直接道に出てくるわけですね。そのおかげで、ライヴ終了後まもなくして出てきた一郎君・カシオマン、向井さんの3人とは、それぞれ軽く挨拶を交わすことが出来ました〜(^o^) (今回も、なぜか敦さんとは出来んかった)
Live Report #200 :LOFT(140926)
2014.9.26 新宿 LOFT
 
 まず最初に個人的なご報告をします。この日、俺にとってZAZEN BOYSのライヴ参加200本目を達成することが出来ました!めっちゃ嬉しいです(^o^)
 そんな個人的な記念日となった200本目のライヴは、“マイセルフ ユアセルフ”というイベントでしたが、出演した7バンドすべてが持ち時間45分で、たっぷりライヴを楽しめる企画だった上に、ZAZEN BOYSとしても久々に出演するLOFTという個人的にも大好きな最高のロケーション!
 そして、有り難い&おめでたいことにチケット整理番号も1番で、記念日を最前列で迎えることができたので、もう始まる前からワクワクしちゃいました。
 
 外のバーステージで前のライヴが行われている間に、メインステージにメンバーが登場してセッティング&チェックを開始―――。この日、このステージで他のセットチェンジはロールカーテンが下がって見えなかったんですが、なぜかZAZEN BOYSの時だけ遮断する幕がなかったので、それもめっちゃ嬉しかったです(^o^)
 ベースアンプのライン接続に不備があったらしく、一郎君とスタッフが修復する様子や、チェックが終わったカシオマンがストレッチをする姿や、向井さんが女性スタッフにドラムのマイクセッティングを指示したり自分で修正したりする様子も見られたし、サウンドチェックとして『Honnoji』後半部分の演奏もあって、本番前も幸せな時間が過ごせました!
 
  1. Weekend
  2. はあとぶれいく
  3. ポテトサラダ
  4. 天狗
  5. COLD BEAT
  6. HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
  7. RIFF MAN
  8. 破裂音の朝
  9. KIMOCHI
 
 さて、本編は、なんと久々の『Weekend』(7月のワンマンや音源が配信された大牟田ワンマンでもやってない)からスタートしました!順番に振り向くパフォーマンスがなくなった替わりに歯切れのいい新アレンジが加わって素敵にリニューアル!個人的にも大好きなこの曲で記念のライヴが始まるなんて、もう最高の気分でした(^o^)
 続く『はあとぶれいく』の終盤には、向井さんがフロア最前の「柵」に登って歌うサービスがあったし、次の『ポテトサラダ』では、「しっぽり、しっぽり」とか「しじみ汁、しじみ汁」とか連呼する楽しいアドリブもあったし、前半の最後は大好きな『天狗』で心身ともに踊って、素敵な時間が続きます。
 後半の皮切りは『COLD BEAT』から―――。この日は、中盤ブレイクした後、切れ味のいい〈向井指揮者コーナー〉を経て、〈チャルメラメロディー〉を導火線として久しぶりに長尺の即興インタープレイとなる《MATSURI SESSION》を展開!4人の楽器が攻防を繰り返しつつ絡み合ってうながり上がって、もうすんごく素晴らしかったです☆☆☆
 さらに、敦さんが加入した段階での原点とも言える『HIMITSU GIRL'S〜』、アレンジ改革で唯一無比の境地を研ぎ澄ました『RIFF MAN』と贅沢なご馳走が続き、セットリスト的な最後として、めっちゃ濃厚な『破裂音の朝』を脳内注入してくれ、ほんと最高に幸せ〜♪
 そして、本編最後はオマケとして『KIMOCHI』を、「前半は4人の凄まじい競演&後半はギターリフをメモリーリフレインして4人コーラス隊ヴァージョン」という形でプレゼントしてくれ、最後は向井さん自らVOXアンプの音量ツマミを操作してフェイドアウトするサービスでライヴは終了。
 
 もうマジで濃厚で、贅沢で、刺激的で、めっちゃ素晴らしい素敵な最高のライヴで200回記念日を過ごすことが出来て、さらにライヴの前後にメンバーの皆さんにも挨拶できたし(残念ながら今回敦さんとは直接話せず)、ほんとにほんとに幸せでした♪☆☆☆♪
Live Report #k-6 :duo(140925)
2014.9.25 渋谷 duo MUSIC EXCHANGE
 
 向井さんが関わっている音楽活動の中で、ZAZEN BOYSやアコエレ名義のソロに比べてKIMONOSは極端にライヴが少ないので、たまにあっても参加できないことも多く、今回はめっちゃ久しぶりに(→てか、なんと約2年ぶり!)ステージでの演奏を体験して参りました!
 その個人的に超久々のライヴは、“宇宙旅行vol.4”というイベントで、オープニングアクトとしてYogee New Wavesが5曲演奏した後、メイン対バンの女子2人によるヒップホップユニットCharisma.comの楽しいステージに続いて始まりました。
 
  1. Miss
  2. Sports Men
  3. Yureru
  4. Friday Night(Fruity?)
  5. No Modern Animal
  6. Mogura
  7. Soundtrack To Murder
  8. Tokyo Lights
 
 久々に体験した今回のライヴも、向井さんはエレクトリック・ギター一本のみで、キーボードやスイッチングはレオ君が担当というセッティングでした。
 ゆっくりと滑り込むように『Miss』からライヴは始まり、「カバー曲をやります」とレオ君が告げて『Sports Men』を演奏し、スロー&メロウな『Yureru』になる展開―――。
 ここまで、向井さんのギタリストとしての魅力を堪能しながら、久しぶりに味わうKIMONOSの世界に浸っていましたが、次に俺にとってサプライズな出来事が!そう、今まで一度も聴いたことのない曲が登場しました!
 おそらく何度かのライヴチャンスを逃していた2年間に披露された曲かと思いますが、俺にとっては初体験の曲で、たぶん『Friday Night』というタイトルだと思います。(レオ君がそう紹介したように聞こえたけど、歌詞の中には「Friday」も「Fruity」も出てきたので『Fruity Night』かも…)この曲は、ZAZEN BOYSの同名曲とはまったく別の曲で、2人が交互にヴォーカルを取るんですが、チョイ悪風に小節を効かせて歌う演歌っぽいテイストも混じったエロくて素敵な曲でした♪
 後半は、紹介もないまま当然のごとくサポート・ドラムの白根賢一氏が登場して、2人の演奏に加わりました。
 久しぶりで味わう『No Modern Animal』のオリエンタルな空気も素敵だったけど、アレンジが変ってビート感が増したような『Mogura』と、スローテンポで始まり、うねるように上昇して行く『Soundtrack To Murder』は、めっちゃ刺激的でした☆
 そして最後は、渾身の『Tokyo Lights』でエネルギッシュに締めてライヴ終了―――。俺にとって約2年ぶりのKIMONOSライヴは、魅力的な選曲と個人的サプライズもあって、すんごく素敵な一夜になりました(^o^)
 
Live Report #199 :StarFes.(140920)
2014.9.20 幕張海浜公園内 特設ステージ
 
 海外から来日したヒップホップ系のアーティストを中心にラインナップが組まれた野外フェス“Star Fes2014”にZAZEN BOYSが初参加!―――最寄り駅は年末のフェスでおなじみ幕張ですが、今回の会場は海浜公園の中だったので、ステージエリアのすぐ隣に海が見える素敵なロケーションでした。
 今回、ZAZEN BOYSはメインステージのトップバッターだったので、砂浜に立って見上げるステージに登場したのは11:20頃で、ローディーの峯さんもなんか眠そう(笑)。メンバーが楽器をチェックする中、敦さんがバスドラムのマイクセッティングを気にして向井さんが修正するなどして、ほぼ定刻の11:30にライヴが始まりました!
 
  1. HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
  2. RIFF MAN
  3. COLD BEAT
  4. 天狗
  5. はあとぶれいく
  6. 破裂音の朝
  7. サイボーグのオバケ
  8. KIMOCHI
 
 野外の開放的な空間だけに、なんだか音の響きも少し違って聞こえましたが、そのせいもあって皮切りの『HIMITSU GIRL'S〜』も新鮮!午前中にブチ込まれる『RIFF MAN』も、すんごく刺激的です♪
 早くも3曲目にカマされた『COLD BEAT』では、要所を突く感じで〈向井指揮者コーナー〉をピリッとまとめ、「チャルメラソング」の替え歌では、一郎君を前に出させて歌わせた後、砂浜に立つ我々に歌わせるなど初体験の方々へのサービスもたっぷりでした。
 集まった人々への謝辞コメントに続いて『破裂音の朝』を濃厚に演奏した後、「最後に〈パンツの歌〉をお聞きください」と言って『サイボーグのオバケ』に入ります。楽しい〈パンツ対決〉もあったし、「パンツ一丁になって、そこの海にお入りください」みたいなことも言ってました(笑)
 内心「この曲で最後なんて超レアだな〜」って思ってたら、曲が終わると「ほんとに最後にもう1曲やります」みたいに言ったので、ちょっと得した気分(^o^)。そして始まった『KIMOCHI』では、前半を〈楽器格闘技〉的なバンドヴァージョンで演奏し、後半は向井さんのギターリフをメモリーして繰り返し流す中、メンバー全員が横一列に並んで歌う「ムード歌謡コーラスグループ」ヴァージョンで楽しませてくれ、最後は砂浜フロアにも「ケイアイエムオー、シーエイチアイ」と歌わせて去っていきました。
 
 向井さんもライヴ中に「午前中からお集まりいただきまして…」と言っていましたが、数々のフェスやイベントに出演してきたZAZEN BOYSも、午前中の登場は極めて珍しいので、そういう意味でも新鮮でした♪
Live Report #198 :nest(140827)
2014.8.27 渋谷 O-nest
 
 以前向井さんがソロで競演したMC&Gt.の2人ユニットMOROHAによる対バン企画にZAZEN BOYSが出演!。ライヴ会場となったnestは、アコエレとして何度も登場していたので気が付かなかったんですけど、実はZAZEN BOYSとしての出演は初めてみたいなんですね。(←たぶん…。「違う」っていう方はお知らせください)
 それはともかく、ステージとフロアを仕切る柵のないコンパクトな構造で大好きなハコでZAZEN BOYSのライヴを最前で体験できるなんて至福の時間ですよね!そんなライヴのセットリストは、こんなでした―――。
 
  1. RIFF MAN
  2. HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
  3. USODARAKE
  4. COLD BEAT
  5. サイボーグのオバケ
  6. 破裂音の朝
  7. はあとぶれいく
  8. 天狗
  9. Asobi
 
 この日の向井さんは、珍しく黄色いシャツ(半袖で裏地が緑色)を着て、グレー系でサイドポケットが付いたパンツをはいてました。そのせいか、何度もライヴ中にシャツを指差すなどして「黄色くてすいません」って言ってました(笑)
 ライヴは、圧倒的な迫力と気合いが漲る『RIFF MAN』からスタート!唯一無比の『HIMITSU GIRL'S〜』を経て、前回の野外ではやらなかった『USODARAKE』の突き刺さる歌詞に感電しているうちに早くも序盤が過ぎてしまいます。
 中盤の皮切りとして選ばれた『COLD BEAT』では、何度体験してもワクワクする〈向井指揮者コーナー〉に加えて、今回は映画『ランボー』などの戦闘シーンで見られるマシンガンに銃弾を補充してブッぱなつアクションを取り込んでフロアを沸かせてくれました。
 続く『サイボーグのオバケ』では、〈パンツ対決〉の後で原曲部分に戻る際「敦さん→一郎君→カシオマン」の順で「ワンツースリーフォー」とカウントするなどライヴならではの楽しさが満載!
 そして、終盤―――。『はあとぶれいく』で、向井さんが後半にギターアンプの上でヤンキー座りをして歌った後、「(公式サイトで)大牟田Fujiでのライヴ音源を配信しましたので、お聞きください」と告知してから『天狗』に。最後を締め括る『Asobi』の中盤には、吉兼さんがバスドラムの上に乗って新しい「大五郎マラカス」を振るなど、演奏以外のサービスもたっぷりで、めっちゃ楽しくて刺激的なライヴだったです♪

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Last Updated: 2024/2/29 Thu.

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